ポイント 正確かつ迅速にニホンジカとカモシカの糞を識別する手法を開発しました。 ニホンジカとカモシカが混在する地域でのニホンジカ対策の立案に有用です。 本手法は“ニホンジカ・カモシカ識別キット”として2016年9月2日に発売されました。 概要 国立研究開発法人森林総合研究所(以下「森林総研」という)は、糞の表面に付着しているDNAを検出することによって、ニホンジカ(シカ)とカモシカの糞を識別する手法を開発しました。この識別法では、一般的なDNA検査に必要な専門的知識や技術を一切必要としません。シカとカモシカが混在する地域においてシカの捕獲計画等を立てる際に有用です。本識別法に使用する試薬は “ニホンジカ・カモシカ識別キット”として(株)ニッポンジーンから2016年9月2日に発売されました(写真1)。 背景 近年、日本ではシカ(写真2)の個体数が激増し、農林業被害の拡大、自然植生の損失、自動