山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)らの研究グループは、1日周期で体のリズムを刻む「体内時計」に作用する物質を使い、花粉症などのアレルギー症状を和らげる仕組みが人やマウスの細胞実験で分かったと発表した。中尾教授は「治療薬の開発に向けて前進した」と話している。 花粉症は、目や鼻の粘膜などにある免疫細胞が花粉に反応して症状が出る。特に、くしゃみや鼻づまりなどアレルギー疾患の多くは、昼に軽く、夜間や朝方は重くなる傾向にあると言われている。 この変化について、中尾教授らはこれまでの研究で、免疫細胞内で体内時計を動かすたんぱく質が関わっていると突き止めていた。このうち一つのたんぱく質が減ると症状が悪化することも知られており、中尾教授らは今回、このたんぱく質を分解・減少させる酵素「カゼインキナーゼ」の働きを抑える物質をマウスに与えた。
農作物を荒らす被害が深刻なため捕獲数は増えているが、高濃度の放射性物質を含むため食肉用に出荷できない。埋め立てに使える土地は限られ、焼却には解体の手間がかかる。こうした中、有害鳥獣専用の焼却施設を建設する自治体も出てきた。 県内のイノシシによる農作物被害は、2011年度の4933万円から、14年度は9812万円に倍増。市町村は地元猟友会に委託して捕獲を強化しており、14年度の捕獲数は1万3090頭と11年度(3021頭)の約4倍に増えた。 今春の県の調査ではイノシシの肉から、最高で国の規制値(1キロ・グラムあたり100ベクレル)の300倍の放射性セシウムを検出しており、県は捕獲イノシシの焼却か埋却処分を求めている。
近畿で新設されるバイオマス発電施設が燃料確保に知恵を絞っている。木質バイオマス発電は温暖化ガス削減や林業再生の面から注目が集まるが、発電所が相次いで建設される中、林業の人手不足などで間伐材など燃料供給の不安が広がり始めているためだ。製紙用と競合するため価格が上昇傾向にあり、本来燃料用ではない木材が燃料に使われている例もあるという。未利用木質バイオマス発電の1キロワット時当たりの買い取り価格は3
農業ベンチャーのサラ(岡山県笠岡市)は笠岡湾の干拓地に大規模な野菜の栽培用ハウスを建設、併せて木質バイオマス発電施設を設置する。予定地の大半は市有地で、同市から賃借する。このほど市と立地協定を結んだ。総投資額は120億円で金融機関からの融資などで賄う。2017年1月に着工し、18年7月の事業開始をめざす。サラは元岡山県議の小林健伸氏が社長を務め、カゴメの佐野泰三常勤顧問が経営
レフェリーが「ファイト!」と声をかけ、ゴングが鳴る。自力で立てないレスラーが横たわったまま、体をくねらせ相手の上にのしかかる。 健常者も同じリングに上り、殴り合い、蹴り合い、ぶん投げる。それが障害者プロレス団体「DOG(ドッグ)LEGS(レッグス)」のリングだ。 いま所属するレスラーは20人。このうち18人が障害者手帳を持っている。 名物レスラー「ラ・マン(愛人)」は、脳性まひで重い身体障害のある大賀宏二(54)。健常者の妻瑞穂(50)と長男遥(18)による夫婦、父子対決の名勝負を見せてきた。生まれつきの二分脊椎(せきつい)症で下半身が動かない鶴園誠(38)は、端正な顔立ちと鍛え上げた上半身で女性に人気だ。 会場を埋めた観客は約300人。「乗っかれ!」「倒せっ」。出番を待つサンボ慎太郎こと、矢野慎太郎(46)とアンチテーゼ北島こと、北島行徳(50)が控室で歓声に耳をすます。 2人はともに団
障害を笑いに変えようと挑戦する人たちがいる。障害が笑えないのはどうしてなのか。障害がある人とない人の間にある壁を問い続ける。 《デブやハゲは笑ってOKで、障害がNGなのはなぜか》 テレビ朝日で昨年末にあった漫才大会「M―1グランプリ」の放送終了後、こんなツイートが流れた。 優勝した2人組のトレンディエンジェルはそろって薄毛。その容姿を武器に勝ち上がったのを受けた投稿だ。リツイート(転載)は2千を超えた。 お笑い芸人のあそどっぐ(37)=本名・阿曽太一、熊本県合志市=は一人暮らしのアパートでパソコンの画面を見つめた。「僕がもっと面白かったら、このツイートもなかったのかなぁ」 全身の筋力が低下する難病で、顔と左手の親指以外は動かせない。自称「お笑い芸人界初の寝たきり障害者」。ヘルパーの手を借りて横になったまま、毎日、動画投稿サイト「ニコニコ動画」でトークを生放送し、月に1回程度、お笑いライブに
コンビニのチキン商品の代表格ともいえるローソンの「からあげクン」が今年、発売から30年を迎える。競争が激しいコンビニ業界で、レジの近くで顧客を引き寄せるチキン商品は定番の一つ。各社は工夫をこらした商品をアピールし、ファンの拡大を図る。 ローソンは4日、「からあげクン」の30周年を記念し、歴史などを振り返る発表会を開いた。国産の鶏のムネ肉を使った5個入りのから揚げが売り出されたのは1986年4月。レジ横にチキンなどを置くのはまだ珍しい時代。今や累計販売数が25億5千万食(2月末時点)に達する商品に育った。 同社は発売後も、専門チームで改良を積み重ねてきた。冷凍食品のニチレイフーズと協力。冷凍した鶏肉を店内で揚げるが、衣をサクッとさせて、肉の水分が失われないように原料を見直してきた。 定番品の価格は税抜き200円で維持してきた。原料の国産ムネ肉の価格が安定してきたことに加えて、工場の生産効率化
安倍政権が成長戦略に掲げる「攻めの農業」を後押しする新たな税制が4月に始まった。農地集約に協力すれば「減税」、協力しなければ「増税」となる異例の税制だ。 成田空港に近い千葉県香取市。田畑の一角にある工場内で機械が音を立てていた。ニンジンは5センチの長さに切られ、次の工程で千切りにされて出荷される。最後はコンビニ大手ローソンの弁当のおかずになる。 昨春、2億円でこの工場を建てたのは「香取プロセスセンター」(本社・香取市)。ローソンが出資し、地元で20ヘクタールの畑を耕作する「ローソンファーム千葉」を母体とする会社だ。センターとファームの社長を兼ねる篠塚利彦さん(31)は「農業は天候に左右されて価格が不安定だが、ローソンが買うので安心して生産できる。もっと広げたいが、この辺りの農地は取り合いなので確保が難しい」と話す。 より広い農地で「もうかる農業」をめざす企業や農業法人は増えているが、多くの
岐阜県大垣市を中心に地域のニュース、イベント、グルメなどの身近な情報を発信するオフィシャルポータルサイト 地域の身近なところで活躍される方のご紹介 子育てに役立つメッセージやQ&A 地域に関した商品のプレゼント 大垣市からのメール配信 警察署情報・消防出動情報 IAMAS名誉教授の横山氏の地域に関するコラム 地域の様々なホームページをカテゴリごとに検索 皆様から寄せられた身近な出来事、おすすめ情報などの情報
本サイトは、平成21年度フードバンク活動実態調査事業で把握された課題をわかりやすく解説したページです。 食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り、福祉施設等へ無料で提供する「フードバンク」と呼ばれる団体・活動があります。 農林水産省では、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品(いわゆる食品ロス)を削減するため、こうした取り組みを有効に活用していくことも必要ではないかと考えています。 しかしながら、フードバンクは米国ではすでに40年の歴史がありますが、日本では2000年以降フードバンクが設立されはじめたところであり、その活動内容等についての把握は十分ではありませんでした。 このため、平成21年度に「フードバンク活動実態調査事業」を実施し、我が国における活動の実態を把握するとともに、今後の活動の活性化に資するようフードバンクの運営上の課題等を整理しました。 本コーナーは
更新日:令和6年7月8日 担当:畜産局牛乳乳製品課 脱脂粉乳・バターの安定供給のための取組 【目次】 乳製品需給等情報交換会議について 脱脂粉乳・バターの需給見通し 脱脂粉乳・バターの国家貿易 生乳生産基盤の回復 その他の関係資料 参考:関係団体のリンク[外部リンク] 乳製品需給等情報交換会議について 脱脂粉乳・バターの需給や国家貿易等に関する情報共有と意見交換のために「乳製品需給等情報交換会議」を開催しました。 令和6年6月26日開催 配布資料(分割1)(PDF : 1,554KB)配布資料(分割2)(PDF : 715KB)R6.6.26会議概要(主な意見)(PDF : 260KB) 令和6年1月26日開催 配布資料(分割1)(PDF : 1,402KB)配布資料(分割2)(PDF : 740KB)R6.1.26会議概要(主な意見)(PDF : 285KB) 令和5年9月29日開催 配
1. EUの共通農業政策(Common Agricultural Policy:CAP)の概要 EUの共通農業政策(CAP)とは、EUにおいて加盟国28カ国で共通して講じられている農業政策。 CAPは、1950年代当時、欧州各国で講じられていた農業政策が保護主義的性格が強かったことから、共通市場の設立、生産の増強を図るためには域内での調整が必要であるとの考え方から1962年に導入された。 その後、財政負担の増大、ウルグアイ・ラウンド農業交渉、WTO農業交渉への対応等の観点から、1992年、1999年、2003年、2008年に政策の見直しが行われ、さらに、2013年には農業の公共財としての役割強化の観点等から見直しが行われた。 CAPは、(ア)農業者の所得を保障するための「価格・所得政策」、(イ)農業部門の構造改革、農業環境施策等を実施する「農村振興政策」の二本の柱から成り立っている。 2.
日ごろより、フェリシモをご愛顧くださいまして、まことにありがとうございます。 ただいまシステムメンテナンスを実施しているため、フェリシモウェブサイトをご利用いただけません。 【 メンテナンス時間 】:5月26日午前0時~午前9時 恐れ入りますが、時間をおいてあらためてご訪問くださいませ。 お客さまには大変ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げますとともに、 ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ハチというとハチミツを連想を連想する人も少なくないと思うが、果物の受粉を行うために畑にミツバチの巣を置いている農家も少なくない。 農家にとってハチは農作物の生育に決定的な影響を与えることもあり、管理は欠かせない。そんな農家のために、遠隔でハチの巣を監視する「EyesOnHives」がクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場している。 モニタリングして監視、ハチの数を数える このカメラ、ただハチの巣を監視するだけではない。画面に映っているハチの数をカウントし、1時間ごとに自分のスマートフォンにハチの数を通知してくれる。 これらの情報はクラウドに送信され、グラフで表示されるので、ハチの巣の状況が簡単に把握できる。日中に画面に表示されるハチの数が少なければ何か異変が起きているということが考えられるので、早いうちに対策がうてる。 開発のきっかけは現役農家の声 農家にとってハチの生育状況
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人はなぜ格闘に魅せられるのか――大学教師がリングに上がって考える 作者: ジョナサン・ゴットシャル,松田和也出版社/メーカー: 青土社発売日: 2016/02/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 本書は英文学博士で米国の大学の非常勤講師である著者が,総合格闘技(MMA:Mixed Martial Arts)のリングに上がることになるというはちゃめちゃでキレッキレの体験談とともに,男性心理における格闘技の位置付けを論じている本だ.本書にはスティーヴン・ピンカーがカバージャケットに推薦文を寄せていて,私はそれにつられて読むことにしたものだ.原題は「The Professor in the Cage: Why Men Fight and Why We Like to Watch」 著者ジョナサン・ゴットシャルは2008年に「The Rape of Troy」というホメロ
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メキシコ市内で腰掛けている女性ら(2013年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ronaldo Schemidt 【4月3日 AFP】ある人が将来心臓病にかかるかどうかを予測する上で、体重と身長の関係から算出されるBMI(体格指数)より胴回りのサイズの方が有力な指標になるかもしれない──このような研究結果が、2日に米シカゴ(Chicago)で開かれた米心臓学会(American College of Cardiology)で発表された。 米メリーランド(Maryland)州の米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の医師ボアズ・ローゼン(Boaz Rosen)氏らの研究チームは、心臓病にはかかっていない糖尿病患者200人について調べた。 その結果、胴回りのサイズが大きい人は小さい人より、酸素濃度が高い血液を脳などに送り出す左心室の機能に異常がある
メキシコの首都メキシコ市で、患者の血中コレステロール値を測定する医療スタッフ(2009年8月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/Luis Acosta 【4月4日 AFP】異常に高いコレステロール値の原因とされる遺伝子変異は、これまで考えてきたよりもはるかに低い、人口の約2%にしか存在しないとする研究結果が3日、米シカゴ(Chicago)で開催された米心臓学会(American College of Cardiology)で発表された。 これまでの研究では、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの値が190 mg/dl以上の場合と定義される、コレステロール値が「非常に高い」人の25%に、遺伝子の異常がある可能性が指摘されていた。 論文の主執筆者である米マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)のアミト・ケラ(Amit Khera)氏
体長20センチを超える謎の巨大な魚の赤ちゃん(幼生)の正体は、漁師の網に時々かかる深海魚「オキアナゴ」だったと、水産研究・教育機構などのチームが3月末の日本水産学会で発表した。 最初の発見から50年以上を経て、DNAの分析で明らかになったという。 ウナギやアナゴの幼生は「レプトセファルス」と呼ばれ、細長い親とは異なり、透明な葉っぱのような形をしている。巨大幼生は、米国の研究者が1958年にカナダ沖の太平洋で見つけたと発表したが、親がどの魚かは謎のままだった。 同機構の研究者、黒木洋明さん(海洋生態学)らが、別のアナゴを調査中に偶然オキアナゴを捕まえ、DNAを調べたところ、正体不明の巨大幼生のDNAと一致した。オキアナゴのDNAは、それまで誰も分析していなかったという。
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