第6回で説明したとおり、ETFとはインデックス型の投資信託を株のように個人で売買できる、いいとこ取りの金融商品のこと。 株の場合は、ひとつの銘柄(=会社)の価格が市場で取引されることによって決まるのに対して、インデックスとは、指数と同じ値動きをするように設計された金融商品。例えば、日本の東証一部上場企業約2000銘柄のうち、全銘柄を時価総額で加重平均した指数は「TOPIX」、そのうち225銘柄の株価を平均した指数は「日経平均」となる。 どの指数を採用するかでETFの銘柄は異なり、日本の株式市場を対象にしたものは「国内株ETF」と呼ばれる。ほかにも、アメリカの代表的な株価指数である「NYダウ平均株価」や、先進国・新興国などの株価指数に連動する「外国株ETF」も存在。また、株以外にも、不動産投資信託や国内・外国の債券、金や原油などの商品価格の指数に連動するETFもある。 これら、種類が多岐にわ
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