マイナンバーカード、「マイナ保険証」へ 13日に行われた記者会見で、 河野太郎デジタル相は現在の健康保険証を2024年秋に廃止し、 「マイナ保険証」としてマイナンバーカードに統一する方針を表明した。 今年6月にまとめた「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)では 時期を明示せず「原則廃止をめざす」としていたが、 期限を区切って一律で切り替えていく考えを打ち出した。 政府は22年度末までに、 ほぼすべての国民がカードを取得する目標を掲げている。 カードがあれば、医療や介護、就労、各種証明書発行に関するサービスを スムーズに受けられるようにする計画だ。 これまではカードのメリットをPRすることで取得を促してきたが、 保険証として使うために持たざるを得ない状況をつくり、 普及促進と行政のデジタル化を一気に進める狙いだ。 22年度末はあと半年足らず。 9月までに取得促進キャンペーンを終了し、