ソフトバンクは10月4日、農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」の機能を大幅に拡充したと発表した。 また、東京エレクトロン デバイス(TED)の最新端末(ゲートウェイ)の採用などにより、従来は1台約75万円だった端末を税込10万9780円と低価格化した。なお、利用には接続料(月額1078円/1台)および、クラウド利用料(月額4378円/1契約)が別途発生する。 また、農作物や栽培方法によっては、端末に加えて温湿度やCO2(二酸化炭素)濃度などを計測するセンサーの購入が必要となる。 同社によると、国内では少子高齢化や過疎化による農業現場での人材不足が深刻化しており、テクノロジーやデータを活用して、農作業の効率化や生産量・品質の向上、技術継承などを行うことへのニーズが高まっているという。 そこで2015年から、IoTセンサーを活用して収集した環境データを、植物科学の知見を取り入れ