IT(情報技術)を駆使、携帯電話機の精密金型を高速製造して金型産業の革命児といわれながら2009年2月に負債総額約147億円で経営破綻したインクス(東京・中央)。金融危機後の世界的な不況による需要減の直撃を受けたモノ作りベンチャーの挫折を象徴した倒産だったが、インクスが提起した生産工程革命の手法は今、日本以外で注目を集めている。インクスは1990年、三井金属で米クライスラー車のドアロックを設計
第149回 有限会社オリンポス 代表取締役CEO 四戸 哲 Satoru Shinohe 1961年、青森県生まれ。幼少の頃から、地元で有名な“模型飛行機少年”だった。9歳で、飛行機の設計士になること決めていたそう。日本大学理工学部航空宇宙工学科に進学し、上京。サークルは、日大航空研究会に所属する。大学時代、飛行機に熱中する傍ら、翻訳やイベント企画など、さまざまなアルバイトを経験。将来につながる、多くの人脈を構築した。大学卒業後は就職せず、日本のスポーツ航空機業界の再建・創出を目指し、起業。1985年、恩師の木村秀政博士を顧問に迎え、有限会社オリンポスを設立、代表取締役に就任した。以来、四半世紀にわたり、日本唯一の飛行機開発メーカーとして、同社の経営を続けている。東京・青梅市の同社本社兼工房は、日本各地から、飛行機づくりに魅了された技術者、学生たちが集うサロンとなっている。 ライフスタイル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く