ブックマーク / www.technologyreview.jp (4)

  • EVシフト、充電部門閉鎖で明らかになった「テスラ頼み」の危うさ

    電気自動車(EV)用の充電ネットワーク設置を主導してきたテスラは先日、充電部門のメンバー全員を解雇した。充電器の増設はEV普及に不可欠であり、気候変動対策に必要なインフラの構築を特定の企業に依存する危険性を浮き彫りにしている。 by Casey Crownhart2024.05.16 13 9 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 世界最大の電気自動車(EV)メーカーであるテスラ(Tesla)が先日、充電部門のメンバー全員を解雇した。 このタイミングでの同社の動きは、まったく不可解だ。一刻も早くEV用充電器を増設する必要があり、テスラは充電器の設置を積極的に進めてきた。充電ネットワークを他の自動車メーカーにも開放し、自社が開発したテクノロジーを米国における事実上の標準として確立している最中での解雇である。現在、この影響を受けて、新たなスーパーチャージャー(同社が展開する

    EVシフト、充電部門閉鎖で明らかになった「テスラ頼み」の危うさ
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    a-design-for-life 2024/05/18
    急速充電器の利用料金を利益が出るような価格にするとガソリンエンジン車に対する経済的優位性はなくなるだろう。BEVは日常的には普通充電を使い、非常時だけ急速充電を使うべきなのかもしれない。
  • 水素は万能か? 脱炭素のための現実的な利用法

    水素は地球温暖化ガスの排出量を削減するためのツールとして、多用途での利用が期待されてきた。だが、ここに来て、クリーンな水素をどの用途に使うかが重要だと考えられるようになってきた。 by Casey Crownhart2024.05.02 8 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 エアフライヤーとしても使えるオーブントースターや、髪を巻くこともできるドライヤーなど、1台で何役もこなすツールには紛れもない魅力がある。 気候問題の世界では、水素がおそらく究極のマルチツールだろう。水素は燃料電池や燃焼機関に使用することができ、脱炭素を実現するためのスイス・アーミーナイフと呼ばれることもある。私はこれまで、製鉄、自動車、航空など、水素を利用する取り組みについて記事を執筆してきた。そして新しい記事では、水素鉄道の可能性を探っている。 水素は1つでいくつもの役割を持つツールかもしれな

    水素は万能か? 脱炭素のための現実的な利用法
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    a-design-for-life 2024/05/05
    既にバッテリーでの運用にある程度目処が立っている乗用車に水素を使う必然性は低く、現在ではバッテリーでの運用が困難な大型のトラックや航空機で水素燃料を使うべき。
  • プラグイン・ハイブリッド、想定以上の環境負荷のなぜ

    プラグイン・ハイブリッド車は、電気自動車(EV)への移行用として販売されることが多い。しかし、欧州の新しいデータは、プラグイン・ハイブリッド車の排出量を過小評価していることを示している。 by Casey Crownhart2024.04.01 3 8 プラグイン・ハイブリッド車は、ガソリン車の利便性とバッテリー電気自動車の気候上の利点を兼ね備えた、理想的な自動車とされている。しかし、新たなデータによると、公式に発表されている数値の中には、プラグイン・ハイブリッド車の排出量を著しく過小評価しているものがあることが分かった。 欧州委員会(EC)の新たな実走行データによると、プラグイン・ハイブリッド車の二酸化炭素排出量は、公式発表の推定値のおよそ3.5倍になっている。この違いはドライバーの習慣に大きく関係している。人々はプラグイン・ハイブリッド車を充電したり、電気モードで運転したりすることが予

    プラグイン・ハイブリッド、想定以上の環境負荷のなぜ
    a-design-for-life
    a-design-for-life 2024/04/01
    そもそも欧州メーカーのPHEVはストロングハイブリッドをベースにしたものではない。なのでEV走行用のバッテリーが尽きると重い分だけ普通のガソリン車よりも燃費が悪くなる。ルノーのハイブリッドの方がまともでは。
  • ハイブリッドはアリか? EVに関する読者の質問に答える

    電気自動車は今後、気候変動に対処するために大きな役割を果たすことは間違いない。この記事では、充電器からハイブリッド車まで、電気自動車に関して読者の多くが抱いているであろう3つの疑問についてお答えする。 by Casey Crownhart2024.03.11 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 私は車を持っておらず、運転もしないが、それにしては車について多くのことを考えている。 私は多大な時間を費やして輸送全般について考えている。輸送は世界の二酸化炭素排出量のおよそ4分の1を占めており、気候変動に対処するためにクリーンにすべき最大分野のひとつだからだ。そして、世界の多くの地域で、通勤、通学、料品の買い出しに使われている車は、この問題の非常に大きな部分を占めている。 MITテクノロジーレビュー[米国版]のイベントで、私は編集部の同僚と、バッテリーの未来やバッテリー

    ハイブリッドはアリか? EVに関する読者の質問に答える
    a-design-for-life
    a-design-for-life 2024/03/14
    ガソリンハイブリッドの燃費向上の主要因は回生よりも、エンジンの熱効率が低い領域を使わないこと。 “回収しなければ無駄になってしまうエネルギーを回収する小型バッテリーを備え、これが燃費を向上させるが、”
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