日立ソリューションズ東日本とトップリバーは9月10日、「AIを活用したレタスの生育予測システム」をトップリバーの御代田農場および富士見農場で本格運用を開始したと発表した。 両社は農林水産省が公募する「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」において、「データを活用した農業経営をモデル化し、データに基づき安定的に収益をあげることができる次世代農業人(スマートファーマ―)育成」の実証を、令和元年度および令和2年度の2カ年で実施している。 「AIを活用したレタスの生育予測システム」は同実証プロジェクトにおける取り組みの一つであり、今回の本格運用は実証実験の結果を受けてのもの。 仲卸業者や食品加工業者などの実需者と直接契約を行い、決まった日に決まった量を出荷する契約出荷においては、生育予測により出荷日を予測して生産ロスを最小限に抑えながらも、約束した出荷量を確実に生産することが重要だ。 これまで