2014年3月19日のブックマーク (2件)

  • その辺にある石仏の風化具合を愛でる

    道を歩いていると、路肩に置かれた石仏に目が留まる。屋根も覆いもない場所にたたずむそれらの辻仏は、経年の風化によって痛んでいる事が多い。 形を失いつつある石仏は儚く、切ない風情がある。今回は、そんな傷みの激しい野良石仏を鑑賞してみたい。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:県営団地の周囲に広がるブラジルタウン > 個人サイト 閑古鳥旅行Twitter

    about42
    about42 2014/03/19
    上野の博物館前の石像の劣化が気になってたり。やっぱ石材によるのか。庚申≒道祖神≒猿田彦≒アラハバキでひろがるわけわからんけどロジック感
  • 塞の神における兄妹相姦

    概 要 村落のはずれの路傍に祭られている塞の神(道祖神)には、(1)境界守護の神という性格と(2)夫婦和合の神という2つの異質な性格がある。この第二の性格によって、塞の神は、しばしば陽石、陰陽石、さらには男女二体の夫婦の石像によって表される。ところが、その石像の男女はしばしば兄妹婚の夫婦であるとされている。これは何故であろうか。一般にはその由来をイザナギ・イザナミ神話に求めるが、これには賛同しがたいことを示した上で、我が国を含め東南アジアの水田稲作地帯に広がる兄妹婚肯定の空気が、その背景として存在することを指摘し、さらに、我が国古代では異母兄妹婚は通例のことであり、同母兄妹婚も強い禁忌ではなかったことを見てゆく。その上で、「いもせ」という言葉が、(1)兄妹(姉弟)(2)夫婦の2つの意味を持っていることが教えるように、兄妹と夫婦とは、もともとは区分されることのない同一の概念であったが、後に

    about42
    about42 2014/03/19
    村落間で群婚的に通婚が行われていた古い時代、塞の神を祭った広場が群婚の婚所であったことによるとする。