ネットワーク専門誌を読むと,毎月のように記事中でネットワーク・コマンドの使い方が取り上げられている。しばしば登場するのはping,tracert,ipconfig,arp,netstat,nslookupという六つのコマンドだ。これらは,ちょっとした動作確認からトラブル・シューティングまで,よくお世話になる重要なコマンドばかりである。 マウス操作でコマンドを実行できる こうしたWindowsに付属するネットワーク・コマンドは,すべてコマンド・プロンプト上で実行するのが基本。多くの記事では毎回同じようにコマンド・プロンプト*を開いてコマンドを入力する方法を説明している。 しかし,日ごろからマウスを使った操作に慣れ切っているWindowsユーザーにとって,味も素っ気もないコマンド・プロンプト上でテキスト・ベースのコマンドを操るのは,どうも苦手だという人は多いだろう。 何も雑誌の都合に合わせて毎