「『希望の塾』に集まった人材の中から、都議選の候補者を出すつもりでいます。次の都議選を勝ち抜くこと。今はその一点です」 小池百合子東京都知事(64)が、評論家・立花隆氏(76)との対談で、今夏の都議選で多くの候補者を擁立することを明言した。「東京大改革」を阻む最大の勢力である自民党都連への宣戦布告ともいえる発言だ。 立花氏は、『文藝春秋』2016年11月号の「都庁伏魔殿」と題した巻頭随筆で、小池氏を〈日本の政治を面白くしていく人だろう〉と評していた。そこで文藝春秋編集部が二人の対談を企画し、実現した。 「正直に言うと、都知事に当選されるまで、私は小池さんに注目したことがあまりなかった」と立花氏は語りかけた。しかし、小池氏が『文藝春秋』2008年1月号に寄稿していた論文『小沢一郎と小泉純一郎を斬る』をあらためて読んで評価が一変したという。 「これが実に面白い。私は、小池百合子という人物をかな
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