ブックマーク / complexcat.exblog.jp (11)

  • 「見せてあげよう、ワサビの威力をっ!」って言える所までは届いてない話 | COMPLEX CAT

    長男と同じくらいの樹齢だと思ったが、今年異変が生じた。葉っぱが、フラッシュ、展葉後、粉を吹いたような症状が現れ、その後枯れていく病気になった。出てくる葉、出てくる葉かたっぱしからやられていき、幹も黒ずんでいった。ああと理解した。糸状菌による「すす病」に感染したのだ。 対策を検索すると予防や原因となるカイガラムシなどの除去の方向で、スミチオン、オルトラン系薬剤散布などが書いてある。薬剤によっては使用法を守れば別に問題はないが、人にさし上げた先で料理に放り込むものなので、ちょっと他の方法を考えたいと思った。その他、風通しを良くしろとか、既にそういう環境にしてあるので、この悲惨な罹患状態から、健全な葉っぱを取り戻すには無理かなと感じた。

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  • 保全生態学用語だらけの桃太郎 : COMPLEX CAT

    昔々あるところで、おじいさんとおばあさんが、ベースキャンプを構えていました。周辺では、伝統的な休耕田サイクルが存在し、水田の水路は自然護岸により高い生物多様性が維持されている里地でした。周辺は二次林ながら、植林地帯は一部で常緑樹林と一部夏緑樹林とが交じる森が広がっていました。おじいさんが山に薪炭採集と毎木調査とシカの密度調査、おばあさんが川に環境DNAと水質の定期サンプリングに行くと、川上から通常の平均値を大きく上回るなんてものじゃない、ともかく巨大な桃が流れてきました。「こんなサイズの桃は見たことがない。ゴール(虫瘤)?中に新種の寄生蜂(きせいほう)でも入っているかもしれない。リンゴツバキじゃないから共進化モデルは関係ないわね。ありえないかもしれないけどこのサイズ、社会性コロニーが出来ているかも。だとしたら興味深い。持って帰って、調べてみましょう」おばあさんが桃を家に持ち帰り、只の鉈を使

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    agrisearch 2017/01/04
    ペミカンは犬にあげる伏線か。ドローンより有能な鳥はほしい(糒?)。
  • トンデモで消耗しないために | COMPLEX CAT

    炎上商法というかよくわからないブログ書いておられる方が、ムカデ咬傷にホメオパシーのレメディが効くとツイッターで喧伝しようとして、ネットで少し話題になっていた。反論、批判、カウンターが噴出して、特にへんてこ意見が拡散しないよう立て看板がネット上にたくさん建てられたのだが、その人への反論で、ハチに刺されること2回めでアナフィラキシーになるみたいなことが平気で書かれていたから、ちょっと心配になった。ゲームでの残数じゃないのだ。 フィールドワーカーやダイバーなど、攻撃してくるスズメバチやそれ以外の有剣類、ムカデやオニヒトデ、ガンガゼなどの咬傷、刺傷時の異種蛋白の体内侵入でアナフィラキシーショック対策として、エピペン(エピネフリン(アドレナリン)・オートインジェクター)を携帯すべきかどうなのか、専門にやってる病院で検査してもらえる。特に職業ダイバーはエントリーポイントまでのアプローチで毒虫攻撃もあり

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  • Working Wetland | COMPLEX CAT

    空前の渡来数で知られる「出水のツル」だが、主混群であるナベヅルとマナヅルの利用環境は、少しずつ減少している。いわゆる、谷津野環境と呼ばれているエリアなどで、ポツポツ利用数が減少している。渡来数増減には寄与しないのが、ここの100tを超える給餌とウォーターハザードを人工的に作って、要するに湛水水田を塒資源として整備している効果は大きいと思われる。 耕地整備により、どういう変化があるかというと、乾田化するということだ。乾田化するとそれまで利用していた餌生物が減少してどうも使いにくくなるようだが、これ自体検証されていない。耕地整備は圃場単位が大きくなるので棚田構造の段差が大きくなって視界が制限を受けやすくなるというのもあるが、おそらく利用現象は乾田化がきいていると思われる。ただ、乾田化する理由については、最初はよくわからなかった。耕地整理後、水利が変わる水田が多い。水稲の生育、刈取りが終わると、

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  • Sweetfish | COMPLEX CAT

    とりあえずべないと勿体無いということでゲットした分。末っ子が「凄い、きれいな魚だなぁ」と感動していた。 で、一度教えたものはちゃんと覚えていて、ソーティングも抜かりのない末っ子。しらっとアニサキスを見つけて、「この魚、おいしいね」とべ続ける。私の子だ。 彼が箸で引っ張り出したとき、まさか、淡水魚だしなぁ、と思っていたが、検索するとそこそこヒットする。たしかに、一旦海で暮らすアユは寄生される可能性があってもおかしくない魚。そこそこは入るらしい。 内臓部分は、大好きなウルカの味だが、よく見てべよう。勿論、内臓部分ばかりにいるわけではないのは秋刀魚の場合と同じ。基、火が入っていれば、寄生されるリスクはないが、口から入ると、アレルギー発症リスクもあるようだ。このあたりは、こんな記事も見つけたが、少し資料を集めて確認、整理したほうが良さそう。 チコベェの奴は、コイ、マスなどの淡水魚はべなか

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    agrisearch 2012/09/08
    アユ、そしてアニサキス。
  • Wildlife management関連の農文協書籍 | COMPLEX CAT

    書の特徴で,私が気がついたのは以下のとおり。 ・シカ肉の材利用の為の下処理,解体方法について解説してある。 ・材利用については,よく見る田舎料理的なものではなく,格的フランス料理レシピとかなり厳選された家庭料理の両方を載せてあって,更に脳のための脳の取り出しなどにも言及してある。 ・当に金を払って涙ながしてべたくなるための下ごしらえの重要性について,きちんと述べられている。 ・販路や,多くの自治体で経済的な部分で失敗している処理施設,販路,更に,人的ネットワーク等の組み立て方にも言及している。 おそらくページ数において150pあたりの厚み以下に仕上げるという暗黙の了解があるこのシリーズにおいては,よくぞこれだけ詰め込んだなという。 シカにおいても大量の有害鳥獣捕獲がなされているが,その環境資源としてのきちんとした利用はなかなか簡単ではない。各自治体が真面目に作った肉利用の

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    agrisearch 2012/05/23
    鳥獣害対策について
  • 平常運転 | COMPLEX CAT

    この前に,新たなる侵入者と大声大会やっていた。黒雉の子らしい。そういえば,以前のメンバーが誰も顔を見せなくなった。少し気になっている。チコが調子を崩したタイミングと重なるのは,関係ないのだろうとは思うが。 塀を飛び越え,路地をすたすた進み,いつものチコ。こうなると,いつもの「日一忙しい」。外で出会っても,探索モードだと,私の方に甘えに来なくなる。 ご近所の理解があるとも,人様の塀の上で,「よっ!」「おっ?!」とか飼い主とがやっているのは・・・・まあ良いかな。

    平常運転 | COMPLEX CAT
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    agrisearch 2012/03/24
    「シカのジャーキー」そして「貯食されたドングリがそんなに餌としてもたない理由」
  • チコにラット・コントロール・エージェントが務まるわけ | COMPLEX CAT

    チコが毎日毎日テリトリー内パトロールにいそいそと出かけていくのは,別に彼のテリトリーの周辺でブイブイ言わせている他のとバトルをするのが目的ではなく,彼のハンティング・エリアを守るためといっても間違いではないでしょう。彼は,いわゆるネズミ獲りのスペシャリストであって,それこそ「子子」(ねこ)と呼ぶにふさわしいハンターです。の獲物に対する探査像は個体によってチューニングが異なり,公陳丸は持ち帰ってくる獲物から判別するに全盛期ヘコ(蛇狙い)とも言える状況でした。もちろんそれ以外は見向きもしないよ,と言うほど厳密なものではありません。 彼のハンティングエリアを見てみると,お隣の鶏小屋周辺からあるおばあちゃんのかなり広い畑とその保護林を縦断する一方で,我が家の電気温水器内部といったハツカネズミやクマネズミが利用環境とする場所をカバーしています。戦績は,正確な撃墜数は把握していませんが,年間十数頭

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    agrisearch 2012/03/05
    動物行動学的解釈
  • 鹿肉 OK! Go! | COMPLEX CAT

    きび砂糖,紹興酒,醤油,生姜を適当につけ汁に放り込んで,ぐっちょぐっちょ。初めに素材の味を殺します(このセリフだけ西原さんの唐揚げレシピから。これが言いたかった)。

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    agrisearch 2011/10/06
    素材の味を殺す「西原さんの唐揚げレシピ」に反応 http://netafull.net/eat/035315.html
  • 風車と翼 | COMPLEX CAT

    風力発電プラントが原発時を受けて論議も出たりしているようなので、とそれに衝突する鳥のリスクと生物多様性の問題について。 原発を含めどれだけの自然環境が潰されてきたかということを反省点としたら、風力発電とバードストライク関連については、そんなのほとんど問題にならないよ、ではなく,逆にその辺りもきちんと配慮した物にしてほしいと切に思っています。ソフトエネルギーパスの一つの柱として風力発電を進めるなら,なおさらその思いは強いところです。原発に比べればマシだと、閾値を下げたくないのです。 確かに原発の生態系負荷と同じレイヤーでバードストライクを語れないことはその通りですが,ただ,生物多様性破壊が、直ちに人類に影響はないということを前提にした場合、更に年に何十羽か,鳥をたたき落とすような装置であっても,高濃度放射能汚染物質をぶちまけるほどの蛮行に比べれば遥かにマシだというような単純比較の話になります

    風車と翼 | COMPLEX CAT
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    agrisearch 2011/06/09
    風力発電とバードストライク問題。
  • 日本脳炎とコガタアカイエカ | COMPLEX CAT

    ワクチンが急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を引き起こしたと考えられるトラブルにより,現在,日脳炎予防接種は中止されています。 日脳炎について相変わらずWikiは中途半端なドキュメントで埋めた人が居ます。予防はともかく治療の項目がないし。「対処療法のみで,発熱、脳浮腫、脳圧亢進、痙攣、呼吸障害に対する対症療法と合併症の予防が主体である。」とその情報を書くべきかな。感染しても日脳炎を発症する人は少なく(100-1000 人に 1 人),また人から人へ感染することはないという知識は重要です。少なくともブタの感染比率の全国分布の方は大きな変化がないようです。四国,九州は抗体保有率80%を越える県が多くある意味いつもシーズンになれば非常警戒態勢。北海道〜東北〜北陸地域は0%の県が多いとなっています。そうなると,問題は人間の方。新型ワクチン開発までのタイムラグの間,幼児,学童への接種が頓挫している

    日本脳炎とコガタアカイエカ | COMPLEX CAT
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    agrisearch 2011/02/09
    予防接種中止の件、蚊帳「オリセットネット」も
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