「Windows Vista」に二の足を踏むユーザー企業は少なくない。アプリケーションやデバイスの互換性,OSの品質,セキュリティ,文字セットなど,懸念すべき点は多岐にわたる。マイクロソフト日本法人でクライアント向けWindows事業を統括するジェイ・ジェイミソン氏に,Windows Vistaの導入支援策を聞いた。同氏は「過去最大級の規模で実施する」とした上で,支援策の数々をアピールする。 まず申し上げたいのは,Windows Vistaは日本のユーザー企業にとって,非常に質の高い,価値の高い製品である,ということです。日本のユーザー,そして世界中のユーザーを取り巻く環境を見ると,よりセキュリティの高いOS,高度な情報のコントロールが容易なOSが求められています。非常に堅牢なセキュリティが求められる一方で,やはり社員は,業務の生産性の上がる,使いやすいソフトウエアを必要としているのです。
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