Googleが「Google+」の画像を対象に、「Rapid and Accurate Image Super-Resolution」(RAISR)と呼ばれる新テクノロジのロールアウトを開始した。RAISRを利用すれば、帯域幅をあまり使用せずに、画像を高解像度で表示することが可能になる。 先週より、一部の「Android」端末で、RAISRを適用した高解像度画像のGoogle+へのロールアウトが開始されている。Googleによると、同社はRAISRテクノロジを適用した大容量画像で、使用する帯域幅を最大75%削減することに成功しているという。 Googleは帯域幅の狭いモバイル端末に非常に鮮明な画像を提供する手段として、2016年11月にRAISRを発表した。 RAISRは機械学習を使って、低解像度画像の高品質版を生成することで、その画像が帯域幅を占拠することを回避し、より高速なダウンロード
GoogleがTwitterのモバイル開発者プラットフォーム「Fabric」を買収するという。両社が米国時間1月18日に発表した。 買収条件は公表されていないが、この動きによって、より長期的な安定性を模索するTwitterは事業の効率化を図ることができるはずだ。Twitterにとってこの数カ月間は、経営陣を再編したり身売り交渉に失敗したりと、苦難続きだった。Twitterの買収先としてGoogleが適しているのではないかという意見もあったが、Googleは今回、同社の開発者プラットフォームだけを取得することになる。 FabricチームはGoogleの開発者向け製品グループに加わり、同社の「Firebase」チームと統合される。「FabricとFirebaseは、今日の市場で独特の強みを持つモバイルプラットフォームを運用している」と、エンジニアリング担当バイスプレジデントでFabricのゼネ
Google が提供する「Android Ambassador」プログラムを “ワイモバイル”で活用開始~Android に精通したスタッフが「Android Ambassador」として接客~ 2017年1月18日 ソフトバンク株式会社 株式会社ウィルコム沖縄 ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄は、“ワイモバイル”の新しい取り組みとして、Google が提供する「Android™ Ambassador(アンドロイド アンバサダー)」プログラムの活用を開始します。プログラムを通してトレーニングを修了したスタッフは、Android やAndroid 端末上のGoogle のサービスに精通した「Android Ambassador」として、2017年2月中旬以降“ワイモバイル”の店舗で接客を行います。 Google が提供する「Android Ambassador」プログラムは、
Googleは「Google Play」に変更を加えようとしている。Googleが米国時間11月3日、サンフランシスコで開催したソフトウェア開発者向けイベントで明らかにした。 Google Playで提供しているサービスに対するサブスクリプション料金の支払い方法が、アップデートの柱となる。たとえば、アプリ開発者は、数カ月間にわたって月額1ドルでサービスを提供してから通常のサブスクリプション価格に引き上げるなど、サブスクリプションに対してさまざまな販売促進価格を選択できるようになった。 Googleは、Google Playのサービスに対する支払いを新興市場でさらに容易にする取り組みも宣伝した。「通信事業者による直接課金」機能を拡大してきた、と「Android」およびGoogle Playの製品管理担当バイスプレジデントであるSameer Samat氏は言う。通信事業者による直接課金を選択す
「Google Play」ストアで新しいアプリを探しているとき、それがある目的を持ってアプリを探しているのであれ、単に人気ランキングを眺めているのであれ、そのアプリに欠点がないか確認するのにユーザーのレビューが役立つことが多い。ユーザーが開発者の収入に結び付く「インストール」ボタンを押すか押さないかの判断に影響するのは、こういったレビューだ。 そこで当然ながら、開発者は、ユーザーが自分のアプリをインストールしてくれる可能性を高める方法を見つけ、実践する必要がある。 インストール数を増やしたり、偽のレビューを投稿したり、お金を払って高い評価を付けてもらったりすることは、開発者が最終的に得られる利益に影響を与える手段の一部にすぎない。 しかしGoogleは、ユーザーに誤った情報を与えようとする開発者を少しでも減らすため、できる限り取り組もうとしている。同社は米国時間10月31日、不正を検出して
米Googleは10月4日(現地時間)に開催した製品発表イベント後、公式オンラインショップGoogle StoreのトップページからNexusブランドの製品をすべて削除した。 また、Nexusチームは公式ツイートで「Nexusユーザーの皆さんは、Googleの旅路で欠くことのできない役割を果たしてくれた。われわれはPixelのスタートでわくわくしており、皆さんにそれを理解してもらいたい」「われわれは今後もNexusのサポート(カスタマーサポート、ソフトウェアアップデートなど)を続ける。また、このTwitterアカウントも存続する」と説明している。 米Ars Technicaなど複数の米メディアによると、Googleは公式声明としてGoogle端末の将来については「ノープラン」と語ったという。 Nexusブランドは、2010年、Googleが純粋なAndroidの可能性を示す目的で立ち上げた
「Google+」のグループビデオチャット機能「ハングアウトオンエア」が廃止されることになった。ただし、Google+のブロードキャスト機能がなくなるわけではない。 Googleは米国時間8月15日、Google+のハングアウトオンエアを9月12日をもって終了し、YouTubeのライブストリーミング機能「YouTubeライブ」に移行することを明らかにした。12日以降に予定されているビデオイベントは、YouTubeライブに移行する必要があるとしている。 2011年にリリースされたハングアウトオンエアは、それまでのGoogle+のハングアウト機能を1歩前進させた。少人数のグループで動画を共有することにとどまらず、ユーザーはハングアウトのオンエア版を介して、より多くの人々に向けて配信することが可能になった。これにより、自身の宣伝とともにファンやフォロワーにアクセスしたいと考えている著名人や組織に
Googleが、Linuxカーネルに依存しない新しいオープンソースOSの開発を進めている。 「Android」と「Chrome OS」はLinuxをベースにしているが、Googleの新OS「Fuchsia」では、組み込みシステムから高性能スマートフォン、PCまで、あらゆるIoT(モノのインターネット)デバイスを動かすのに適した軽量かつ高機能なOSの開発を目指し、Linux以外のカーネルを採用している。 Linuxカーネルに代わって、Googleの新OSは「Magenta」を採用している。Magentaのベースである「LittleKernel」は、「FreeRTOS」や「ThreadX」といった組み込みシステム向け商用OSのライバルだ。 Android Policeによると、Magentaは(ユーザーアカウントを要する)ユーザーモードをサポートし、また「Android 6.0」のパーミッショ
米Googleが、Google Playに登録されているサブスクリプション(課金制)アプリの売上高の開発者取り分を従来の70%から85%にアップする計画であると、米Recodeが6月8日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。 Appleは同日、App Storeのサブスクリプションアプリの開発者取り分を、ユーザーの加入1年目は従来通り70%のままだが、2年目から85%に引き上げると発表した(実施は6月13日から)。 Recodeによると、Google Playでの開発者取り分は加入1年目から85%になるという。 Googleは1年前から、幾つかの大手エンターテインメント企業と85%配分をテストしていると情報筋は語った。この新しい配分モデルがいつごろから適用されるかは不明という。
(編集部注:Googleの最高経営責任者(CEO)Sundar Pichai氏のインタビューを前編と後編に分けて公開します。後編は5月25日に公開されています) Sundar Pichai氏のオフィスは、カリフォルニア州マウンテンビューのGoogleplexにある。光で満たされたそのオフィスの壁の窓からは、そこから歩いて行ける距離にある、ショアラインアンフィシアターのテントの2つの先端部分が見える。 その野外コンサート会場で、Pichai氏はGoogleの最高経営責任者(CEO)として初めて、2000人を超えるGoogle従業員と7000人以上の開発者が集まる「Google I/O」開発者会議を主催した。同社はこの7年間、サンフランシスコのコンベンションセンターでGoogle I/Oを開催してきたが、Google I/Oが10周年を迎える今回、Pichai氏は開催地をGoogleの裏庭とも
Ars Technicaの報道によると、Googleの共同創設者であるLarry Page氏は米国時間5月19日に出廷し、Java APIの使用は「無料かつオープン」だと主張して、同社が「Android」の開発でJava APIを使用したことを弁護したという。 OracleはGoogleを著作権侵害で提訴しており、GoogleはAPIの使用に対しライセンス料金を支払うべきだったと主張している。米連邦控訴裁判所はすでに、APIは実際のところ著作権で保護されているとの判決を下しているが、Googleはこのコードの使用について、「フェアユース(公正な使用)」に当たるものだったと主張している。GoogleがAndroidから得た利益の額や、Oracleが侵害によって被ったと主張している金銭的損害の額を考慮し、OracleはGoogleに93億ドルの損害賠償を求めている。 Googleがライセンス契
パスワード入力を不要にしようとするGoogleの計画が進行している。「Project Abacus」は、ユーザーの端末使用方法を包括的に解析することでパスワード入力を不要にしようという野心的なプロジェクトである。Googleは米国時間5月20日、このプロジェクトが2016年6月より「複数の大規模金融機関」で試験運用を開始することを開発者会議「Google I/O」で明らかにした。 Project Abacusを考案したGoogleのATAP(Advanced Technologies and Projects)部門を統括するDan Kaufman氏は、「うまくいけば、2016年末までにすべての『Android』開発者に提供されるだろう」と述べた。 Googleはそれ以上の詳細を明らかにしていない。 Project Abacusは、2015年のGoogle I/Oで発表された。人はパスワード
高度なクラウドサービスによる次世代ゲームインフラ2016年4月20日、東京の六本木アカデミーヒルズにて、モバイルサービス・コンテンツ提供事業者を対象としたイベント“Google for Mobile Game Bootcamp”が開催された。 このイベントにおいて、“Googleスケールで構築する! 次世代ゲームインフラとユーザ事例”と題し、Googleの橋口剛氏とエイミングの野下洋氏によるセッションが行われたので、その模様をお届けする。 Google Cloud Platformの紹介セッションでは、最初にGoogleの橋口剛氏が登壇。 橋口氏の肩書は“Territory Sales Manager,Google for Work”。聞き慣れない役職だが、ふだんは管轄するテリトリーであるゲーム業界の関係者向けに、分析のプラットフォームやゲームインフラの提案を行なっているとのこと。 プレゼ
Googleの検索結果で上位表示されるAccelerated Mobile Pagesに、はてブやLINEも対応表明:AMPとは はてなは、同社のAndroidアプリ「はてなブックマーク」に、「Accelerated Mobile Pages(AMP)」に対応する新機能を実装した。またLINEも対応を発表している。AMPとは何か。どうすれば対応できるのか。 はてなは2016年4月7日、同社のAndroidアプリ「はてなブックマーク」に、「Accelerated Mobile Pages(AMP)」に対応する新機能を実装したと発表した。はてなブックマーク バージョン2.12で利用できる。 またLINEも同日、その他のアップデートと併せて、AMPによる高速表示への対応を発表した。 Accelerated Mobile Pages(AMP)とは AMPは、2015年10月にGoogleやTwit
Googleは昨年8月に「Alphabet」とその傘下企業群という形に組織構造を変更したため、今年の手紙はGoogle CEOとなったSundar Pichai氏が本文を書いています。 この手紙ではGoogleの今後の方向性が明確に示されています。それは機械学習やAI(人工知能)への傾倒です。 Googleは創業当初からこの分野へ積極的に投資しリードしてきた存在ですが、今年の手紙の中でPichai氏は「We will move from mobile first to an AI first world.」(私たちはモバイルファーストからAIファーストの世界へ移るつもりだ)と、その変化を明確にしました。 その背景にある考え方はどのようなものでしょうか。手紙はいくつかの章に分かれているので、章ごとのサマリを紹介しましょう。 Knowledge for everyone: search and
戦いすんで 5戦を終えディープマインド社デミス・ハサビスCEO(左)に対局で使った碁盤にサインをして渡すイ・セドル九段 Kim Hong-Ji-REUTER/ 韓国ソウル市で人工知能と人間の囲碁対局が行われた。グーグルが買収したイギリスのディープマインド社が開発した人工知能「AlphaGo」と、挑戦的で創造的な囲碁をする世界トップレベルの棋士として有名なイ・セドル九段の対局は「世紀の対決」「歴史に残る対決」として韓国を沸かせた。12歳でプロ棋士になったイ・セドル九段は、子供のころから天才と呼ばれた棋士で、韓国で知らない人はいない有名人である。 3月9日から10、12、13、15日の5回にわたって行われた対局で、「人類代表」のイ・セドル九段は1勝4敗、人工知能が勝利をおさめた。当初韓国では、イ・セドル九段が5勝全勝するだろうと誰もが信じていた。囲碁は人間が作ったもっとも複雑なゲームなので、人
GoogleはNik Softwareの写真編集機能を「Google+フォト」(現「Googleフォト」)に統合する目的で同社を買収した。Google+フォトでは一時、高度な写真編集機能を使えたが、Google+フォトがGoogleフォトに統合された段階でこうした機能はなくなった。 GoogleはNik Collection無料化の理由を「GoogleフォトやSnapseedを含むモバイル向け写真編集ツール強化という長期的な取り組みに集中するため」と説明している。 関連記事 Googleフォト、アルバムの自動作成機能追加 位置情報も地図で表示 Googleのクラウド写真サービス「Googleフォト」にアルバム自動作成機能が追加される。人工知能が、撮影した時間と場所に基いて同じグループと判断した写真の中から「良く取れている」作品をピックアップし、仮タイトルまで付けてアルバムとして提示する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く