剣持秀紀 @kenmochi あまり堅苦しいことは言いたくないのですが、 VOCALOID(ボーカロイド)というのは私の勤務先が保有する登録商標であり、特定の歌声合成技術の名称です。音声・歌声合成技術一般を示す言葉ではありませんので、適切な表現をお願いします。 2014-09-17 21:07:46
![公式の人「VOCALOIDは登録商標です(歌声合成技術の総称にすんなし)」に困惑するボカロファンたちの反応まとめ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/55c6dae48528db6ab20b6ae40cdbf2e470154c61/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fd36f2ef692b0791606904536de58671b-1200x630.png)
8月30日、大阪でクリプトン・フューチャー・メディアとTOKYO MX主催による初音ミクのイベント「マジカルミライ 2014 in OSAKA」が開催されました。取材に行けたわけではないのですが、ここでコルグからMIKU STOMPなる「初音ミクが歌うボーカロイド・エフェクター」が発表されました。 コルグが何かやるらしいという情報は以前からキャッチしていたものの、こういう形だったとは想定外。私もMIKU STOMPが発表されたのを知ったのは昨夜で、その後、関係者にいろいろと当たっているものの、ややガードが固く、しっかりした情報がとれているわけではないのですが、半分憶測も含めて、これがどんなものなのか見てみたいと思います。 【追記】 9月4日、KORGから正式発表されました。市場予想価格は13,000円前後とのこと。内容的には今回の記事どおりのようです。ユーザーエリアには約6,000文字が入
8月27日(水)、ニューアルバム『Twinkle World』をリリースする八王子Pさん。ダンスミュージックをベースにグルーヴィでエレクトリックなサウンドをVOCALOIDと融合させることで、唯一無二のサウンドを生み出してきた彼が、今作では新たな一面を見せている。 八王子Pといえば、ニコニコ動画で高い評価を獲得した「エレクトリック・ラブ」と「Sweet Devil」という対照的な2つの楽曲。投稿後にはMMDのプロデューサー・わかむらPがMVを(勝手に)制作し、さらなる話題を呼んだ。メジャーデビューに際して、「Sweet Devil」を(勝手に)イラスト化したTNSKさんもアートワークに加わり、3人体制で1st『electric love』、2nd『ViViD WAVE』をリリース。 そして、3rdアルバムとなる今回、初めて3人でのインタビューを敢行。 「Twinkle World」と聞いて
8月4日、ヤマハの新サービス「ボカロネット」がスタートしました。これはVOCALOIDをまだ触ったことがない初心者から、ヒット曲をガンガン作り上げているボカロP、さらには曲作りの発想に困っている作曲家の方まで、幅広い人が使える、まったく新しいインターネット上のサービスです。 以前、ニコニコ超会議のレポートとして「歌詞を入力すると自動で曲が完成するボカロネットがスゴ過ぎる!」という記事を書きましたが、これはクラウド上の自動作曲ツールであり、VOCALOIDの機能を120%発揮させるためのサービス。VOCALOID製品を持っていない人でも、無料で使って自分のオリジナル曲を作って歌わせることができるし、VOCALOID製品を持っている人ならさらに発展的な使い方ができるユニークなものなのです。さっそく、そのボカロネットを試してみたので、紹介してみたいと思います。 8月4日にスタートしたボカロネット
8月4日に公開された「ボカロネット」向きの歌詞ジェネレータを探して、実際に使ってみました。 ボカロデューサーという自動作曲サービスを無料で使えるヤマハのボカロネット。1日3曲までタダで作曲してくれる伴奏をつけて、VOCALOIDが歌ってくれるというサービスだけど、普通そんなに歌詞書けないよね。 食べ物とかグチとかダジャレとか、ツイートとあまり変わらない歌詞で曲を作っている人が目につきます。それはそれでいいし、ぼくもそうですけど。 というわけで、5つの自動作詞ツールをご紹介します。 まず、ユビキタスエンターテインメント(UEI)社長の清水亮(@shi3z)さんが作成した「80年代流行歌風歌詞自動作成システム」。テーマを入力すると、それを織り込んだ歌詞を生成してくれます。 たとえばボカロネットというキーワードだけで、こんな歌詞ができあがりました。バック・トゥ・ザ・フューチャー。たしかにそれだけ
さきほど、Piapro Studioバージョン 1.2.2.1 のアップデータを公開いたしました。 Piapro Studioを起動して、アップデートの確認をお願いいたします。 今回は v.1.2.2 の不具合によりお待たせすることになってしまい、大変ご迷惑をおかけいたしました。 また、調査にご協力いただきましたユーザ様、誠にありがとうございました。 この v.1.2.2.1 は不具合修正による再公開となりますので、以下、前回のバージョンアップ内容と修正内容を併せて再掲いたします。 【バージョン 1.2.2.1】 歌手の編集が可能になりました。 ・歌手のパラメータ(BRE/BRI/CLR/GEN)、歌手の名前が編集可能です。 ・歌手の複製、削除が可能です。 詳しくはこちらをご覧ください。 歌手リストで「プレビューフレーズ」を再生して、歌手ごとの発声を確認できるようになりました。 詳しくはこ
この連載では、独自に収集したデータを使って、みんな知ってるようで知らないニコニコ動画とpixivの現在を紹介していきます。今回はpixivでの「VOCALOID」タグを調査してみました。連載一覧はこちら。 明治大学米沢嘉博記念図書館スタッフでニコニコ学会β幹事。趣味で同人誌やニコニコ動画関連の研究をしてる人。記事に使ったデータ元の『ニコニコ統計データハンドブック2014』など同人誌をコミケで頒布。ブロマガでは連載記事の補足も。 Twitterアカウントは@myrmecoleon。関わった近著に『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』(イースト・プレス刊)。右の画像は筆者を擬人化?して描いてもらったキャラ「ありらいおん子」。男の娘。 ■Amazon.co.jpで購入 pixivでも人気のVOCALOIDと初音ミク 過去何回か紹介している「VOCALOID」はヤマハの開発
2014年05月31日09:00 カテゴリ ボーカロイド「調声」に対する一意見 Twitter で、ボーカロイドの或る楽曲を「神調教だ」と紹介したところ、「どこが神調教か釈然としない」的な反応(もっとやらわかい言い方ですが(笑))をいただいたので、それについてちょろっと返信しましたのを、補足も含めて転載します。 あくまで、ボーカロイド(初音ミク V3)を使い始めて4ヶ月程度、要するにボカロの楽曲をちゃんと聴き始めたのも4ヶ月のド素人による、ボーカロイドの声を調整するいわゆる「調教」、この「調教」という言い方がわたしは非常に嫌いでして、以下、「調声」としますが、これに対する一意見としてお読みください。 ————— ××さん。 長くなったので、「神調教」について、下のようにまとめました。時間があるときにでも読んでください。 ボーカロイド〔以下、ボカロ〕の楽曲への感想として、「神調教」とい
世界は初音ミクをどう見たか? PolicyMic「ポップ・ミュージックの未来について興味深い問題提起」 ボーカロイドと初音ミクの創作文化を世界に紹介するイベント「HATSUNE MIKU EXPO 2014 in Indonesia」が5月28日・29日の二日間に渡りインドネシアのジャカルタで開催された。初音ミクのライブパフォーマンスをはじめ、コスプレ体験やメイクアップ、初音ミクを生み出したクリプトン・フューチャー・メディア社の代表取締役・伊藤博之氏によるパネルディスカッション、クリエイター作品の展示やホワイトボードに自由にミクを描けるスペースなど様々なコーナーや企画が展開された同イベントは両日で1万人もの現地ファンを動員。現地メディアでも大々的に取り上げられるなど大盛況のうちに幕を閉じた今回のイベント成功は、改めて初音ミクのアジア諸国における人気を証明する形となった。 元々日本のポップカ
2014-06-05 カゲプロをほとんど知らないひと(へ)の『カゲロウプロジェクト』批評 考察 おすすめ 目次 前書き 『カゲロウプロジェクト』は一次商品なのか なぜ『カゲロウプロジェクト』がヒットしたのか 「解釈」とは物語を作っていくこと 「解釈」とは労力のいること カゲプロ信者/カゲプロ厨 ニコニコ動画は一次商品を生みだせるか 終わり 前書き まずは大塚英志の「企業に管理される快適なポストモダンのエッセイ」(以下ポストモダンエッセイと表記)をお読みいただきたいです。この文章は、ポストモダンエッセイを読んだという前提で書かれております。 タイトルの括弧は、 カゲプロをほとんど知らないひとの『カゲロウプロジェクト』批評 カゲプロをほとんど知らないひとへの『カゲロウプロジェクト』批評 という二重の意味です(カゲプロをほとんど知らないひとというのは私のこと)。 私のカゲプロ批評で大事に
伝統的な文楽人形と、最新の音声合成技術ボーカロイドが共演するオペラ映画が29日、発表された。「源氏物語」の「葵」の巻を下敷きにした能「葵上」を基に、機械の歌声と人間の歌手の間の激しい葛藤を、テクノを基調とする濃密な音楽と文楽人形の繊細な演技で描く。7月25日からロンドンで開かれる日本文化紹介イベント「ハイパージャパン」で初上映される。 ストーリーは、ボーカロイドを使った楽曲によって世に認められた人気作曲家ヒカル、ヒカルとコンビを組んでいる売れっ子歌手アオイ、そしてヒカルが世に出るきっかけになったボーカロイド・ミドリを軸に進む。「源氏物語」の光源氏がヒカル、葵の上がアオイ、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)がミドリに当たる。 人気絶頂のアオイがある日突然、自殺を図る。病床に駆けつけた彼女のマネージャーと精神科医の前で、アオイは何ものかに取りつかれたかのように狂おしく歌を歌い始める。それは
東北を応援するキャラクターとして生まれた東北ずん子。2012年9月にしゃべるソフトウェアのVOICEROID+版・東北ずん子が登場した際には、DTMステーションでも記事にして大きな反響になりました。その東北ずん子が、いよいよVOCALOIDとなって6月5日に発売されます。ご存じの方も多いと思いますが、2013年6月にVOCALOID化を目指すクラウドファンディングが開始され、1か月後に目標投資額を達成。その後、AHSの手によってVOCALOID化が進められていたのです。 私もことあるごとに、VOCLOID版の東北ずん子の開発進行状況を伺っていたのですが、いよいよ完成したようなのです。発売までは、まだ3週間程度ありますが、一足早く、ソフトを入手することができたので、どんなものなのか使ってみるとともに、開発の経緯などをAHSの尾形友秀社長に伺ってみました。 VOCALOID版の東北ずん子がいよ
最近では空前の大ヒット機材となっている学研・大人の科学の「ポケット・ミク」。eVocaloidによるボーカルを単体で鳴らせ、USBでPCと接続すれば、eVocaloidのコントロールができるだけでなくGM音源が鳴り、XGフォーマットのエフェクトも使えるなど、多くの機能を搭載しながら4,980円という価格は衝撃的で、いまだ品薄状態が続いているようです。 そのポケミクや以前紹介したeVY1シールド、単体で音を出すとキレイに聴こえるのに、オーディオインターフェイスを経由させると“ブーン”というハムノイズが出て困っている人も少なくないのではないでしょうか?実はこれ、グランドループと呼ばれる現象で結構難しい問題なのです。それを回避する方法が登場してきたので、紹介してみたいと思います。 ポケット・ミクの出力にPocket DIを組み合わせることでグランドループを回避 以前、eVY1シールドを使った際、
【月刊BARKS 藤井丈司連載対談『「これからの音楽」の「中の人」たち』】第2回 ばるぼら編Vol.1「1998年から1885年へ」 連載第2回は、前回に続いて「ボカロ」についての対談です。 10代や20代前半には、爆発的に人気のあるボカロですが、 四十代以上には、ほとんど音楽として認知されていないという、 情報速度の速いこの国にしては、ちょっとめずらしい状況が起きています。 初音ミクが出てきてたった6年で、こんなに大きな音楽シーンが生まれたのはなぜなのか、 そしてそれが、なぜフツーのオトーサンたちには、 「あぁボカロね...」ぐらいにしか認識されていないのか。 今回は、『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』や『消されたマンガ』(共著)などの作者である、ばるぼらさんに登場してもらい、ボカロを生み出すに至った、主に90年代からゼロ年代前半までの、ネットの中のさまざまなサブ
My favorite digital pop star Hatsune Miku is opening The ARTPOP Ball from May 6-June 3! Look at how cute she is! http://t.co/XZr1nKGM2Q 🌟✨ — Lady Gaga (@ladygaga) April 15, 2014 レディー・ガガさんが、コンサートツアーのオープニングで初音ミクを起用するということで、話題になっています*1。“世界の歌姫”が“電子の歌姫”を呼ぶとは、なんとまあ熱い! 日本国内では、つい先月、BUMP OF CHICKENとのコラボレーションが、双方のファンに衝撃を与えました。初音ミクのプログラミングは、「Tell Your World」などでおなじみ、kz(livetune)さんが担当しているということで、その力の入れようが窺えますね
「今必要なのは、究極にシンプルなmixi」ニコ動生まれのアーティストkz氏(livetune)に聞く、ネットカルチャーの未来【特集:New Order】 2014/04/09公開 ネット上に公開したオリジナル楽曲『Packaged』、『Light Song』など、初音ミクのVOCALOIDを 使用して制作した楽曲が話題となり、累計350万 回以上再生される快挙を達成。音楽業界から注目される。現在は、TVアニメの主題歌からクラブミュージ ック、有名アイドルのツアーのライブ用BGM などさまざまなジャンルのアーティストの楽曲の 作詞、作曲、Remixなどの楽曲を手掛ける人気 クリエイターとして活動 2012年、世界に配信された『GoogleChrome』のCMキャラクターとして初音ミクが起用されたのはご存知だろうか? 同CMは、初音ミクがテレビや動画を通して、国内外問わずより多くの人に知られる
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