第21回 “UGC & CGM(ユーザー生成コンテンツ&メディア)”活用の可能性を模索する米国企業 2008年5月22日 木曜日 大柴 ひさみ 2012年に1億人を超える米国の「UGCクリエーター」 米国でも多くのインターネットユーザーが自分で作った独自のコンテンツをブログやSNSなどで公開し、コミュニケーションを楽しんでいる。こうしたユーザーが作るコンテンツやメディアは、UGC(ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツ)やCGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア)と呼ばれ、企業の関心も高い。最近、これらUGCやCGMに関する調査データが相次いで発表された。まず、オンライン計測会社の米eMarketerの4月の調査によると、米国の2007年の「UGCクリエーター(注)」の数は、7710万人で、これは米国のインターネットユーザーのうちの41%を占める。さらに2012年には1億800万