「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす、と称される」などとWikipediaで紹介されている、夢野久作の小説「ドグラ・マグラ」が本日12月24日から青空文庫で無料公開されます。作品は構想・執筆に10年がかけられており、夢野久作の死の1年前に刊行されました。ジャンルとしては探偵小説に分類されるそうで、刊行時は「幻魔怪奇探偵小説」と呼ばれていたようです。 詳細は以下から。 図書カード:ドグラ・マグラ ルビありのテキストファイルでのダウンロードと、XHTMLファイルでの閲覧ができます。 ドグラ・マグラは他に例を見ないような特異な作品で、「黒死館殺人事件」、「虚無への供物」とともに日本探偵小説三大奇書とされています。機会があれば一度読んでみてはどうでしょうか。
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