2005年06月14日22:58 カテゴリPsychoengineering 脳の失敗、社会の失敗 前Entryのとおり脳と社会は似ている。その失敗パターンまでも。 脳の犯しやすい失敗の最もたるものは、「手段の目的化」だと思う。 故松本元先生の著作にもあるとおり、脳はアルゴリズム、すなわち目的達成の手段を見つけるコンピュータとといえる。脳がもっとも「輝く」のは、このアルゴリズム探索、すなわち手段の実行の過程であり、目的ではないのだ。目標達成時の喪失感というのも、ここに由来していると言える。 脳にとっての報酬は、実は目的ではなく手段なのである。 だから、「手段の目的化」というのは、脳が快楽を求める過程で必ず陥る罠ともいえる。気晴らしにゲームをしたら、それが面白くなりついつい夢中で....というパターンから、志をかかげて起業したら、いつのまに日銭を稼ぐために精一杯になりというレベルまで、人生で
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