ウクライナ・バルビンコベ付近で塹壕(ざんごう)を掘るウクライナ兵(2022年4月25日撮影)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【4月27日 AFP】ウクライナ東部ドンバス(Donbas)地方のバルビンコベ(Barvinkove)は侵攻を続けるロシア軍の戦列から5キロしか離れていない。検問所ではウクライナ兵6人が警備に当たっており、自分たちが毎日掘り続けている塹壕(ざんごう)にすぐに飛び込める態勢を維持している。 息子のデニスさん(22)と共に前線に配属されたワシルさん(51)は「さもなければ死んでしまう」と話した。 ウクライナ側の集中砲火が終わると、遠くでごう音が響きロシア側の反撃が始まる。 丘の上から発射されたロシアの砲弾が荒地に着弾した。 イーホルさん(34)は険しい顔で「(ロシア軍は)今は照準を調整しており、数分かかる。その後は(砲弾が)ここや町に降り注ぐ」と話した
