ブックマーク / www.amed.go.jp (10)

  • ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) ※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」(注1)メンバー 佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) 園 千尋(熊大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 講師) 中川 草(東海大学 医学部医学科 基礎医学系分子生命科学 講師) 齊藤 暁(宮崎大学 農学部獣医学科 獣医微生物学研究室 准教授) 池田 輝政(熊大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 国際先端研究部門分子ウイルス・遺伝学分野分野 准教授) 上野 貴将(熊大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 教授) 新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(注2)の感染

    ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
  • 自閉スペクトラム症の病態解明に寄与するメカニズムを発見―自閉スペクトラム症の治療戦略と創薬の発展に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    狩野方伸(東京大学大学院医学系研究科 機能生物学専攻 神経生理学分野 教授/国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN) 副機構長・主任研究者) 酒井浩旭(東京大学大学院医学系研究科 機能生物学専攻 神経生理学分野 大学院生:研究当時) 上阪直史(東京大学大学院医学系研究科 機能生物学専攻 神経生理学分野 講師:研究当時(現 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科認知神経生物学分野 教授) 社会性・コミュニケーション障害を示す自閉スペクトラム症(ASD)の原因候補遺伝子を利用し、シナプス機能異常と社会性低下の因果関係や社会性低下の原因となる脳領域をマウスでつきとめました。 大脳皮質前頭前野の錐体細胞におけるシナプス機能異常がASD症状を引き起こす一因である可能性を提案しました。 ASDの病態解明に貢献するメカニズムを明らかにしたことにより、ASDの治療戦略や創薬の

    自閉スペクトラム症の病態解明に寄与するメカニズムを発見―自閉スペクトラム症の治療戦略と創薬の発展に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
    agrisearch
    agrisearch 2020/10/13
    「大脳皮質前頭前野の錐体細胞におけるシナプス機能異常がASD症状を引き起こす一因である可能性を提案しました」
  • 液体のりで造血幹細胞の増幅に成功―細胞治療のコスト削減や次世代幹細胞治療に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    通常の培養で使用する高価なウシ血清成分やアルブミンの代わりに液体のりの主成分であるポリビニルアルコール(PVA)を用いることで、安価に細胞老化を抑制した造血幹細胞の増幅が可能になった。 マウス造血幹細胞を用いた実験により、1個の造血幹細胞を得ることができれば複数の個体へ造血幹細胞移植が可能であることがわかった。 発見は、ヒト造血幹細胞にも応用可能であると期待され、おもに小児の血液疾患に対して移植処置の合併症リスクを軽減した安全な造血幹細胞移植が提供できるとともに、幹細胞治療や再生医療への応用や医療コストの軽減に期待される。 東京大学医科学研究所の山崎 聡 特任准教授(幹細胞生物学分野)を中心とした研究チーム(スタンフォード大学と理化学研究所との共同研究チーム)は、マウスの造血幹細胞(注1)を用いた研究から、細胞培養でウシ血清成分や精製アルブミン(注2)さらには組み換えアルブミンが造血幹細

    液体のりで造血幹細胞の増幅に成功―細胞治療のコスト削減や次世代幹細胞治療に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
    agrisearch
    agrisearch 2019/05/30
    ポリビニルアルコール(PVA)
  • 不均一ながん細胞群の形態を指標として分離―新たながん検査法の開発へ期待― | お知らせ | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    2017年10月23日研究開発成果 不均一ながん細胞群の形態を指標として分離―新たながん検査法の開発へ期待― 国立研究開発法人日医療研究開発機構 国立研究開発法人産業技術総合研究所と国立大学法人筑波大学は共同で、マウス乳がん由来細胞4T1Eを、ハイドロゲルに包埋した三次元培養下での形態を指標として複数のサブポピュレーションに分離したところ、形態毎に異なる性質を示すサブポピュレーションが得られ、得られたサブポピュレーションが異なる薬剤感受性を示すことを確認しました。 研究成果は、平成29年6月30日付の米国科学誌PLOS One(プロス ワン)オンライン版に掲載されました。 研究の背景 がんの性質は患者毎に異なり、同じ患者の同じ臓器の腫瘍組織自体も繊維芽細胞などを大量に含む不均一な細胞集団であることが知られており、この「腫瘍内不均一性」ががん治療を困難なものとする原因の1つとして着目され

  • うつ病の重症度、および「死にたい気持ち(自殺念慮)」に関連する血中代謝物を同定―うつ病の客観的診断法開発への応用に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    プレスリリース うつ病の重症度、および「死にたい気持ち(自殺念慮)」に関連する血中代謝物を同定―うつ病の客観的診断法開発への応用に期待― 国立大学法人九州大学 国立大学法人大阪大学 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 国立研究開発法人日医療研究開発機構 うつ病は、抑うつ気分(気分の落ち込み)、意欲低下(喜びや意欲の喪失)に加えて、罪悪感、自殺念慮(死にたい気持ち)など様々な症状を呈し、自殺に至る危険が高い精神疾患で、重症度の評価は不可欠です。従来、人の主観的な訴えに基づいた専門家による面接等での重症度評価が一般的でした。今回、日医療研究開発機構(AMED)・障害者対策総合研究開発事業の支援により、九州大学大学院医学研究院の神庭重信教授(精神医学分野)、加藤隆弘特任准教授(先端融合医療レドックスナビ研究拠点)、康東天教授(臨床検査医学)、瀬戸山大樹助教(同上)、大阪大学大学

    うつ病の重症度、および「死にたい気持ち(自殺念慮)」に関連する血中代謝物を同定―うつ病の客観的診断法開発への応用に期待― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
  • 自己意識を本人が無自覚のうちに変容できるニューロフィードバック技術の開発 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    実験では、高い確信度にかかわる脳活動パターンを誘導することで確信度を上げることを狙いとしたDecNef訓練と、低い確信度にかかわる脳活動パターンを誘導することで確信度を下げることを狙いとした訓練の両方を、同一の被験者について、それぞれ二日間ずつ行いました。二種類のDecNef訓練の前後に心理実験を行い、狙った方向に確信度を変容できたかどうかを検討しました。実験には、10名の被験者が参加しました。 確信度を上げることを狙いとしたDecNef訓練では、「高い確信度」にかかわる脳活動を被験者が誘導できたときに報酬が与えられ、一方、確信度を下げることを狙いとしたDecNef訓練では、「低い確信度」にかかわる脳活動を被験者が誘導できたときに報酬が与えられました。DecNef訓練中の脳活動が、どのくらい「高い確信度」または「低い確信度」にかかわるのかをリアルタイムに評価するために、DecNef訓練に先

    自己意識を本人が無自覚のうちに変容できるニューロフィードバック技術の開発 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
  • ねらった遺伝子のスイッチをオンにする技術を開発―CRISPR/Casゲノム編集を応用したエピゲノム操作法― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    プレスリリース ねらった遺伝子のスイッチをオンにする技術を開発―CRISPR/Casゲノム編集を応用したエピゲノム操作法― 国立大学法人群馬大学 国立研究開発法人日医療研究開発機構 研究成果のポイント これまで、特定の遺伝子のみのスイッチを効率的にオンにすること(DNA脱メチル化)はできなかった。 CRISPR/Casゲノム編集を応用し、ねらった遺伝子のみのスイッチを効率的にオンにする技術を開発した。 技術は、遺伝子のスイッチ異常により起こる疾患の治療、再生医療に利用可能。 DNAのメチル化*1と脱メチル化は、遺伝子の発現にかかわるスイッチ(エピゲノム*2と定義されています)のひとつです。例えば、がんの増殖を抑える遺伝子のスイッチがオフになることで正常な細胞ががん細胞に変化することや、iPS細胞*3作製過程では特定の遺伝子(Oct-4)のスイッチをオンにする必要のあることが知られてい

    ねらった遺伝子のスイッチをオンにする技術を開発―CRISPR/Casゲノム編集を応用したエピゲノム操作法― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
  • WHOが極めて重要な抗菌薬と位置付ける「コリスチン」に耐性となる遺伝子mcr-1が日本にも存在することを確認 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    プレスリリース WHOが極めて重要な抗菌薬と位置付ける「コリスチン」に耐性となる遺伝子mcr-1が日にも存在することを確認 ポイント 国立感染症研究所の鈴木室長、黒田センター長らは、グラム陰性桿菌に対する重要な抗菌薬として位置づけられる抗生物質「コリスチン」に耐性となる遺伝子mcr-1が日にも存在することを、薬剤耐性菌のゲノムデータベース「GenEpid-J」を探索することにより突き止めました。 薬剤耐性菌問題は、公衆衛生学上の重要な課題として世界的な取り組みが推進されています。今年5月に開催されるG7伊勢志摩サミットにおいても主要議題として取り上げられる予定です。 今回、コリスチン耐性遺伝子mcr-1の日国内における分布が迅速に確認されたことは、今後の感染症研究にも重要な指針を与えるものと言えます。 コリスチンは大腸菌や緑膿菌などのグラム陰性桿菌への殺菌作用を持つ抗生物質で、複数の

  • integrative Japanese Genome Variation Database―全ゲノムリファレンスパネルの公開データベース― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    プレスリリース integrative Japanese Genome Variation Database―全ゲノムリファレンスパネルの公開データベース― 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 国立研究開発法人日医療研究開発機構 東北メディカル・メガバンク計画では、日人の標準となる大規模な人数の全ゲノム解読を行った結果を総合し、DNA 配列の多型などの頻度情報をまとめることで、今後のゲノム研究の参照情報となるリファレンスパネルの構築を目指しています。 構築中のリファレンスパネル(1KJPN)のうち、公開の準備が整ったものについては、ポータルサイト、integrative Japanese Genome Variation Database(iJGVD)から公開をしています。 現在のバージョンでは、1,070人の日人の高精度な全ゲノム解読結果注*に基づき、常染色体上の一塩基変異(S

  • 先天性巨大色素性母斑に対する世界初の皮膚再生治療を開始します | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    学校法人関西医科大学 国立研究開発法人国立循環器病研究センター 国立大学法人京都大学 学校法人常翔学園 大阪工業大学 国立研究開発法人科学技術振興機構 国立研究開発法人日医療研究開発機構 学校法人関西医科大学形成外科学講座の森尚樹講師と国立循環器病研究センターの山岡哲二部長らの研究グループは、再建する皮膚がなく治療が困難であった先天性巨大色素性母斑に対する世界初の新規皮膚再生治療を開始します。 皮膚の再生を成功させるためには、皮膚を構成する表皮とその下にある真皮の両方を再建する必要があります。今回研究グループは、患者さんの母斑組織を高圧で処理することにより、コラーゲンなどの主要成分はそのままで腫瘍細胞を完全に死滅させることに成功し、患者さん自身に腫瘍細胞のない真皮として再移植することが可能となりました。また、表皮は日初の再生医療製品である自家培養表皮(製品名:ジェイス、(株)ジャパン

    先天性巨大色素性母斑に対する世界初の皮膚再生治療を開始します | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
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