『ア・サッド・トランペット・バラーッド』(英題)で参加し、銀獅子賞(監督賞)と脚本賞のW受賞を果たしたアレックス・デ・ラ・イグレシア監督 - Photo:Harumi Nakayama スペインで開催中の第58回サンセバスチャン映画祭で、スペインの2010年国民映画賞に選ばれたアレックス・デ・ラ・イグレシア監督への授賞セレモニーが現地時間18日に行われた。イグレシア監督は先ごろイタリアで開催された第67回ヴェネチア国際映画祭に『ア・サッド・トランペット・バラーッド』(英題)で参加し、銀獅子賞(監督賞)と脚本賞のW受賞を果たしたばかり。受賞は今年7月に発表されていたが、絶妙なタイミングでのセレモニーに報道陣や関係者など約300人が殺到し、母国の、しかも地元バスク地方出身の英雄の凱旋にサンセバスチャンが沸いた。 同賞はスペインを代表する世界的巨匠へと成長したペドロ・アルモドバル監督が1990年