P・W・シンガーの本を読む企画第3弾にして最終回。 『ロボット兵士の戦争』→『戦争請負会社』→『子ども兵の戦争』と読んできた。実際の刊行順は、『戦争請負会社』→『子ども兵の戦争』→『ロボット兵士の戦争』である。 *1 本書は、先に読んだ2冊とは多少雰囲気が異なっていた。 無人兵器やPMFには、どこかワクワクさせるところもあるというのは否めない。ワクワクまでしなかったとしても、そこまで悲惨な話に直面するわけではない。一方、子ども兵の話は、読んでいて楽しくなるようなものではない。 本文中には、匿名で多くの子ども兵や元子ども兵たちの言葉が引用されている。そこに添えられた年齢と、彼らの言葉には何よりも胸をしめつけられるだろう。 それから、シンガーによる提言により多くがさかれている。 『ロボット兵士の戦争』ではほとんどなかったし、『戦争請負会社』でもそれは全体から見ればわずかであったが、こちらでは本
現代においてシンガーは必読書に数えられると思うが、今まで読んでいなかったのをようやく読めた。残り2冊もなるべく早いうちに読む*1。 とりあえず、タイトルを見て通り、ロボットで戦争である。このどちらかに興味ある人は、あるいは興味がなくても読むべき一冊。 著者のシンガーは、『戦争請負会社』や『子ども兵の戦争』で知られる政治学の研究者だが、この本ではそうした政治学者としての面と、ロボットものや戦争ものでワクワクした子どもの頃の面が混じり合っているように思う。それがよいバランス感覚になっていると共に、読み物としても魅力的にしている。 解説の森山和道によれば、まあロボットか軍事かに興味持っている人にとっては特に目新しいことは書いてないよとのことだが、自分はアメリカのロボットはあまり知らないのでその点でも面白かったし、またエピソードやトリビア的なネタも豊富で楽しみながら読み進められる。 それから、米軍
ロボット兵士の戦争 P・W・シンガー NHK出版 人生で初めてロボットと認識したものは何だろうか。 ぼくは間違いなくドラえもんだったと思う。 まぁ世代によってはアトムだろうし、009だろう。 実写で初めての印象はターミネーターだった。 そして、ターミネーターの世界では人間とロボットが対立していて、そこは荒廃した世界だった。 のび太君がしずかちゃんをゲットする幸せな未来なのか。 ターミネーターがサラ・コナーを殺しにくる未来なのか。 それとも、僕らはとっくにらりるれろに支配されているのか。 今考えられるロボットと人間の近い近い未来を予測した本です。 とはいえ、介護ロボットなんかは出てきません。 あくまでも戦場でロボットがどうなるのか、それが戦争に、人間にどう影響を与えるのかの話がメインになっています。 本筋からは少しずれるんだけど、印象的だったのは911やアフガン、イラクなんかをはじめとしてア
読書NHKスペシャルで「貧者の兵器とロボット兵器」が放送されたのは、昨年、2010年10月だった。 それから半年後、日本でこれらのロボットが活躍しているとは想像もしなかった。 日本にやってきたロボットたち。 アイロボット社 ウォーリア―アイロボット社 パックボットキネティック社 タロンキネティック社 ドラゴンランナー NHKの放映後すぐに、わたしはアマゾンで「ロボット兵士の戦争」という本を買った。 そこには、まったく知らない世界が描かれていた。 2003年のイラク侵攻当時、使われた地上ロボットはゼロ。2008年末には約1万2000台がイラクで使われていた。「大ロボット軍が生まれつつある」と、ある将校は言った。アイロボットは世界的に成功することになるふたつの製品を開発した。ひとつはルンバ、市場に出回った掃除機ロボットの第一号だ。アイロボット社のもうひとつの大ヒット製品は、バックポットだ。アイ
年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。 (日本政府から米国務省への要請で、福島に送り込まれたと報じられている軍用ロボット「ドラゴン・ランナー」 米海兵隊向けに開発された戦車のような無限軌道走行型の小型ロボットで、屋内の偵察や車両底部の不審物探査などの任務に適しているとされています。今回は、原発内部に入り込み、詳細な破損状況の確認などに使われることが想定されています。 “flickr”より By Defence Images http://www.flickr.com/photos/defenceimages/4604399402/ ) 【「官邸側の反応が鈍い」】 東日本大震災の救援・復興、福島第1原発の事故対応については、相変わらず厳しい状況が続いています。 官邸を含め、関係者が連日必死の努力をされていることは疑いませんが、
こんにちわ こんばんわ 終業式が終わった い澪です(°∀°)b 今日から春休みの自分なのですが・・・ 自分には春がこないんですよねwww 最近 思ったのですが!! 自分 水泳部かバスケ部か弓道部の女の子が好きなことに・・・ 「何なんだww」 今日は、計画停電が18時ごろからあったのでブログのネタ探しが出来なかったよ(´・ω・`) 計画停電などがあるおかげで・・・・ 生活が少しだけ変わってきましたww 計画停電表=〉http://110chang.com/rinban/ 「エヴァンゲリオンのヤシマ作戦みたいに作ってあるサイトなのでおすすめですw」 計画停電中は、月がすごいきれいでした(・ω・) まあ!! 計画停電があるおかげで電気のありがたみがすごい分かって、良いことなんですけどね!! 電気が無いと、うまく晩飯も食べられなかったり 色々大変なとこがありますがそれが良いのかもしれませんw ロ
これは素晴らしい。久々に予想していなかった大当たり本。どの項目も面白いけど、4,8章のインドの部分が特に面白い。 日本では一見当たり前となっていて、普段絶対に公に話題になることのないトイレ。しかし、今回のような災害の時には問題になるように、一日も欠くことのできない施設でもある。 今でも世界でトイレがないために失われている人命・健康・寿命はおびただしい。勇気を出して語ることによって何かが変わるかもしれない。強くおすすめ。 参考リンク トイレの話をしよう─世界65億人が抱える大問題 | Drupal.cre.jp 「トイレの話をしよう-世界65億人が抱える大問題」ローズ・ジョージ著:トイレは美談になりにくい:CHOKOBALLCAFE:So-netブログ おまけ 他人に勇気出そうと言う手前、釣りタイトルに怯まずこれを貼らねば。 【ニコニコ動画】児童ポルノ 選挙は大体予想通りだった。争点が
Tweet経済産業省の「技術戦略マップ」より ▼日本橋へ。ぎゅうぎゅうに人が詰め込まれた、つまり大入り満員の会場で「NEDOロボットプロジェクト成果報告会」を聞く。 ▼「製造」、「サービス」、「特殊環境」の3分野に必要な先進的なロボットシステム及び要素技術の開発を行うことを目指した「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」と、ロボットを構成する要素部品(センサ、モータ等)がロボット以外でも様々に使用できること、RT適応分野を拡大によるロボット産業の裾野拡大を図ることを目指した「基盤ロボット技術活用型オープンイノベーション促進プロジェクト」の成果報告会である。 ▼既に5年もやっているプロジェクトで、だいたいどれも一度は見たことのあるロボットの話であり、それほど目新しい印象はなかったが、こちらのレポートは「ロボコンマガジン」に書かせてもらう予定。 ROBOCON Magazine (ロボコ
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