GREEが突然、中国からの撤退を決定し、中国でも大きなニュースになっている。同社が先日、発表した2013年1~3月期の連結決算では、純利益が前年同期比65%も減少。テコ入れのため、中国からの撤退を決めたようだ。北京にある同社中国オフィスは6月28日に全業務を終了させると発表したが、130人あまりの従業員の補償や処遇をめぐっては、同社役員が従業員に囲まれて吊し上げを喰らうなど(中国メディア)、ひと波乱ありそうだ。 そんななか、北京の夕刊紙『京華時報』(21日付)によると、従業員が同紙の取材に応じ、補償内容の一部が明らかになったという。GREE側が提示した補償内容は、「勤続年数×年収」プラス、2~3か月分の給与を合算した金額を支払うというもの。ただし、GREE中国は2011年7月にオフィスを開設しており、勤続年数がどう計算されるかは不明だという。さらに同社では従業員の残業が多く、提示された補償