ブックマーク / toyokeizai.net (38)

  • 黒田総裁発言の騒動が示した「リフレ派の終わり」

    黒田東彦・日銀行総裁は6月6日、東京都内で講演し、商品やサービスの値上げが相次いでいることに言及したうえで「日の家計の値上げ許容度も高まってきている」と述べ、これを持続的な物価上昇を実現するための「重要な変化」と形容した。 これがたいへんな批判を浴びて、8日に黒田総裁が撤回したことは大々的に報じられているとおりである。 しかし、この発言は予定稿どおりの発言であり、黒田総裁による「失言」というのは正確ではなく、純粋に描写が政治的配慮を欠いた、ラフに言えば民意との齟齬があったという事案と言える。 黒田総裁の発言は日銀の政策姿勢に沿ったもの 擁護するわけではないが、発言はこれまでの政策姿勢と何ら矛盾しない。 2013年以降、アベノミクスの名の下でリフレ政策が目指したのは拡張的な財政・金融政策により日の民間部門(とりわけ家計部門)の粘着的なデフレマインドを払拭し、インフレ期待を底上げしようと

    黒田総裁発言の騒動が示した「リフレ派の終わり」
    abz2010
    abz2010 2022/06/12
    リフレがもし仮にそこそこ成功するとしても今のような状況は覚悟する必要があったわけで、本当に大失敗になるなら、これからもっともっと酷いことになる、、
  • サンリオ32歳社長が社内風土を痛烈批判した理由

    「新型コロナの影響がありながらも、過去にない営業赤字を出してしまった。そのことを痛切に反省し、サンリオが未来永劫続いていける企業になるために、第二の創業という覚悟でやっていく」――。 5月25日のWeb説明会において、辻朋邦社長は自ら言い聞かせるように語った。 2021年3月期のサンリオは売上高が410億円(前期比25%減)、営業損益は32.8億円の赤字(前期は21億円の黒字)、当期純利益は39.6億円の赤字となった。最終赤字転落は実に12期ぶりだ。 国内は収益柱のキャラクターライセンス(企業などに使用を認めて使用料を受け取る)がマスクなどの商品を伸ばしたものの、訪日客向けや観光関連はコロナで大幅に苦戦。物販も店舗休業に加え、学童関連やギフト需要が落ち込んだ。 ピューロランドで大幅な損失 屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」(東京・多摩市)は2020年2月から7月半ばまで臨時休園を

    サンリオ32歳社長が社内風土を痛烈批判した理由
    abz2010
    abz2010 2021/06/08
    危機感や意気込みは否定しないけど、夢を売る系の企業のトップがこういうのを表立ってやるのはマイナスでは? 同族だと尚更、、
  • 科学的に見て「送りバント」は有効な戦術なのか

    では、送りバントの成功率はどのくらいでしょうか? 送りバントの得意・不得意もあり、「何をもって成功とするのか」も難しいのですが、基的には狙いどおり「送りバントをして、1塁ランナーが2塁に進んだケース」を成功と考えます。 また、「送りバントをしたところ、守備がエラーをして1・2塁になったケース」といったものも含みます。とにかく、「送りバントをすることで、その目的を果たした。もしくは目的以上に達した」という結果を成功と考えると、その確率はだいたい80%くらいになります。 私も、毎年の自チームの送りバントの成功率を出していたことがあります。成功率が70%を切ってしまう打者もいましたが、おおむね80%程度の成功率でした。 安打を狙った強攻策の場合、打率はよくて「3割」の30%、四死球を入れた場合の出塁率としても40%くらいですので、送りバントという戦法の成功率は非常に高いと言えます。もう1つの戦

    科学的に見て「送りバント」は有効な戦術なのか
    abz2010
    abz2010 2021/04/14
    もう少しケース分けしたデータが見てみたい。無死一塁でバッターの打率が2割5分、バント成功確率が8割、次のバッターの打率が3割ならバントが正解だけど、バッターの打率が逆なら不正解、みたいなことは普通にありそ
  • 貧乏東大生が見た「金持ち東大生」との残酷格差

    多くの人が一カ所に集まると生じるのが格差だ。東大においてもそれは例外ではない。むしろ、東大という特殊な場所だからこそ、目立って生じる格差がある。 まずは、なんといっても能力の差だ。東大には、「当に頭のいい人間」があちこちにいて、入学直後からそういう人たちを間近で見ることになる。 地元では「神童」扱い。東大に合格した際には、通っていた塾の広告塔としてテレビCMにまで出演した若者――なにを隠そう僕のことだ――も、東大に入ってみれば凡庸な、というか、どちらかというと中の下の能力しか持たない人間であったことを思い知ることになった。 例えば、僕の駒場時代(1、2年生時分)はこんな感じだった。必修科目である数学の担当教官は、ただでさえ難解な講義を、なんということだろう、片言の日語で行うドイツ人だった。 元から数学が苦手だったこともあり、僕には教官が話していることがサッパリ理解できない。ならばと、推

    貧乏東大生が見た「金持ち東大生」との残酷格差
    abz2010
    abz2010 2020/09/28
    世の中に格差はあるんだから東大内にも格差がある方が健全ではある。
  • 「国債は国民の資産だ」と叫ぶ人に教えたいこと

    年金破綻論を否定したロジックと財政問題 ――対談の後半は、所得の再分配政策や財政に話題を転じたいと思います。いま、9月末に期限を迎える雇用調整助成金の特例措置の延長が議論されていますね。 権丈善一(以下、権丈) コロナ禍で縮小した経済が相似形で元に戻ると想定するのと、そうでないのとでは政策のあり方が変わってくる。新型コロナの影響に加えて、この間のリモート化などライフスタイルの便利さを知った社会では、相似形では戻らないだろう。便利さというのは強い。多くの人たちの需要構造が変わる。そこがリーマンショックのときとは違う。雇用調整助成金に偏重するのではなく、労働力をはじめ、新たな需要構造に見合った供給へと生産要素のシフトがスムーズに行われる政策を期待したい。 ――コロナ対策の巨額支出によって、世界や日の財政に非常に大きなストレスがかかっています。こちらはどう考えますか。 権丈 財政を考えるとき、

    「国債は国民の資産だ」と叫ぶ人に教えたいこと
    abz2010
    abz2010 2020/08/28
    「国民の生活を不確実性から守ることを目標とすればそうなるのだから、同じような考えを持つ人たちを持続可能性指向派だと呼んでいる。彼らの目標は財政再建ではなく国民の生活を守る制度の持続可能性にあるからだ」
  • 人口減少の日本には「所得倍増計画」が不可欠だ

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    人口減少の日本には「所得倍増計画」が不可欠だ
    abz2010
    abz2010 2020/08/13
    「不可欠」だとしても「可能」かどうかはベ別。人口減少の日本で可能なら人口増加の国なら更に容易なはずだし、、
  • 最低賃金「引上げ反対派」が知らない世界の常識

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    最低賃金「引上げ反対派」が知らない世界の常識
    abz2010
    abz2010 2020/07/30
    普通は雇用に大きな影響がないと判断される範囲でしか引き上げ政策は行われないと考えると、この「常識」の使える範囲の判断そう簡単じゃないような?
  • コロナ禍「経済優先」したスウェーデンの悲惨

    欧州で新型コロナウイルスが出現して以来、スウェーデンは独自の社会実験で世界から注目されてきた。パンデミック中に政府がほとんど行動制限を加えず、通常の生活を続けるとどんなことになるのかは、スウェーデンを見ればわかる。 スウェーデン方式の成果はこうだ。まず死者数がロックダウン(都市封鎖)を実施した近隣諸国を大幅に上回った。そして経済も近隣諸国と似たようなダメージを受けている。 「当に何のメリットもなかった」と語るのは、アメリカのワシントンDCに部を置くピーターソン国際経済研究所のジェイコブ・カークガード上級研究員だ。「自ら傷口を広げただけで、経済的に何の得にもなっていない」。 健康を犠牲にしても経済は回復しない スウェーデンの経験は、スカンジナビア半島から遠く離れた地域とも無関係ではない。新型コロナの感染が恐るべき速度で拡大しているアメリカでは、トランプ大統領に背中を押される形で多くの州が

    コロナ禍「経済優先」したスウェーデンの悲惨
    abz2010
    abz2010 2020/07/19
    現時点の死亡率を比べてもダメでは? もし最終的に第二波、第三波に襲われて多くの国で死亡率が同じくらいになってしまうなら、さっさとその状態に到達した方がマシ、という考えも一理あったことになるし、
  • 日本の再生可能エネルギーへの姿勢が酷すぎる

    筆者は最近、大学の授業やそのほかのレクチャーの冒頭で、こう聞くことにしている。なかなかすぐに答えてくれないので、隣の席の人と話をしてもらったりして、会話をした結果の総合意見を聞くことが多い。 さまざまな回答がある。「早くて2030年」「2050年」など。「2100年」「2119年(今から100年後)」などという答えもある。さらに、「無理」「絶対に無理」という回答もある。 100年後に目標到達は思考停止と同じ もちろん、多少傾向の差はある。同時に理由なども聞く。「なぜ、できないのか。どうしたらできるようになるか」と。学生から必ず出てくる極端な答えは、「排出量をゼロにするためには、人間がいなくなればいい」というものだ。確かにそうだとも言えるが、そう答えてしまっては身もふたもない。また、「100年以上後」という答えは、思考停止をしていることにほかならない。「自分たちの問題ではない」というスタンス

    日本の再生可能エネルギーへの姿勢が酷すぎる
    abz2010
    abz2010 2019/11/01
    「ベースロード電源」という概念がなくなりつつあるのは、石炭火力や原子力の出力制御技術の向上も大きい。こういった技術的な部分は日本も追随する余地はあるけど、外国から電力が融通できない以上、ドイツ並は困難
  • 実質賃金下落の本質は国民への「インフレ税」だ

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    実質賃金下落の本質は国民への「インフレ税」だ
    abz2010
    abz2010 2019/03/30
    折角の世界的な景気回復のタイミングにわざわざトリクルダウン政策をぶつけたことで一部の人しか恩恵を受けれない形になった、ということ。
  • 日本人が大好きな「安すぎる外食」が国を滅ぼす

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    日本人が大好きな「安すぎる外食」が国を滅ぼす
    abz2010
    abz2010 2019/02/22
    因果関係が、、
  • ジム・ロジャーズ「30年後の日本大変なことに」

    歴史は繰り返すのではなく「韻を踏む」 私はつねに、歴史の流れを踏まえながら、数年先を見るようにしている。歴史の流れは、先を読む力、とりわけお金がどう動くかという未来を教えてくれる。成功したければ、将来を予測しなければならない。投資家だけではない。ミュージシャンであれ、サッカー選手であれ、会社員であれ、どんな世界でも成功したければ先を読むことが重要だ。私が2007年に家族でシンガポールへ移住したのも、来る「アジアの世紀」を見越してのことである。 重要なのは、「歴史は韻を踏む」ということである。これは作家マーク・トウェインの言葉だ。世界の出来事のほとんどは、以前にも起きている。まったく同じ出来事が起きるわけではないが、何かしら似た形の出来事が、何度も繰り返されている。戦争、飢餓、不況、外国人迫害、貿易戦争、移民問題──。これらの問題は、形を変えて何度も起きているのだ。 現在と類似した問題が以前

    ジム・ロジャーズ「30年後の日本大変なことに」
    abz2010
    abz2010 2019/02/21
    30年後かどうかはともかく、ソフトランディングがきわめて難しいことはたしか、
  • 年収180万円程度の日本人が「激増」する未来

    クリントン政権で労働長官を務めたロバート・ライシュ氏は、退任後は経済学者として「富の格差」についての研究を進めています。そのライシュ氏は今世紀の始まりごろに次のような予言をしました。 「21世紀の社会では世の中の仕事は頭脳労働とマックジョブに二極化する」 マックジョブとは英語圏で言われる「マクドナルド仕事のようにマニュアルだけをこなしていればできる仕事」のことです。ライシュ氏はクリントン政権下で進められたアメリカの情報スーパーハイウェイ構想の先に生まれるものは、ICTによってさまざまな仕事がマックジョブ化する未来だと見抜いていたのです。 AIの投入により非正規労働者の仕事は変わった マックジョブとは日語で言えば非正規労働者の仕事とほぼ同等です。それ以前の日社会には正社員の仕事があふれていました。それは熟練が必要な仕事です。就職して何年もの時間をかけて、仕事を覚えて、それでようやく一人

    年収180万円程度の日本人が「激増」する未来
    abz2010
    abz2010 2019/02/03
    本当に多くの仕事で人件費が掛からなくなれば180万円でみんな充分暮らせるようになりそう。
  • 日本が「インフレになるはずがない」根本理由

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    abz2010 2018/07/30
  • 日本人は「人口減少」の深刻さをわかってない

    最近、ニュースなどで「人口減少社会」というキーワードをよく見掛ける。 実際に、日は8年連続で人口減少が続いている。少子高齢化が叫ばれて久しいが、ここにきて、「少子化=人口減少」が明らかに目に見える形で表れてきている。 縮小する経済、深刻化する供給過多 今年3月30日、国立社会保障・人口問題研究所が衝撃のデータを発表した。2030年にはすべての都道府県で人口が減少し、2045年までに日の総人口は1億0642万人になると予想している。 2015年の総人口が1億2709万人だったから、今後30年で2000万人以上減少することになる。とりわけ、ひどい落ち込み方をするのは都市部より地方で3割減が当たり前と見込まれている。 高齢化も確実に進む。65歳以上の人口比率は東京都や神奈川県といった首都圏でさえも、現在の高齢者数に比べて1.3倍に増える。 ちなみに、2045年以降も人口減少は続き、47年後の

    日本人は「人口減少」の深刻さをわかってない
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    abz2010 2018/05/09
  • 48歳で課長になれなかった男の「以後の人生」

    はじめまして「とくさん」と申します。私は、日系メーカーと外資系IT企業2社で、営業からコンサルタント、経営管理まで幅広い仕事を経験してきました。さまざまな年代や国籍の人たちと仕事をしてきた中で、今でも忘れずに覚えているのは、華やかな場所で目立つ活躍をしていた人ではなく、不器用で目立たなくても、自分の信じるところを誠実に進もうとする人たちのことです。 この連載では、そんな人たちの人生の断面を切り取り、そこに託された思いや痕跡を描き出していければと思っています。初回は日系メーカーで私のメンターだった「おじさん」の物語です。 僕が新卒で入社したのは創業100年を超える老舗の日系メーカーで、配属は新規事業の海外営業部だった。そこでメンターとしてついたのが椎名さん(仮名)。メンターは、若手から中堅の社員が担当するのが普通だけれど、そのメーカーは日企業のご多分にもれず40代以上の社員がとても多かった

    48歳で課長になれなかった男の「以後の人生」
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    abz2010 2018/02/14
  • 株価が景気実感から離れて上昇している理由

    2018年の株式市場は日米共にこの上ないスタートを切った。1月5日の東京株式市場では日経平均株価が続伸し、2万3714円53銭と1992年1月6日以来、約26年ぶりの高値を更新した。「新年2日目の相場は下げる」というジンクスをはね返し、2010年以来、8年ぶりの連勝スタートである。市場参加者の間では3万円予想も珍しくなくなっており、初っぱなから過熱感が隠せない雰囲気である。 昨年来、金融市場では株も債券も商品も(仮想通貨も)堅調を維持し、普段は波乱を起こす為替市場は極めて静かという誰にとっても快適な相場、いわゆるゴルディロックス相場が続いている。しかし、その中でも株の動きは抜きん出ていることから、現状の安定が崩れるとしたら、「それはやはり株からだろう」という懸念を持つ向きも少なくないと見られる。 そもそも、中央銀行が連続的に金融引き締めを行うかたわらで株価が続伸する構図は質的に無理筋であ

    株価が景気実感から離れて上昇している理由
    abz2010
    abz2010 2018/01/16
  • 金融緩和で所得格差はむしろ「縮小」している

    銀行が、2013年に異次元の金融緩和政策を始めて、すでに5年弱が経過している。筆者自身は「異次元緩和」というよりも、他国同様の金融緩和を遅ればせながら行ったにすぎないと考えているが、世間ではこの金融緩和政策に対して批判的な意見がなお根強い。批判はいくつかに類型されるが、その中の1つに「金融緩和によって資産価格が上昇し経済格差が拡大する」、というものがある。 日の家計の中では金融資産の保有にばらつきがあり、60歳以上の高齢世帯を中心とした限られた層が金融資産のかなりの部分を保有しているのは、よく知られている。株式など金融資産を持つ者と持たざる者の格差が、個人の資産選択に依存する部分が大きいとしても、株高によって短期的に広がるのは事実である。経済格差拡大がここ数年注目されているから、このわかりやすい点に目が行くのは仕方ないかもしれない。 この5年で「貧困率」は低下、「格差」は縮小している

    金融緩和で所得格差はむしろ「縮小」している
    abz2010
    abz2010 2017/12/18
    格差拡大は資産格差のほうでより顕著になってる。
  • 「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路

    現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身に付けるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で、「美意識」を鍛えているのです。 なぜならば、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわばサイエンス重視の意思決定では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。 「偏差値は高いが美意識は低い」エリートたち 一方、残念ながら現在の日企業の多くは、経営にかかわる人たちの美意識がほとんど問われません。すなわち、日のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」という状態で、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲ

    「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
    abz2010
    abz2010 2017/09/01
    「グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加する」なんてかなり例外的なケースでは?
  • 日銀が膨張させた「債券バブル」はどうなる?

    経済危機を乗り越えるために、先進諸国の中央銀行は、かつては行うべきではないと考えられていた手段をも用いて金融緩和を実施してきた。このおかげもあって、危機を乗り越えることができたが、その副作用で、株価や地価などの資産価格がファンダメンタルズから乖離して上昇する「バブル」が膨張してしまったのではないかとの懸念も高まっている。 FRB(米国連邦準備制度理事会)のジャネット・イエレン議長は7月の議会証言で、株価が高水準であることは認めたものの、バブルであるとの見方には否定的だったという。しかし7月末から連日史上最高値を更新していたNYダウ平均株価は、トランプ政権の混乱ぶりが酷くなっていることなどから、その後反落した。株価の先行きに対する不安は高まっている。 高いリスクに見合う金利差がついていない 将来の企業収益や地代や家賃が不確実であることは、株価や地価にバブルが発生しやすい原因の一つだ。現実の経

    日銀が膨張させた「債券バブル」はどうなる?
    abz2010
    abz2010 2017/08/31