なぜ野菜は体にいいのか。国際医療福祉大学病院予防医学センター教授の一石英一郎さんは「活性酸素とは、私たちの体を錆びつかせ、老化させる物質で、その働きを抑える作用が『抗酸化』だ。抗酸化作用を持つ成分は、さまざまな野菜に多量に含まれている」という――。 ※本稿は、一石英一郎『予防医学の名医が教える すごい野菜の話』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。 なぜ野菜を食べるべきなのか 「野菜を食べた方が健康になれる」 そんな言葉は、皆さん誰しもどこかしらで耳にしていらっしゃると思います。野菜の持つ成分についても、「トマトのリコピンがいい」だの、「ナスに含まれるアントシアニンには抗酸化作用がある」だの、野菜を食べることの効用をめぐる言説が巷には飛び交っています。 でも、それが具体的にはどう体にいいのか、なぜ野菜を食べるべきなのか、そこまでわかっている人は、意外と少ないのではないでしょうか。 「抗酸
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