社会に埋もれた宝を発掘するプロジェクト 世の中に眠っている“あるもの”を見出し、活用することを推進するプロジェクト。 リセットが必要な今だからこそ、たくさんのチャンスもある。 『東京R不動産』 建築に興味がある人ならで、知らない人はほぼいないだろう。 この東京R不動産の取り組みは、 眠っている“あるもの”に光をあてて、命を引き込んだ典型例。 え、普通すぎるって? まあ細かいことは言わない。 たしかにそんな文句を言われても仕方がないぐらいメジャーな存在だろう。 「まだ人が気づいていない“あるもの”に着目して成りあがろう」 というこのプロジェクトには『意外性』が必要なわけだ。 その肝を欠いてしまっていることは素直に認めるとしよう。 あ、そういえば、このプロジェクトは、 成り上がりを目的にしているわけでもないか。 矢沢永吉じゃないしね。 (若い人にどれぐらい通じるのか・・・) 東京R不動産の事例
これからの日本のために 「シェア」の話をしよう 作者: 三浦展出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2011/02/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 119回この商品を含むブログ (14件) を見る 先日、『シェア <共有>からビジネスを生み出す新戦略』 レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース著の感想をエントリーしたが、 なら、日本はどーよ。ってなわけで 『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』三浦展著を読む。 ぼく的には作者の書いたものの中ではピカイチ。 「シェア」に関してもやもやしていたものを、 明確に整理整頓、仕分けしてくれる。 以下、引用と感想。 「地域社会、企業、家族がすべて弱体化した現在、 また新しいコミュニティが求められている。 シェアは、そのコミュニティづくりのひとつであると言える」 シェアハウスが空間のシェアなら、マインドシェアだ
→紀伊國屋書店で購入 「シェア型消費からシェア型社会へ」 奥付によると、本書の発行日は2011年2月25日となっている。つまり東日本大震災が起きる2週間前である。「シェア」という消費形態への移行を踏まえつつ本書は書かれているが、3・11により、「シェア」せざるを得ない状況が立ち現れ、さらに「シェア」することが生み出す価値がクローズアップされた。図らずも本書が提起するものの意味はさらに大きなものになったといえる。 著者の三浦展(みうら・あつし)氏は消費社会研究家、マーケティング・アナリストで、『下流社会』(光文社新書)に代表されるように、社会状況を鋭く分析した書籍や新しいライフスタイルや消費生活を提案する書籍を数多く出版している。 多くのデータや図式を駆使しながらも、著者の主張は至ってシンプルで「私有主義的消費からシェア型消費へ」というものだ。実のところ、著者は「共費」という概念を用いて10
これからの日本のために「シェア」の話をしよう 三浦展 NHK出版 2011年2月 図書館本 非常に面白い、示唆に富んでいると思う。 まだ僕自身の理解不足かもしれないが「シェア」は共有とは訳さないほうが良いのだと思う。私有に対する共有とは違う文脈の中に存在する「シェア」というイメージであり、価値観なんじゃないかな。 団塊世代とそれを引き継ぐ高度成長期(バブル)経験世代の価値観は郊外の一軒屋であったり高層マンション所有であったり、自家用車の所有であったりする(特に都市居住者)。しかし、借金してまで家を所有したり車を持つことに価値を見出さない若者が増え(決して貧困層でないにもかかわらず)ている現状。 三浦さんが指摘するように日本全国には空き家空き部屋が800万(首都圏200万戸)あるという現状でシェアハウスが流行している。またレンタル出来るならレンタルで身の回りも用意してしまう。 あるいは時間貯
トレンドに敏感な方や勉強熱心な方であれば、すでに聞き飽きたかもしれま せんが、これからの消費を語る上で「シェア」という用語は外せないキー ワードとなりそうです。例えば「家」、「車」、「ブランドもののバッグ」 など、ついこのあいだまでは働いて余裕ができたら私有したいと誰もが思っ ていたものに対して、レンタルでもいいやと思う人が多くなっています。 その理由には、若い人の収入が減り、年金を初めとする社会保障への信頼が ゆらいでいることももちろんあるでしょう。しかし、本書を読めば、このト レンドはそのような後ろ向きの理由だけに限らないということが分かります。 例えば、家をシェアするシェアハウスやルームシェアは賃料だけ見れば必ず しも安くありません。しかし、誰かが家にいてくれる安心感があります。会 話をし、作った食事をおすそわけするような疑似家族的ぬくもりもあります。 違う価値観を持つ人たちと触れ合
2024/01 1234567891011121314151617181920212223242526272829 2024/03 今朝の新聞の小コラムに「シェア」という言葉についてこんなことが 書かれていました。 もっともシェアの本義は、「分かち合い」あるいは「共有」だ。 消費社会研究家の三浦展さんは、その本来の意味で、今は「シェア」 の時代になったという(『これからの日本のために「シェア」の話を しよう』NHK出版) みんなで何をするか、何に共感するかが重視される。 確かに若い人を中心に自動車や住居をシェアする動きが、少しずつ 広がっている。 東日本大震災発生後、「絆」という言葉が盛んに使われた。 「シェア」の言い換えといっていい。 広い意味でリサイクルなどの中古品や骨董の類も「シェア」という 言葉に包含されているのではないかと改めて思い至ります。 不用とされたモノにも誰かが何らかの
秋田県横手市の美容室シェイプのチョッといいですか? 秋田県横手市にある美容室☆オシャレでかわいいショート、スッキリ柔らかいボブ、優しい雰囲気のパーマが得意で、炭酸、オーガニック、ドライカットが大好きなヘアサロン 美容室シェイプの新田正道の奮闘日記です☆ 定休/毎週月曜 5~6年前に「下流社会」などの話題作を生み出した アナリスト三浦展(みうら あつし)さんがだした 「これからの日本のために(シェア)の話をしよう」NHK出版 ってゆう本をやっと、みれました。 内容は シェア型の消費や最新事情についてなんですが カーシェアリングやシェアハウスなど、 必要なものだけを所有して、あまり必要でないのは 共同で済ます。。。。みたいな。。 have(所有、私有)⇒be(自分探し)⇒share(分配、分担、共感) へと、時代が変化している うーん。 これからの日本はシェアする時代なんですね。 なんか、ある
朝から新幹線で名古屋へ。一般的には早く済んだと言えるが若干手間取った。夕方Kさんと合流して、ちくさ正文館およびウニタへ。夕食を食べて新幹線で戻る。 『国家と民主主義』竹内芳郎(現代評論社) 『現代ミクロ組織論』二村敏子編(有斐閣ブックス) 『政治的なものについて』シャンタル=ムフ(明石書店) 『アイデンティティと時代』山田正行(同時代社) 『原発とヒロシマ』田中利幸+ピーター=カズニック(岩波ブックレット) 『脱原子力社会へ』長谷川公一(岩波新書) 『パリ五月革命』西川長夫(平凡社新書) 『不惑のフェミニズム』上野千鶴子(岩波現代文庫) これからの日本のために 「シェア」の話をしようposted with amazlet at 11.10.13三浦 展 NHK出版 売り上げランキング: 34162 Amazon.co.jp で詳細を見る「シェア」一般ではなく、主に住むことのシェアの話だった
つながりたいが、しばられたくない 「希望のつくり方」(玄田有史 岩波新書) 社会学の「ウィーク・タイズ(Weak Ties)」ウィークとは「弱い」とか「緩やかな」という意味で、タイズとは「つながり」や「絆」を意味する言葉です。・・・自分と異なる情報を持っている人とのゆるやかなつながりが重要だというのです。この自分とちがう環境にある人との、たまに会う程度のゆるやかなつながりが、ウィーク・タイズです。 「これからの日本のために『シェア』の話をしよう」(三浦展 NHK出版) 個人としてのプライバシーがありながら、人と会いたいときは会える、そういうゆるやかなつながり、「つながりたいが、しばられたくない」関係を求める気持ちが強い若い世代には、ぴったりのスタイルなのだ。 地縁・血縁・社縁といった共同体の絆は、弱いものを強いものが助ける役目を果たしたが、それらの絆が弱体化し、ばらばらになり、格差が拡大し
感動を共有する。 今の若者は所有を求めないのではないかというテーマで書かれた、三浦展氏の『これからの日本のために 「シェア」の話をしよう』という本がある。カーシェアリング、ルームシェアなどなど、わざわざ高い維持費のかかる消費はしたくない。ブランド物はいらない。でも、自分の感じた感想などはSNSで発信共有したい。などなど、今時の若者の消費嗜好から、これからの消費の未来を考えるという内容であった。別にこれから、この本の書評をするつもりは更々無いが、これからシェアというキーワードから、サッカーの楽しみ方を考えていく。 ポイントは以下の通り。 ①サッカーは人と人を繋ぐ。 ②試合の内容をシェアすることで人と人はお話ができる。 ③①、②をまとめるとサッカーを通じて感動を共有する。 ①について。 サッカーは、人を繋ぐものだと最近思うようになった。サッカーについてお話をするためには仲間が必要だ。 学校では
三浦展さんが書いた「シェア」本ということで、読んでみました。 本書の構成は以下のとおり 序章 シェアとは何か 第1章 なぜ今日本に、シェア型の価値観、行動が必要なのか? 第2章 すでに広がっているシェア型の消費とビジネス 第3章 シェア型ビジネスによるコミュニティの活性化 第4章 シェア型経済をリードするのはどんな人か? 第5章 無縁社会からシェア社会へ 「シェア」っていうと、縁遠く感じるけど、地域のコミュニティやITを通じたコミュニティがちょっと形を変えて復活したと捉えると、しっくりとくる。 いろいろな人との付き合いが生まれると、余った物をあげたり、もらったりする機会が増えるので、余計な物を新しく買わなくて済むし、最小限の物があれば暮らせるようになる。 確かに、子供服やおもちゃは、友人や地元のネットワークでどんどんもらったり、あげたりする機会がグッと増えた。 「所有する」のではなく、「必
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