来年1月2、3日の第100回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で連合チームが編成されないことを受け、一部の学生や関係者の間では、関東学生陸上競技連盟(関東学連)の発表までの過程について疑問の声が上がっている。連合チーム編成の可否を巡る議論の場を設けるため、学生らはプロジェクトチームを立ち上げた。その一員として活動する東大大学院生が日刊スポーツの取材に応じ、臨時の代表委員総会(臨時総会)開催に向けて奔走していることを明かした。 ◇ ◇ ◇ 関東学連から第100回箱根駅伝で連合チームを編成しない案が加盟校へ提出されたのは、昨年4月19日だった。それを受け、東大の学生は同26日、連合チーム編成可否の最終決定の時期を問うメールを関東学連へ送信。しかし、学連側からの返答が得られないまま、同6月30日の代表委員総会(※1)で連合チームの編成可否が採決され、「関東学生連合チームは編成しない」と発