将棋界の暗雲を吹き飛ばすこの衝撃波、発信源はインターネットテレビだった(※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る プロになりたての14歳、藤井聡太四段が羽生善治三冠に勝利した。将棋界の暗雲を吹き飛ばすこの衝撃波、発信源はインターネットテレビだった。 プロになりたての藤井聡太四段(14)が羽生善治三冠(46)に勝利した報は、瞬く間に全国を駆け巡った。羽生三冠だけではない。あどけない学生服姿の中学生が、将棋界ナンバーワンを含めたトップ棋士7人を6勝1敗と圧倒した。 この7番勝負を実現させたのは、昨春開局したばかりのAbemaTV。サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して作ったインターネットテレビ局だった。 ●ガチンコで強い相手と 今年2月に開設した将棋専門チャンネルの目玉企画「炎の七番勝負」がそれ。非公式戦ながら、日本将棋連盟が全面協力。2016年新人王の増田康宏四段(19)、同年棋