ダウ・アグロサイエンス日本(株)は、園芸用と水稲用の新殺虫剤を開発、昨年12月25日に登録を取得した。1月25日、その新製品発表会を開いた。 新製品は、野菜・果樹用の殺虫剤「トランスフォームフロアブル」と水稲用殺虫剤「エクシードフロアブル」の2つ。どちらも有効成分であるイソクラスト(一般名はスルホキサフロル)を活用した新規系統の画期的な殺虫剤だ。野菜・果樹や水稲で問題となる害虫に対して安定した防除効果が期待できるという。 新製品発表に先立って栗田道郎社長は、ダウ・デュポンのアグリカルチャー事業部門の位置付けや今後果たすべき役割について、次のように語った。 ダウ・デュポンのアグリカルチャー事業部門は、デュポンパイオニア、デュポン農業製品事業部、ダウ・アグロサイエンスの強みを統合した事業部門であり、その強みとは、たとえば、(1)遺伝資源、バイオテクノロジー形質、農業作物保護、種子技術、デジタル