開園から40年以上がたち老朽化が進む園内環境の改善を目指し、命名権(ネーミングライツ)を導入した同園。昨年8月、ナイキジャパン(品川区)に年間約1,700万円(10年)の契約で売却し、今春の完成を目指していたが、路上生活者支援者らで組織する「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」が、「誰もが自由に使えるはずである公園がナイキ1社の商業スペースに変質してしまう」などの理由から同計画に反対。 同区は同会が園内にベンチやテーブルなどを設置していたこともあり、着工を見合わせていたが、「除却を勧告・命令してきたが応じなかった」とし、9月15日には公園の部分閉鎖を行い、同24日に行政代執行を実施。今週中にも整備工事に着工する予定。 広さ1万808平方メートルの細長い立地の同園では、2006年6月に開設したフットサル場やトイレ、外周フェンス、園内灯、ベンチを改修し、樹木の剪定、移植、新植を行うほか、
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