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個人blog記事と文芸に関するakihiko810のブックマーク (10)

  • 芥川賞作家・又吉直樹氏の第二作「劇場」を読んだ率直な感想

    芥川賞作家・又吉直樹氏の「劇場」を読みました。 「劇場」は、爆発的な大ベストセラーとなった「火花」に続く又吉氏の第二作、ご人は作について、 「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」 と記されています。 芥川賞受賞後、大変なプレッシャーの中で上梓された「劇場」とはどのような作品なのか、ネタバレにならない超あらすじとともに、読んだ率直な感想、そして個人的な考察を記します。 「劇場」のネタバレにすらならない超あらすじ「劇場」のあらすじをネタバレにすらならない程度で記しますと・・・。 中学生のときに演劇に目覚めた内向的な青年「永田」が、演劇で身を立てるために上京する。 ひょんなことで知り合った屈託のない女子大生「沙希」と付き合い始める。 いつまでたっても売れない演劇を続ける「永田」とそれを支える「沙希」。 やがて、二人の間ですれ違いが始まり、そして、・・・。 このように書くと、超あらすじ過ぎ

    芥川賞作家・又吉直樹氏の第二作「劇場」を読んだ率直な感想
  • 「れんげ荘(群ようこ)」を読んだ。45歳で広告代理店を早期退職し月10万円で暮らす | 貧乏セミリタイア生活。働かない日々。

    「れんげ荘(群ようこ)」を読んだ。45歳で広告代理店を早期退職し月10万円で暮らす 2015.10.16 書籍 「れんげ荘」はセミリタイア村のブログでも何度か紹介されていた記憶があり、ずいぶん前からamazonのウィッシュリストにも登録して非常に気になっていたです。 なぜか近所の屋にこの「れんげ荘」がどーんと平積みになっていて、俺が買うしかないじゃないかと思って買いましたw。(Kindle版が無いのよね) 有名広告代理店に勤務していた主人公のキョウコ。 接待や深夜まで仕事漬けという日々に疑問を持ち、四十五歳で会社を早期退職する。そして貯金を切り崩しながら月々十万円で生活してくという、まるで貧乏早期リタイアのお手というかモデルケースのような物語です。 キョウコは母親の性格にも悩んでいて実家を出ることを考え、退職後はれんげ荘というぼろアパートで生活を始めます。しかし初めのうちは仕事をせず

    「れんげ荘(群ようこ)」を読んだ。45歳で広告代理店を早期退職し月10万円で暮らす | 貧乏セミリタイア生活。働かない日々。
    akihiko810
    akihiko810 2016/06/30
    『れんげ荘』 さいたま読書会で紹介された「働かない(セミリタイア)」はなし
  • 書店員がAV女優・紗倉まなの小説処女作『最低。』の感想を書いたよ。 - 無印都市の子ども

    作家・紗倉まな AV女優・紗倉まなさんをご存じでしょうか。 このブログで紹介するのは2度目ですね。 明石家さんまが彼女の事が好きだとテレビで公言したり、TOYOTAの広告に起用されたり、自身の高専生時代や職業について綴った著書を出版したりと、セクシーなDVD以外のメディアにもひらけたAV女優さんです。 高い偏差値とAV女優らしからぬ高い文章力の持ち主であることはもともと有名で、文学っ子であることもファンの間で周知されていました。 そんな才能あふれる彼女がついに小説処女作『最低。』を上梓。 最低。 作者: 紗倉まな 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー 発売日: 2016/02/12 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る ピース又吉直樹やチャットモンチー高橋久美子など「この人に小説書いてほしいなぁ」と僕が個人的に思っているタレントやクリエイターが次々と文芸作品

    書店員がAV女優・紗倉まなの小説処女作『最低。』の感想を書いたよ。 - 無印都市の子ども
    akihiko810
    akihiko810 2016/02/15
    この娘、純文学やるほど文学娘なのか。しらんかった。 新人が「自分の身近な世界」をテーマにして書くのは、本業の小説家でも普通でしょう。「桐島部活~」は高校生活だったし。
  • 第153回芥川賞を受賞した又吉直樹さんと、「もうひとりの受賞者」羽田圭介さんの話 - いつか電池がきれるまで

    http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150716-OYT1T50217.htmlwww.yomiuri.co.jp ピースの又吉直樹さんが、羽田圭介さんとともに、第153回芥川賞を受賞。 僕は今回の候補作、又吉さんの『火花』しか読んでいなかったのですが、大変面白かったし、「笑い」の世界に生きることのせつなさ、みたいなものが迫ってきたし、納得の結果です。 fujipon.hatenadiary.com 芥川賞というのは、「純文学」の賞として、けっこう前衛的(あるいは「僕にとっては難解」)な作品が評価される回もありますし、逆に、時代錯誤じゃない?と言いたくなるような「私小説」が評価される回もあります。 「圧倒的」な作品がすんなり受賞することもありますが、蓋をあけてみないと、傾向がわからないことも少なくないのです。 今回、又吉さんは芥川賞候補1回目なので、選考委

    第153回芥川賞を受賞した又吉直樹さんと、「もうひとりの受賞者」羽田圭介さんの話 - いつか電池がきれるまで
  • 村上龍への愛をこめて―『69 sixty nine』と『五分後の世界』 - 宇宙、日本、練馬

    愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫) 作者: 村上龍 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1990/08/03 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 60回 この商品を含むブログ (130件) を見る 『残響のテロル』1話感想 今、太陽を盗めるのか? - 宇宙、日、練馬 先日から『残響のテロル』のことがなんとなく頭から離れずにいるんですが、ぐぐったりしてみたらなんと、主人公の一人の名前が村上龍『愛と幻想のファシズム』から取られていたんですね。高校の時分に村上龍にどはまりした人間として、自分で気付けなかったのは不覚としか言いようがない。それでなんとなく、村上龍への熱いパトスがふつふつ湧きあがってきたので、せっかくなので書いとこうと思います。 意外と作品を読んでいなかった 村上龍への熱いパトスは湧きあがってきたけれども、思い返してみればその作品をそれほど読んでいないような気もす

    村上龍への愛をこめて―『69 sixty nine』と『五分後の世界』 - 宇宙、日本、練馬
    akihiko810
    akihiko810 2014/07/16
    「69」とか石田衣良「4TEEN」、金城一紀「レヴォリューションNo.3」みたいなぶっとび青春小説は、読めば面白くはあるがあまり文学性がないので、何というか薄っぺらい感じはする
  • 声を水に流す――朝吹真理子『流跡』の話法について(前編) - 翻訳論その他

    幸田文の小説『流れる』は、こう始まっている。「このうちに相違ないが、どこからはいっていいか、勝手口がなかった」。ふつうの日人であるならば、この文を読んで、格別のひっかかりを覚えることはないはずだ。けれど、このとてもやさしい短文も、これを英語なりフランス語なりに翻訳しようとすれば、だれでも、ちょっとは考え込むはずだ。たとえば、主語はどうしよう。あるいは、この言葉は、いったいだれが語っているのか。日人が日語を日語の内側で読んでいる限り、まず問われることのない問いが、翻訳の場面で、こうしてのっそり、立ちあがる。 この事実が教えてくれることは、でも、なにか。日人は、日語は、言わなくてもわかることは言わない。そういうことだろうか。けれど、言わなくてもわかることを言わないのは、どの国の、どの言葉でも同じではないか。言わなくてもわかることを、くだくだしく言わなければならない。そんな不経済な言

    声を水に流す――朝吹真理子『流跡』の話法について(前編) - 翻訳論その他
  • 中原昌也式 - 本と奇妙な煙

    色んな小説からサンプリングして中原昌也っぽくなるかという試みの一覧表。下にいくほど古い日付になります。 読みたい方はリンクをクリック。 - [ツイッター開始] マルコフ連鎖でつぶやき開始しました。右のサイドバーからも行けます。 [https://kingfish.hatenablog.com/entry/20161122:embed:cite]  [https://kingfish.hatenablog.com/entry/20161210:embed:cite] - リンク下に見出し代わりに一部分を抜粋。 kingfish.hatenablog.com 「こんにちは、グリーンピースから参りました」 「俺、ハンターなんだ」男は言った。「動物を殺すのが楽しいんだよ」 kingfish.hatenablog.com 『背の高い草のなかに転がる頭蓋骨のように』 その部屋に明るい色はひとつもない。

    中原昌也式 - 本と奇妙な煙
    akihiko810
    akihiko810 2010/08/29
     色んな小説からサンプリングして中原昌也っぽくなるかという試み
  • コミュニケーション・フィクション――前田司郎「誰かが手を、握っているような気がしてならない」『群像2007年10月号』所収 - らいたーずのーと

  • アサッテの人 - 東京永久観光

    ウガンダ・トラさん――フルネームがこうだとは知らなかった。というか、アフリカにトラはいない。トラはやはり「タミールのトラ」とか「スマトラトラトラ(1個多かった)」とかがふさわしい――は、「カレーライスは飲み物だ」と言っていたらしい。 坂龍馬は混ぜご飯が好きだった。司馬遼太郎『龍馬がゆく』にあったとおもう。おかずをいちいちつまむなんて面倒くさいちゃ、いっぺんにガバっといたいぜよ、ということだろう。 私もカレーやチャーハンは大好きだ(子どもみたいな)。やはりスプーンで一気に自在にすくいとれる点が素晴らしいのだろうか。激しい空腹時に間違ってもんじゃ焼き屋に入ってしまったような事態とは、著しく対照的。なんだあのヘラは。 映画『竜馬暗殺』の坂龍馬は原田芳雄だったが、松田優作も狂気じみた人斬り役で出ていた。その松田優作は若いころ文学座に所属し、後にジャズシンガーになる阿川泰子と同期だったそうで、

    アサッテの人 - 東京永久観光
    akihiko810
    akihiko810 2008/10/10
    諏訪哲史『アサッテの人』 >文章や小説というものがいかなる材料や調理によって作られるのかを、いやでも考えさせてしまう小説。
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