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  • ウクライナ「キエフ州全域を解放」 280人の遺体埋葬

    ウクライナの首都キエフ近郊ブチャで、複数の遺体(写真外)が横たわる道路を歩く人(2022年4月2日撮影)。(c)RONALDO SCHEMIDT / AFP 【4月3日 AFP】ウクライナのハンナ・マリャル(Ganna Maliar)国防次官は2日、同国軍がキエフ州全域をロシア軍から奪還したと発表した。 ウクライナを侵攻したロシア軍はこれに先立ち、首都キエフ近郊の主要都市から撤退。マリャル氏はフェイスブック(Facebook)に、「イルピン(Irpin)とブチャ(Bucha)、ホストーメリ(Hostomel)とキエフ州全域が侵略者から解放された」と投稿した。 3都市はいずれもキエフの北西にあり、2月24日に始まったロシア軍の侵攻により大きな被害を受けていた。イルピンとブチャは今週、ウクライナ軍により奪還されたが、戦闘により多数の民間人が犠牲となった。 ブチャに入ったAFPは、一つの道路で少

    ウクライナ「キエフ州全域を解放」 280人の遺体埋葬
  • ロシア外相が訪中、新世界秩序へ中国と共闘

    首都モスクワで記者会見するロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(2022年3月24日撮影、資料写真)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / POOL / AFP 【3月30日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は30日、同国がウクライナに侵攻して以降、初めて中国を訪問した。多極化する新たな世界秩序への移行に向け、中国などの友好国と共に取り組む意向を表明した。 ラブロフ氏は王毅(Wang Yi)外相と会談。事前に公表された動画でラブロフ外相は「われわれはあなた方や支持者と共に、多極的で公正、民主的な世界秩序に向けて歩んでいく」と語った。 中国外務省が出した公式声明によると、王外相は、中ロ関係は国際情勢の変化という試練に耐えたなどと述べた。 ラブロフ外相は、アフガニスタンの将来に関する一連の会合に出席するため、中国東部の黄山(Huangshan)を訪れた。

    ロシア外相が訪中、新世界秩序へ中国と共闘
  • ロシア軍、400人避難の学校爆撃 強制連行も

    ウクライナ・マリウポリで激しく損傷し燃えている建物を撮影した衛星画像。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月18日撮影・公開)。(c)AFP PHOTO / Satellite image @2022 Maxar Technologies 【3月21日 AFP】ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)市当局は20日、約400人が避難していた学校がロシア軍に爆撃されたと発表した。また、一部の住民が強制連行されているとしてロシアを非難した。 マリウポリ市当局はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で「昨日(19日)、ロシア軍に美術学校が爆撃された」と説明。学校には女性や子ども、高齢者約400人が避難していたが、「今もがれきの下敷きになっている」と訴えた。 住民の一部はロシアに強制連行され、ウクライナのパスポート(旅券)を没収されたとしている。 マリウポリが属するドネツク(

    ロシア軍、400人避難の学校爆撃 強制連行も
  • ブッシュ米大統領、真珠湾攻撃と同時多発テロを同一視する発言

    2007年8月22日、米ミズーリ(Missouri)州カンザスシティー(Kansas City)で行われた退役軍人団体の年次総会で演説するジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領。(c)AFP/Jim WATSON 【8月23日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は23日、ミズーリ(Missouri)州カンザスシティー(Kansas City)で行われた退役軍人団体の年次総会での演説で、米軍のイラク駐留を継続させる理由を述べる際、第2次世界大戦中の日軍による真珠湾攻撃と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)による米同時多発テロ事件を同一視する発言を行った。 イラク情勢に関する報告書の提出期限まで1か月を切り、高まるイラク駐留米軍の撤退要求に対する回答を模索していたブッシュ大統領は、「米国が日を敗戦国から民主主義国へと導いたの

    ブッシュ米大統領、真珠湾攻撃と同時多発テロを同一視する発言
  • 「ロシア兵が性的暴行」 ウクライナが非難、特別法廷の設置支持

    米ニューヨークで開催された第58回国連総会で、ロシアとの紛争について発言するウクライナのドミトロ・クレバ外相(2022年2月23日撮影、資料写真)。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP 【3月5日 AFP】ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は4日、同国に侵攻したロシア軍の兵士が女性に対し性的暴行をはたらいていると非難し、ロシアによる侵略行為を罰する特別法廷の設置を支持すると表明した。 【写真特集】ロシアウクライナ侵攻 クレバ外相は、英ロンドンの王立国際問題研究所(チャタムハウス、Chatham House)で開かれたイベントで、「残念ながら、ロシア兵がウクライナの都市で女性をレイプする事例が数多くある」と指摘。詳細は明らかにしなかったが、英国のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)元首相や国際法専門家らが呼び掛けている特別法廷の設置を支持

    「ロシア兵が性的暴行」 ウクライナが非難、特別法廷の設置支持
  • ノーベル賞でカナダ文学に「ようやく国際的評価」

    独フランクフルト・アムマイン(Frankfurt am Main)のブックフェアでに並ぶ2013年のノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)を受賞した小説家アリス・マンロー(Alice Munro)氏の作品(2013年10月10日撮影)。(c)AFP/DANIEL ROLAND 【10月12日 AFP】2013年のノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)を受賞した小説家アリス・マンロー(Alice Munro)氏(82)の出身国カナダの多くの作家たちは、世界の文学に多大な貢献をしてきたにもかかわらず、長きにわたって過小評価されていると感じ続けてきた。 マンロー氏は、ノーベル文学賞を受賞した初のカナダ人と言って良いだろう。1976年に同賞を受賞したソール・ベロー(Saul Bellow)氏はモントリオール(Montreal)生まれだが、

    ノーベル賞でカナダ文学に「ようやく国際的評価」
  • 親ロ派指導者、「総動員令」発動 ウクライナ東部

    ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」の紋章。ドネツク市内で(2022年1月19日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【2月19日 AFP】(更新)ウクライナ東部の二つの親ロシア派武装勢力の指導者は19日、国内での紛争への懸念の高まりを受け、「総動員令」を発動したと発表した。 予備役を招集し、総動員令の署名と発動を発表したのは、ドネツク(Donetsk)州の親ロ派「ドネツク人民共和国」の指導者、デニス・プシーリン(Denis Pushilin)氏と、ルガンスク(Lugansk)州の親ロ派「ルガンスク人民共和国」の指導者、レオニード・パセチニク(Leonid Pasechnik)氏。 欧州安保協力機構(OSCE)の監視団は、ウクライナ東部で政府軍と親ロ派の戦闘が大幅に激化していると報告している。 プシーリン氏は、ウクライナ政府軍による攻撃を防いでい

    親ロ派指導者、「総動員令」発動 ウクライナ東部
  • ルーマニアに「奴隷村」、警察が強制捜査

    ルーマニアのベレボイエシュティ村で鎖につながれた若者。同国警察当局の公開した映像から(2016年7月13日提供)。(c)AFP/DIICOT AND ROMANIAN POLICE/ANCA TEODORESCU 【7月14日 AFP】(写真追加)ルーマニア南部の村で、村人たちが拉致してきた数十人の若い男性や少年を、鎖につないだり、虐待したりするなどして、奴隷のように扱っていたことが、捜査当局の発表で明らかになった。 警察当局は13日、ブカレスト(Bucharest)の北170キロにあるベレボイエシュティ(Berevoiesti)村に大規模な強制捜査を行い、未成年2人を含む5人を保護した。容疑者は約90人に上るという。 組織犯罪対策部の検察官によると、被害者は約40人で、2008年以降に「教会や鉄道の駅のそばの公共の場所や、自宅」から拉致された。「鎖やひもでつながれ、暴行され、屈辱を与えら

    ルーマニアに「奴隷村」、警察が強制捜査
  • 「ここを出たい」 ウクライナ紛争で未来奪われたドネツクの若者

    ウクライナ東部の親ロシア分離独立派が宣言した「ドネツク人民共和国」の紋章。ドネツク市内で(2022年1月19日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【1月27日 AFP】ウクライナのドネツク(Donetsk)市に住むルスラン・チェボタイエフ(Ruslan Chebotayev)さんは、分離独立を掲げる親ロシア派が同国東部を制圧した時、まだ10歳だった。 ウクライナの10代の若者たちは、この時に始まった戦闘で希望や未来を奪われたと話す。 工業都市ドネツク周辺では、毎日のように砲撃の音が鳴り響く。だが街中を走る戦車のごう音にも、夜間外出禁止令による不気味な静けさにも、若者たちは慣れっこになっている。 「子どもの頃からずっと戦闘の音が聞こえていました。砲撃とか、街を動き回る戦車とか」とチェボタイエフさんはAFPに語った。 「ずっと平和を願ってきました。戦いはうんざりです」

    「ここを出たい」 ウクライナ紛争で未来奪われたドネツクの若者
  • 台湾当局、スパイ容疑で中国出身の留学生を拘束

    【3月11日 AFP】台湾の検察当局は10日、台湾の一流大学の一つ、国立政治大学(National Chengchi University)を最近卒業したとされる中国出身の留学生の男を、スパイ容疑で拘束したと発表した。 現地報道によると、拘束されたのは中国北東部・遼寧(Liaoning)省出身の男。年齢は30歳前後で、台北(Taipei)にある台湾国立政治大を昨年卒業した。 台北の地方検察当局は現在、男の行為が国家安全保障に関する法に違反するかどうか捜査している。地方検察当局の報道官はAFPに対し、男が「機密情報を入手するために要員を勧誘していた疑いがある」と明かしたが、それ以上の詳細については捜査中として語らなかった。 報道によると、男は台湾外交部の若い職員を勧誘しようとした疑いがもたれているという。台湾当局は近年、中国によるスパイ活動の脅威が増していると警告している。(c)AFP

    台湾当局、スパイ容疑で中国出身の留学生を拘束
  • アイルランド母子施設で子ども9000人死亡、国が公式謝罪

    赤ちゃんの人形が入った額。アイルランド・チュアムに設けられた、元母子生活支援施設の敷地内に埋められたとされる約800人の子どもの追悼廟で(2021年1月13日撮影)。(c)Paul Faith / AFP 【1月13日 AFP】(写真追加)アイルランドで国や教会が1998年まで運営していた母子生活支援施設で、子ども約9000人が死亡していたことが、12日に発表された政府の公式調査報告書で明らかになり、ミホル・マーティン(Micheal Martin)首相は翌13日、国として公式に謝罪した。 マーティン首相は同日下院で、「(同施設に)行かざるを得なかったわが国の母親や子どもたちの身に降りかかった当時の世代の過ちを謝罪する」と述べた。 歴史的にカトリック教徒が多いアイルランドの「母子の家」は、配偶者がおらず、パートナーや家族からの支援も得られず、社会から厳しい非難にさらされた妊婦らを受け入れる

    アイルランド母子施設で子ども9000人死亡、国が公式謝罪
  • 寄宿学校跡地でさらに93の墓発見か カナダ

    カナダ・オタワの議会付近に並べられた、消息不明の先住民の子どもたちに思いを寄せて集められた(2021年9月30日撮影、資料写真)。(c)Lars Hagberg / AFP 【1月26日 AFP】カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州の先住民居住区は25日、寄宿学校跡で93の墓とみられるものを発見したと発表した。同国では昨年、各地の寄宿学校跡から何百人もの子どもの遺骨が見つかり、全土を震撼(しんかん)させた。 先住民居住区ウィリアムズレーク・ファースト・ネイション(Williams Lake First Nation)は同日の発表で、寄宿学校「セント・ジョセフズ・ミッション(St. Joseph's Mission)」跡地を調査したところ、「人間の埋葬を示す」特徴が93か所で見つかったと明かした。 昨年5月以降、宗教団体が運営していた「先住民寄宿学校」の周

    寄宿学校跡地でさらに93の墓発見か カナダ
  • 日本からP3C哨戒機を調達したい、フィリピン国防省が表明

    千葉県の陸上自衛隊習志野駐屯地で訓練に参加する海上自衛隊のP3C哨戒機(2013年1月13日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI 【6月26日 AFP】フィリピン政府は25日、日から防衛装備を調達したいとの意向を表明した。両国は、南シナ海(South China Sea)の領有権問題をめぐる中国の強引な権利主張に直面し、連携を深めている。 フィリピン軍と自衛隊は今週、南シナ海で初の合同演習を実施したが、首都マニラ(Manila)で記者会見したフィリピン国防省のピーター・ポール・ガルベス(Peter Paul Galvez)報道官は、演習に参加した自衛隊のP3C哨戒機オライオン(Orion)に特に関心があると述べた。 ガルベス報道官は「わが国としては、P3の調達に興味がある」「もちろん余剰兵器にならないかどうか、次に、とにかく低価格で入手できないかを現在確認している」と語ったが

    日本からP3C哨戒機を調達したい、フィリピン国防省が表明
  • 仏、25歳未満の避妊無料化 1日から

    【1月1日 AFP】フランスで1日、25歳未満のすべての女性を対象に、経口避妊薬(ピル)などの避妊法の利用が無料化された。若い女性が経済的理由から避妊をやめることを防ぐのが目的としている。 この制度は、経口避妊薬、避妊リングのほか、避妊パッチなどのステロイドホルモンを用いた避妊法を対象としており、300万人以上が恩恵を受けられる。 フランスは昨年9月、18歳以下を対象としていた制度を25歳未満に拡大すると発表し、「一定数の若い女性」の間で経済的な理由から避妊法利用が減少していることが調査で判明したと説明していた。 避妊の無料化は、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)政権が推し進めている女性の権利向上や若者の貧困削減を目指す施策の一環。 ジェンダーの平等を訴える「アナバン・トゥス(En Avant Tous)」をはじめとする複数の女性団体は避妊無料化を支持。アナバン・トゥ

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  • 「クリスマス騒ぎを避けるための国」トップ10、日本が第1位

    【12月20日 Relaxnews】宗教的あるいは個人的、思想的な理由などでクリスマスを祝う習慣がなく、クリスマスの大騒ぎを避けたいと思っているなら、日やタイ、トルコへの旅行がおすすめだ。 あるいは、イスラム教徒が大半を占めるサウジアラビアやアルジェリア、イランなどの国を訪れて、古代ペルシャや古代文明の数々を味わい、クリスマスが全く存在しない休暇を楽しむことも可能だ。 これらは、「クリスマスを避けるために行く国トップ10」のリストを公開した旅行サイトのスカイスキャナー(Skyscanner)によるおすすめの旅行先。 リストの第1位は日。サンタをたまに見かけるかもしれないが、日はクリスマスが祝日でなく、12月25日も人々は普段通り仕事をする。 また旅行ガイドブックを出版するラフガイド(Rough Guides)のまとめた「2015年に訪れるべき国トップ10」で第1位に輝いたイランも、今

    「クリスマス騒ぎを避けるための国」トップ10、日本が第1位
  • 中国テニス選手の告発、WTAが「徹底調査」要求 本人は消息不明

    【11月15日 AFP】中国の前副首相から性的関係を強要されたとソーシャルメディアで告発し、10日にわたって消息を絶っている彭帥(Peng Shuai、35)について、女子テニス協会(WTA)が14日、ついに沈黙を破り、告発内容について「検閲のない、徹底的かつ公正、透明な調査」を求めると発表した。 四大大会(グランドスラム)のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)と全仏オープン(French Open)の女子ダブルスで優勝経験を持つ彭は、張高麗(Zhang Gaoli)前副首相からレイプされたと中国版ツイッター(Twitter)の微博(ウェイボー、Weibo)で告発した後、中国のインターネットとSNSから存在を消された。セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」が中国共産党の上層部に及んだのは初となる。 これについて、WTAのスティーブ・サイモン(St

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  • 伊ポンペイの別荘遺跡で「奴隷部屋」発見

    イタリアの古代ローマ都市遺跡ポンペイ近郊のチビタ・ジュリアーナにある別荘の遺構で発掘された「奴隷部屋」。ポンペイ考古学公園提供(2021年11月6日公開)。(c)AFP PHOTO / POMPEII ARCHAEOLOGICAL PARK / HANDOUT 【11月7日 AFP】イタリア南部の古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)の遺跡調査チームは6日、西暦79年のベズビオ山(Mount Vesuvius)の噴火で破壊された屋敷跡で、非常に珍しい「奴隷部屋」を発掘したと発表した。 小部屋にはベッドが三つの他、陶器や木箱も見つかった。発掘場所はポンペイ近郊にあった別荘地チビタ・ジュリアーナ(Civita Giuliana)の邸宅遺構で、ここでは今年初めにローマ時代の戦車がほぼ完全な形で発見されている。考古学者らは、今回発掘された部屋では戦車の維持管理を担当する奴隷が暮らしていたとみてい

    伊ポンペイの別荘遺跡で「奴隷部屋」発見
  • 中国、タレント発掘番組を禁止 「男らしさ」奨励を放送局に命令

    中国・北京のショッピングモールにあるアイドル関連グッズ専門店(2021年9月21日撮影)。(c)JADE GAO / AFP 【9月2日 AFP】中国当局は2日、タレント発掘型リアリティー番組の放送を禁じ、男性をもっと男性的に見せる番組を制作するよう放送局に命じた。中国政府は、「不道徳な」ポップカルチャーが若者を堕落させているとして取り締まりを強めている。 芸能人を目指す若者を大勢集めて厳しい育成コースに参加させ、視聴者の人気投票にかけるスター発掘番組は、中国で大人気を博している一方、ファンの過熱ぶりや人々の模範となるタレントの不在をめぐって批判も招いている。 国家ラジオテレビ総局(NRTA)は、数々の新たな規制と共に「放送局やテレビ会社は、アイドル育成番組やバラエティー番組、リアリティー番組を放送してはならない」と発表。さらに、「なよなよした」男性や「低俗なインフルエンサー」、スターへの

    中国、タレント発掘番組を禁止 「男らしさ」奨励を放送局に命令
  • タリバン復活の懸念に立ち上がる 「パンジシールの獅子」の息子 アフガン

    アフガニスタンの首都カブールで取材に応じた故アフマド・シャー・マスード元国防相の息子、アフマド・マスード氏(2019年8月25日撮影)。(c)WAKIL KOHSAR / AFP 【9月3日 AFP】アフガニスタンでムジャヒディン(聖戦士、Mujahideen)の司令官として旧支配勢力タリバン(Taliban)に対抗し、尊敬を集めたアフマド・シャー・マスード(Ahmad Shah Massoud)元国防相が暗殺されてから18年が過ぎた。その一人息子が今、父の使命を引き継ぐため、アフガンの混迷した政治の舞台に身を投じようとしている。 米政府とタリバンが和平合意に至れば、米軍はアフガニスタン駐留部隊を大幅に削減するとみられている。これに対しマスード元国防相の息子、アフマド・マスード(Ahmad Massoud)氏(30)は、反タリバン勢力を奮い立たせ、血気盛んな戦闘員らがイスラム強硬派の新たな

    タリバン復活の懸念に立ち上がる 「パンジシールの獅子」の息子 アフガン
  • 22年冬季五輪、中国開催剥奪をIOCに要求 米上院議員

    2022年北京冬季五輪の開会式・閉会式の会場(2021年2月3日撮影)。(c)Noel Celis / AFP 【2月4日 AFP】米上院の共和党議員グループが3日、人権問題を理由に中国から2022年北京冬季五輪の開催権を剥奪することを求める決議案を提出した。同日には約180の人権団体などが同五輪をボイコットするよう各国首脳に呼び掛けている。 フロリダ州のリック・スコット(Rick Scott)氏ら7人が提出した決議案では、2022年の冬季五輪は「人権を認め尊重する国によって開催されるべき」だとして、国際オリンピック委員会(IOC)に再選考が求められた。 スコット氏は中国が「新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のウイグル人にジェノサイド(大量虐殺)を行い、香港人の人権を制限し、台湾を脅かしている」と批判。「強制収容所を稼働させ、人権を侵し

    22年冬季五輪、中国開催剥奪をIOCに要求 米上院議員