トーマス・アッシュ監督 1975年、アメリカ出身。福島の子どもたちの甲状腺検査や暮らしを写した「A2―B―C」(2013年)、地域の看取り医を追う「おみおくり~Sending Off~」(19年)などを監督。「牛久」は21年、世界各国の映画祭で上映され、複数の賞を受賞している 在留資格がなく、国外退去を命じられた外国人を強制収容する東日本入国管理センター、通称「牛久」。その内部にカメラを入れ、収容されている外国人たちの様子と悲痛な叫びを捉えた衝撃のドキュメンタリー映画「牛久」が公開される。トーマス・アッシュ監督が見た日本の現実とは。 【ドキュメンタリー映画「牛久」の写真はこちら】 * * * トーマス・アッシュ監督が初めて「牛久」を訪れたのは2019年の秋だ。 「収容されている人々への面会活動をするボランティアグループに誘われて行ったのです。新聞やテレビで日本の入管の問題を聞いてはいま
![隠し撮りでわかった入管の実態とは? 映画「牛久」監督が見た日本のリアル | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/739f648fc756ccac22040409058f148fc37b1f58/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F6%2F1200xm%2Fimg_5698e3a1e2070af5cfade6a9abc1179f39661.jpg)