大宮の新名所「鉄道博物館」から徒歩10分のところにある、スーパー銭湯とも漫画喫茶とも、はたまたビジネスホテルとも言えないような、不思議な施設「おふろcafe utatane」。長年営業していたスーパー銭湯が閉店し、1年間以上「空き」になっていた物件を見事にリノベーション、繁盛店として復活させたその秘密を、支配人の宮本さんにうかがう機会があったので、以下まとめておきます。こちら独自取材となります。 いわゆる「(1年間もの)閉店物件」が見事に生まれ変わった この「おふろcafe utatane」の場所には、元々「極楽湯」というスーパー銭湯がありました。しかし、周辺に次々と日帰り温泉がオープンした影響もあり、2007年に閉店。さらにそれを居抜きで引き継いだスーパー銭湯兼宿泊施設の「大成鉄道村」も、2012年に5年間の営業期間を持って閉店しました。この経緯と建物は地元民にとって有名なもので、極楽湯