維新の党の執行部は、大阪市の橋下市長が近く結成する新党側の議員らが党員名簿の返還に応じず、不法に所持しているとして、名簿の引き渡しを求める訴えを、30日に大阪地方裁判所に起こしました。 こうしたなか執行部側は、新党側が党員名簿の返還に応じず、不法に所持しているとして、30日に名簿の引き渡しを求める訴えを大阪地方裁判所に起こしました。 松野代表は国会内で記者団に対し、「代表選挙を実施する党務に支障が出ている。本当に断腸の思いだが、名簿を返してもらいたいという思いで提訴に踏み切った。新党側が所持している銀行口座の預金通帳や印鑑の返還も求めていく」と述べました。 一方、新党側が、維新の党の代表としている馬場伸幸衆議院議員はNHKの取材に対し、「われわれが正式な執行部であり、名簿をお渡しする理由はない。代表選挙は松野氏らが勝手に言っていることであり、コメントすることはない。司法の場で判断していただ
自民党大阪府連は30日、大阪市中央区の府連本部で党紀委員会を開き、共産党系の市民団体の集会に参加し、大阪ダブル選での支援を呼びかけた同党の柳本卓治参院議員について、中山泰秀会長(衆院議員)からの口頭での厳重注意処分とすることを決めた。 党紀委員長の吉田利幸(としたか)府議によると、ダブル選で自民府連は共産への支援要請はしないと決めており、卓治氏の行動が府連の方針に反すると判断したという。卓治氏は、大阪市長選に立候補する元自民市議の柳本顕(あきら)氏(41)=無所属=の叔父で自民府連元会長。 ダブル選で共産は「大阪維新の会の政治を終わらせる」として独自候補擁立を見送り、自民推薦の立候補予定者への自主支援を表明している。 集会は、共産も加盟する政治団体が29日に大阪市内で開催。卓治氏は「反大阪維新」勢力結集を訴え、山下芳生(よしき)共産書記局長と手を握って掲げるなどした。 卓治氏は5月の大阪都
11月の大阪府知事、大阪市長のダブル選を控え、共産党が加盟する政治団体が29日に開いた大規模集会に自民党参院議員が参加し、「反大阪維新の会」での連携を呼びかけた。自民党本部などには「呉越同舟」に否定的な見方も強いが、大阪都構想を廃案に追い込んだ枠組みの再現に向け、背に腹はかえられぬようだ。 大阪市の中央公会堂で開かれた「さよなら維新政治10・29府民大集合」には、約1700人が集まった。自民党の柳本卓治参院議員が「飛び入り」であいさつした。同党の市長候補で、おいの柳本顕(あきら)前市議(41)と知事選候補の栗原貴子府議(53)の名を挙げて「党派を超えてオール市民で、オール府民で、このダブル選を共に頑張ることを誓う」と宣言した。約5分間の演説の後、壇上で共産党の山下芳生書記局長とがっちり握手し、会場を去った。 山下氏は「自民党が好きとか嫌いとか、共産党が好きとか嫌いとか、言うてる場合やない。
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