道を歩いていると、路肩に置かれた石仏に目が留まる。屋根も覆いもない場所にたたずむそれらの辻仏は、経年の風化によって痛んでいる事が多い。 形を失いつつある石仏は儚く、切ない風情がある。今回は、そんな傷みの激しい野良石仏を鑑賞してみたい。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:県営団地の周囲に広がるブラジルタウン > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter