11日は北海道から中国地方にかけての広い範囲で晴れて気温が上がり、特に岩手県では31度になるなど、ことし初めての真夏日となっています。まだ、体が暑さに慣れていないため、意識的な水分補給などを心がけるようにしてください。 気象庁によりますと、九州や奄美地方にはやや発達した雨雲がかかっていますが、北海道から中国地方にかけては高気圧に覆われ、おおむね晴れて、気温が上がっています。 午後0時半までの最高気温は、 ▼岩手県の宮古市で31度ちょうど、 ▼岩手県岩泉町小本で30.2度と、 全国でことし初めての真夏日となっています。 このほか、 ▼宮城県登米市で29度、 ▼兵庫県豊岡市で27.5度、 ▼石川県加賀市の菅谷で27.4度、 ▼鳥取市で26.6度など、 各地で夏日となっています。 気象庁は東北の太平洋側や北陸、山陰などでは山越えの暖かい空気が吹き降ろす「フェーン現象」も加わっているとみられるとし