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経済に関するa_suenamiのブックマーク (85)

  • [高校生の経済学] 需要と供給 - 池田信夫 blog

    当ブログでは、不定期に「中級経済学事典」というテーマでややテクニカルな話題を扱っているが、昨今の雇用をめぐる混乱した議論をみていると、特に政治家には高校の「政治・経済」で教わる程度の経済学も理解されていないようだ。当ブログには衆議院からもアクセスが多いので、「高校生の経済学」と題して、超基的なことをあらためて書いておく。 まず、いうまでもないことだが、市場では図のように価格は需要と供給で決まる。これはバナナでも労働サービスでも同じだ。それを「労働力商品の価格は需要と供給に任されてはならない」などという「べき論」で変えることはできない。変えるには、市場を廃止して統制経済にするしかない。 次に同じく高校レベルの知識だが、価格が下がれば需要は増える。労働の需要と供給が均衡する雇用水準をn*とすると、賃金wが図のように均衡水準w*より高いと、失業n*−nが発生する。ここで賃金を下げれば労働需

    a_suenami
    a_suenami 2009/01/07
    つまり「雇用対策」などというものは意味がなく、雇用を増やすにはGDPを高めるしかないのだ。
  • 世界は本当に働かなくても食っていけるほど生産性が向上したのだろうか? その2 : 金融日記

    このように考えていくとひとつの恐ろしい仮説にたどりつくのですよ。 「実は世界は生産性が向上しすぎていて、当は、みんなぜんぜん働かなくても遊んでくらせるのではないか?」と言う仮説です。 だって、ロボットやコンピュータが発達して昔は10人でしていた仕事がひとりで出来るようになったら、単純に考えればひとりだけ働けばあとの9人は遊んでてもくらせるはずでしょ? 実際、アメリカの農業とか見てみると、ほんの2、3人でとんでもない量のトウモロコシとか小麦とかを作っているわけだし。 逆に言えば、実業だけだったら、この9人はみんな失業するわけです。 ひょっとしたら、今の人間社会に必要なのはほんの一握りのひとだけで、ほかの多くのひとは朝から晩までどうでもいい仕事のための仕事を必死でやっているだけじゃないのだろうか。 「働くものうべからず」と言う固定観念が、ひとびとに社会に不必要な仕事を作らせ、その不必要な仕

    世界は本当に働かなくても食っていけるほど生産性が向上したのだろうか? その2 : 金融日記
  • ●「福田首相が辞任した本当の理由」(EJ第2484号)

    「あなたとは違うんです」――この迷セリフを残して唐突に辞 めた福田前首相の辞任理由について、国際未来科学研究所代表の 浜田和幸氏が自著で意外な事実を明かしています。 2008年9月といえば、世界各地で株価が、まるでジェット コースターのように上下していた頃です。1日に株価が1000 円も上がったり下がったりする――尋常ではない状況だったので す。その2008年9月1日に福田首相が突然辞任してしまった のです。いったい何があったのでしょうか。 この福田首相の突然の辞任について浜田氏は次のように述べて いるのです。 ――――――――――――――――――――――――――――― 思い出されるのが、2008年9月1日の、福田康夫首相の突 然の辞任である。「あなたたちとは違うんです」との名(迷) セリフを残して記者会見場を後にした「のび太総理」だが、じ つは、アメリカ政府から、しつこく「ドルを融通して

    ●「福田首相が辞任した本当の理由」(EJ第2484号)
  • 技術が上がれば労働需要が減る : 404 Blog Not Found

    2009年01月06日12:30 カテゴリValue 2.0 技術が上がれば労働需要が減る 3日あたりから熱が上がりっ放しなので、正しく読み書きしている自身はないのだけど.... 第二次世界大戦後は、 賃金を下げれば失業率は下がる - 池田信夫 blog 賃金が上がれば労働需要が減る は事実でも、 賃金が下がれば労働需要は必ず増える は事実でないような気がする。 どういうことかというと.... 需要が増える ↓ 賃金が上がる ↓ 技術革新が起こる ↓ 雇用が増えぬまま、供給力が上がる というサイクルがあるから。そう。技術革新という「詰め車」がそこにあって、需要増が雇用増に直結しなくなった。 それでも雇用減にそう簡単にはならなかったのは、それをも上回る需要増があって、そこで雇用が吸収されていたからだけれども、今回の世界バブル崩壊は、今度こそ (労働需要が飽和した特殊な場合を除いて) が顕在化

    技術が上がれば労働需要が減る : 404 Blog Not Found
  • 金融危機についての入門的まとめ - 池田信夫 blog

    年末になって、屋にはぞろぞろ「大恐慌」が出てきた。現在の不況を「大恐慌」などと名づけるは、それだけで読まないほうがいい。それは著者が1930年代と現在の違いを理解していないことを示すからだ。しかし官僚やメディアにはそのレベルの理解も共有されていないようなので、今年の記事をまとめて金融危機についての入門的な知識をまとめておこう。ちょっと長いので、いつも読んでいる読者は飛ばしてください。金融危機の原因は大恐慌とは違う:今回のアメリカの金融危機の最大の原因は、住宅バブルの崩壊にともなって、複雑でリスクの見えにくい金融商品の逆淘汰が起こったことによる金融システムの崩壊だ。これは30年代の大恐慌とも日の90年代とも異なる21世紀型の危機であり、既知の処方箋はない。マクロ政策は、一時的な「痛み止め」の意味はあるが、今回の危機はそれだけで自然治癒するほど軽傷ではない。 大恐慌は再来しない:シュ

  • リスクヘッジからリスクテイクへ - 池田信夫 blog

    先日、日の大手ベンチャーキャピタルから私の携帯電話に連絡があり、「話を聞きたい」という。最初は何のことかわからなかったのだが、「コンサルティングをやっていると聞いたが、事業を起すなら支援する」という。ありがたいオファーだが、私のコンサルティングは個人事業者としてやっているので、今のところ(残念ながら)VCの資金が必要なほどの規模ではない、と丁重にお断りした。 しかし考えてみると、これは恐るべきことだ。アメリカではVCに資金量の何倍ものベンチャーが申し込み、それを審査して投資するのが当たり前だ。ところが日では逆に、私のような個人にVCのほうから連絡してくる。それは日投資機会がそれほど枯渇しているということではないか。前にも紹介した磯崎さんの記事によると、日のVCの資金量は1兆円と、個人金融資産のわずか1/1500だという。 日経済の最大の病は、需要不足でもクレジットクランチ

  • バブルがはじけると激しい不況になるのはなぜか - hiroyukikojima’s blog

    田中秀臣さんのブログによると、「小島寛之さんだっていま総叩きの刑wですが、実物はふつうのおっさんですよ」ということだが、総叩きだったのか、知らなかった・・・。で、ちょっと検索をかけてみたんだけど、「総」というほど国内的にアグリゲイトされた量でもなさそうだし、笑い、しかも普段ぼくが参照してないブログみたいだったので、スルーすることにした。いうまでもないが、もちろんそれらのブログは、たくさんの人にとってすごく有益で面白いものであるに違いないのだろう。でも、残念ながらぼく個人には有益なものではなさそうなのでぼくは読んでない。にしても、確かに田中さんには一度お会いしているので、「ふつうのおっさん」というのは、その通りだし、ここで「アイドル狂いのエロオヤジ」とか書かれないでよかった。(ほんとはそう書かれるのをちょっと期待してたりして)。経済系のブログでは、何人かの人は、政治的プロパガンダやジャーナリ

    バブルがはじけると激しい不況になるのはなぜか - hiroyukikojima’s blog
  • 借金国家と預金国家ではゼロ金利政策の意味は国民の立場からすると正反対 - 木走日記

    ●ゼロ金利、日米で正反対 日では暴挙、米では徳政〜夕刊フジ記事から どうも電子化はされていないようですが、23日付け夕刊フジのあるコラム記事がたいへん興味深いのです。 テキスト化して読者のみなさんにご紹介いたしましょう。 ゼロ金利、日米で正反対 日では暴挙、米では徳政 米国も金融恐慌に対応しておりゼロ金利をとった。「日がやったことと同じことをやっている」との見方が多い。これに日米金融筋が反論した。 「ゼロ金利は日と米国では正反対だ。事情が全く違う」 そして次の説明をした。 「クレジットカードの機能が全く違う。10万円の服を買ったら、日では翌月か翌々月に口座から自動的に引き落としされる。しかし米国では自動引き落としは圧倒的にない。預金者が銀行を信用しないから自動引き落としを認めない。支払いは自分で確認して、自らの個人小切手を送る」 国民が皆、小切手を持っているのか。 「高校生からほ

    借金国家と預金国家ではゼロ金利政策の意味は国民の立場からすると正反対 - 木走日記
  • 「すり合わせ」の神話 - 池田信夫 blog

    トヨタの渡辺社長が辞任し、豊田家に「大政奉還」される。世界のトヨタも、古い同族企業だったわけだ。遅きに失したが、トヨタ・バブルがようやく崩壊したのは結構なことだ。こうした古いシステムを「ものづくり」だの「すり合わせ」だのと賞賛してきた経営学者も、反省してほしいものだ。 日経BPnetにも書いたことだが、すり合わせ型のアーキテクチャは日的組織の要請で採用されたもので、戦略的な最適化の結果ではない。これは高級乗用車のような補完性のきわめて高い特殊な製品には有効だが、情報革命によってすべての工業製品は組み合わせ型に移行しつつある。私の修士論文(PDF800KB)にも書いたように、要素技術のモジュール化と組織の水平分業化は不可逆の流れである。 もちろん、すり合わせ型の高級品も残るだろうが、それは成長部門ではない。自動車も中国ではモジュール化し、インドでもタタが30万円以下の自動車を出した。ト

    a_suenami
    a_suenami 2008/12/24
    技術経営とかで出てきそうな話。
  • 喜八ログ: 中谷巌「小泉改革の大罪と日本の不幸」

    画像は「EyesPic」さんよりお借りしました) ブログランキングへ 著名経済学者の中谷巌氏が「週刊現代」12月27日・01月03日号(2008年12月15日発売)に寄稿した『小泉改革の大罪と日の不幸 格差社会、無差別殺人── すべての元凶は「市場原理」だ』を非常に興味深く読みました。 (中谷巌:1942年生まれ。ハーバード大学留学を経て、大阪大学教授、一橋大学教授など。「経済戦略会議」元議長代理・三菱UFJリサーチ&紺サルティング理事長) 中谷巌氏といえば、小泉純一郎元首相や竹中平蔵元経済財政政策担当大臣とは思想的に近く、「米国式市場万能論」の信奉者として「日の米国化」を強力に推進してきたエコノミスト。 であったはずですが・・・。 ここにきて過去の自分の主張には大きな過ちがあったと「懺悔」をしているそうなのです。 「週刊現代」中谷巌氏記事の冒頭部分を紹介させていただきます。 豊か

  • [中級経済学事典] 情報の非対称性 - 池田信夫 blog

    世の中には、いかにも経済学用語っぽいbuzzwordを振り回して、一般人をたぶらかすニセ経済学者がけっこういる。彼らの話は、大学1年生の教科書にはない「中級」の言葉を使うのが特徴だ。それを一般サラリーマンが読むだけなら害はないが、官僚や経営者がそれを信じて誤った政策や経営方針を決めると、多くの人が迷惑する。そこで、不定期に「中級経済学事典」と銘打って、こうした間違いをただすことにした。 最近の経済危機にからんで、情報の非対称性という言葉がよく使われる。たとえば金子勝氏は、いろいろな著書で繰り返しこのように書く:市場には、プレーヤー同士がお互い情報を完全に知りえないという「情報の非対称」がつきまとっています。慶応大学では、こんな初歩的な間違いを講義で教えているのか。教師の品質管理は、どうなっているのだろうか。情報の非対称性(私的情報)とは「お互いが知らない」ことではなく、principal

    a_suenami
    a_suenami 2008/11/23
    情報の非対称性と逆淘汰に関する解説
  • 金融工学は専門家だけにまかせるにはあまりにも重要だ - 池田信夫 blog

    当ブログは、経産省やNHKなどから「有害サイト」指定を受けて見られなくなっているので、休日のうちに次期財務長官に最有力とされるラリー・サマーズが設立に参加した「仮想シンクタンク」Big Thinkのビデオを紹介しておこう(日語字幕つき)。himaginary氏のトランスクリプションもつけておく: いつもは挑発的な言辞を弄するが、これについては(規制派のジョージ・ソロスと規制反対派のロバート・マートンの)中間的な立場を取る。 金融工学の立場からボブ(マートン)がいろいろ解説してくれたが、それは飛行機の墜落事故の原因究明において、誘導制御の問題やパイロットのミスについて述べるのに似ている。しかし、飛行機が相次いで墜落し始めたら、航空産業全体の問題として考えるべき。 一方で、金融工学に経済危機問題の原因をすべて帰するのも行き過ぎ。たとえば、日の90年代の不況やITバブルの崩壊は金融工学が原因

  • 五〇〇億ドルでできること - 池田信夫 blog

    ロンボルグの主催した第1回コペンハーゲン・コンセンサス会議の記録。すでに第2回会議の記録が出ているので情報が4年古いが、基的な考え方は同じだ。これまでの訳者の気持ち悪いタメグチの訳文ではなく、まともな日語で訳されているのがいい。 「環境立国」を唱える向きも多いが、環境問題というのはグローバルな課題の一つにすぎず、唯一の問題でも最大の問題でもない。「すべての選択にはトレード・オフがある」というのが、マンキューの教科書の冒頭にも掲げられている経済学の根原則だが、思い込みの強い科学者や、危機感をあおってネタにしようとするマスコミには評判が悪い。そういう人々には、せめて書ぐらい読んでから議論してほしい。

  • 金融工学と数学と物理学の違い ② : 金融日記

    オプション市場は、ブラック・ショールズ・モデルができる前からもちろん存在していたのですが、ブラック・ショールズ・モデルが世間に認められて広く普及し始めると、市場の価格形成そのものがブラック・ショールズ・モデルにフィットするように変化していきました。 そして、簡単な公式ができたのでオプションに多くの人が親しみ、結果的にオプション市場は爆発的に発展して行ったのです。 また、インプライド・ボラティリティのスマイルなど、当初のモデルではなかなか理解できないことが市場で観察され、モデルの改良につながって行くことにもなりました。 ブラック・ショールズ・モデルは最も成功した金融工学のモデルで、物理学のような厳密さとある種の美しさを兼ね備えていました。 このブラック・ショールズ・モデルの成功は金融工学を物理学のようなハードサイエンスと同じ地位に引き上げることが可能なのではないのかという幻想を人々に抱かせ、

    金融工学と数学と物理学の違い ② : 金融日記
    a_suenami
    a_suenami 2008/11/03
    金融工学はまだ未成熟な学問。これから勉強する。
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    a_suenami
    a_suenami 2008/10/29
    これはやばい。
  • 資本主義って - Toru Takasuka の起業・経営

    サブプライム問題は米国政府が予想していた以上に深刻のようだ。当初は問題が顕在化しても十分に耐えうる規模なんて言ってたけどね。その損失額は 200 兆円を超えるのではとの話も聞こえてくる。怖すぎる。 この規模で世界恐慌とならないのは国際協調による経済コントロール(ごまかし)が機能しているからだろうか。今もなお米国の負債や損失を諸外国が負担する経済の構造はどうも納得しがたいところだ。 実体経済の規模を遥かに上回る金融経済、言わば資主義経済の限界なのかも。 トヨタや松下の時代にはお金が事業の KFS と言えただろう。とにかくお金があれば事業が成功する確率は高かった。お金があれば新規事業も立ち上がった。競合にもパワーゲームで勝つ事も出来た。つまり、お金お金を生む為の最良のリソースだった。資主義はそれに基づいたモデルだ。だから、ステークホルダの中でお金を出した株主は最もエライわけだ。また、規模

    a_suenami
    a_suenami 2008/10/28
    高須賀さんの仮説を聞きたい/資本主義ではダメだ、という人は相当数いる。だが、社会主義はダメだ、歴史がそれを物語っている。新しい経済体制が必要ってことなの…?
  • 直接金融という神話 - 池田信夫 blog

    今週のEconomist誌は、今回の問題が「資主義の全面的危機だ」といった批判に反論し、派生証券の特殊性を規制当局が十分理解していなかったことが原因だとのべている。私の感想もまじえてメモしておく:マルクスをもじっていえば、いま投資銀行は鎖以外に得るものをもたない。世界中で「新自由主義」が終わったという大合唱が始まっているが、投資銀行が規制されていなかったというのは神話である。それは四半期ごとにSECに提出される膨大なファイルを見ただけでも明らかだ。問題は、その規制が今回のような事態を想定していなかったことであり、これは市場の失敗というより規制の失敗である。 大恐慌のさなかの1933年に、グラス=スティーガル法が成立した。これは銀行が証券業を兼営していたために株式の暴落が銀行の破綻をまねいたという認識にもとづいて、両者を分離するものだった。これは銀行のリスクは預金者に転嫁できないが証券の

    a_suenami
    a_suenami 2008/10/18
    金融について勉強する。
  • 高校生にもわかる金融危機 - eliyaの日記

    授業で大学一年生に向けて金融危機の話をします。一応授業そのものはミクロ経済学で、金融危機とは関係ないので、金融のいろはから。初歩から話しているニュースってあまりないと思うので、日語訳をアップしてみます。 1. いったいなにが起きているの?今、金融市場では信用収縮とよばれる事態が発生しています。信用収縮とはなにかを理解するためには、金融市場の性質について少し学ぶ必要があります。 金融市場とはりんごやプラズマテレビのような普通の市場では、お金を払って、モノを買います。でも、金融市場とは、お金のマーケットです。お金が必要な人が金融市場に参加するのですが、お金を払ってお金を買うわけにはいきませんよね。実際には、金融市場では、今のお金と将来のお金を交換しているのです。要するに、お金を借りる、ってことです。「将来の」ってのがキーポイントです。りんごを買うときは、お金とりんごを即座に交換するので、明日

  • 不況になったら(不本意でも)金利を下げなければならない理由〜ニューケインジアン的な回答〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    Krguman先生受賞記念で書いてみました(半分くらいは後期の講義用に準備した内容ですが・・・)。 [お断り] 当Blogで述べられている意見はすべて矢野個人のものであり、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。すべてあくまでも矢野の個人的な見解です。 [お願い] 残念ながら、矢野はあまり初心者向けの解説は得意ではありません。分かりにくい点が多いと思いますので、質問等がありましたら、トラックバックかはてブ経由でいただければできる限りお答えできるように努力します(お約束はできませんが)。 (対象読者) 「毎日、一生懸命働いているのに、給料は上がらない。それどころか会社の業績が悪くなっているので、給料が下がるかもしれない。」「スーパーに行くと毎日物価が上がっていて、生活が苦しい」「それなのに銀行の預金は金利がスズメの涙ほどで、ちっとも増えやしない」「そんな中でエコノミストなんてクズ野郎ど

  • 投資銀行とは何だったのか - よそ行きの妄想

    ここ数ヶ月で、ベア・スターンズ、及びリーマン・ブラザーズが破綻し、メリルリンチはバンカメに買収され、モルスタとゴールドマンは商業銀行への転向を表明し、米国の5大投資銀行がすっかりなくなってしまった件で、報道等でよく「投資銀行」という言葉を耳にすると思うのだが、はてな辺りのド素人どもが果たして「投資銀行」がなんなのか理解できているのだろうかと心配で夜も眠れない私*1は、解説を試みることにした。暇だから。 業務の内容から見る投資銀行 とりあえず、Wikipediaから引用する。 投資銀行(とうしぎんこう)とは、顧客企業が有価証券の発行による資市場からの資金調達をサポートし、合併や買収などの財務戦略でのアドバイスを行う金融機関である。個人向け業務は行わない。 これが具体的な業務内容。Wikipediaにも書いてあるが、日語で言うと要は「証券会社の法人部門」である。とりあえずこれだけ知っておけ

    投資銀行とは何だったのか - よそ行きの妄想