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2022年1月15日のブックマーク (25件)

  • “無自覚な自主規制”進むテレビの在り方を問うドキュメント『テレビで会えない芸人』

    コント集団「ザ・ニュースペーパー」を離れ、現在はソロ活動している松元ヒロ ライブチケットはすぐに完売、会場をいつも爆笑の渦に巻き込む人気お笑い芸人がいる。だが、彼の姿を今のテレビでは見ることがない。 鹿児島テレビが制作したドキュメンタリー映画テレビで会えない芸人』は、そんなひとりの芸人を2年以上にわたって取材撮影したものだ。カメラは芸人の素顔だけでなく、テレビから彼が姿を消すことになった理由も浮かび上がらせている。 テレビに出なくなった芸人の名前は、松元ヒロ。1983年にコミックバンド「笑パーティー」を結成し、『お笑いスター誕生!!』(日テレビ系)ではダウンタウンらを抑えて優勝している。89年には社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」を立ち上げた。時事ネタを扱う「ザ・ニュースペーパー」はテレビにも引っ張りだこだったが、設立メンバーのひとりだった松元は98年に「ザ・ニュースペーパー」

    “無自覚な自主規制”進むテレビの在り方を問うドキュメント『テレビで会えない芸人』
  • 【RINGS 30周年記念】前田日明トークイベ、当時のウラ話&前田節が炸裂!

    司会の片田直久氏(左)とRINGS代表・前田日明氏(右) いろいろあった2021年もいよいよ年の瀬が差し迫った12月22日(水)、代々木・LIVE STUDIO LODGEにて、RINGS創立30周年を祝して、CEOの前田日明氏によるトークイベントが開催された。 1991年の設立当初、“ひとりぼっちの船出”と言われたRINGSとは一体なんだったのか? 30年たった今、前田氏自ら当時を振り返ってトークショーを行うということで、開演前から会場は、仕事終わりに駆けつけたと思われるスーツ姿の男性をはじめ、往年のプロレスファンの熱気に溢れていた。 入場者特典として、限定サイン入りポストカードが配られるなどの大盤振る舞いぶり。今夜、前田氏の口からどんなエピソードが飛び出すのかと観客の期待もピークに達した頃、19時ちょうどの予定通りにイベントは開演した。 まずはじめに、前田日明公式YouTubeチャンネ

    【RINGS 30周年記念】前田日明トークイベ、当時のウラ話&前田節が炸裂!
  • 『ねほりんぱほりん』売れないホストの“負のオーラ”…不遇の理由は顔じゃない!

    NHK Eテレ『ねほりんぱほりん』Twitter(@nhk_nehorin)より 1月7日に放送された『ねほりんぱほりん』(NHK Eテレ)のテーマは「売れないホスト」。同番組は4年前に「ホストに貢ぐ女」をテーマに取り扱っているが、今度はホスト側の話だ。 ゲストとして登場したのは、ホスト歴10年のヒロさんとホスト歴3年のトモさん。「売れないホスト」としてインタビューされるつらさに同情したくなるが、実際に彼らは売れていなかった。売り上げが店で下から2番目のヒロさんは、月の収入が約30万円。トモさんは30人中20位台で、月収は10~12万円だそうだ。というか、それでも30万円もらえるのだから意外である。何しろ、トップホストになると月収500~600万円、行くときは2,000万円を手にするそうだ。売れるか売れないかで収入の桁が2つも違う。 売り上げが入らない、社畜みたいな思考のホスト ホストクラ

    『ねほりんぱほりん』売れないホストの“負のオーラ”…不遇の理由は顔じゃない!
  • 佐藤二朗主演『さがす』―「ながら観」と「倍速視聴」ができない映画

    ©2022『さがす』製作委員会 『岬の兄妹』(19)で国内映画界に衝撃をもたらした片山慎三監督が、『さがす』で商業映画デビューを飾った。「連続殺人犯を捕まえたら300万もらえる」と言い残して姿を消した父親・智(佐藤二朗)を捜す中学生の娘・楓(伊東蒼)が、驚くべき真相にたどりつくミステリーであり、サイコサスペンスであり、ヒューマンドラマでもある。 稿執筆時点で作は劇場公開前だが、激賞が飛び交うのは目に見えている。ポン・ジュノ作品やパク・チャヌク作品を彷彿とさせる硬質なサスペンス演出。複数の視点と時系列を巧みに混在させた緻密な構成。尊厳死やネットの自殺幇助といったタイムリーな社会問題の取り込み。佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也ら役者陣の「引く」ほどの怪演。様々な意味で撮影が難しい大阪・西成地区のロケについても、同業者ならば感嘆を隠せないだろう。 しかし、あえてそれら以外の点を激賞したい。「画面の

    佐藤二朗主演『さがす』―「ながら観」と「倍速視聴」ができない映画
  • 【格闘王・前田日明と「リングス」の曳航 Vol.1】UWF解散、引退説、そして新団体へ

    写真=尾藤能暢 東京ドームで6月13日、格闘技イベント「RIZIN.28」が開催される。同大会のエース的存在である朝倉未来、海の兄弟を見出したのがプロモーター・前田日明だ。 2020年からは自らのYouTubeチャンネルを通じ、朝倉兄弟や石井慧、所英男、宮田和幸、久保優太、安保瑠輝也、纐纈卓真、佐藤嘉洋ら名だたる格闘家と精力的に交流。叱咤激励の傍ら、時に進路を左右しかねない助言もしてきた。 いまだ「現役」である前田は「総合格闘技」の確立に尽力した功労者の一人。揺籃期から選手、オーガナイザーとして斯界に関わってきた。その基盤となったのが運動体「リングス」である。 プロレスから格闘技へと移行を図る時期、世界中のネットワークから集めた選手をプロフェッショナルとして統一ルールの下、一つのリングで闘わせる。徹頭徹尾リアリティーを追求しながら、どこかファンタジックでさえある。国内はもちろん、オランダや

    【格闘王・前田日明と「リングス」の曳航 Vol.1】UWF解散、引退説、そして新団体へ
  • 名曲「ラブホじゃいや」から8年、MARIN始動!友人の物語+メンヘラ要素の新作

    撮影=細谷 聡 2000年代の東京ストリートシーンで頭角を現したR&BシンガーのMARIN。2013年に1stアルバム『UNCHAINED』をリリースし、日のヒップホップ・リスナーたちのフェイバリット・シンガーとして活動してきた。が、アルバム発表以降は主だったリリース作品もなく、アーティストとしては長き沈黙期間が続いていた。そんなMARINが8年ぶりに新曲「Check on me」をリリース。 新作の話はもちろん、ラッパーとして活動し、彼女の私生活におけるパートナーでもあるVIKNとともに営むジュース・バー『Juice Bar Rocket』のこと、また〈MARIN SAKURAI〉名義で映像作品も手がけるクリエイティブな活動についてなど、余すことなく聞いた。 ——まず、8年ぶりの新曲リリースおめでとうございます。このタイミングのリリースは、前から計画していた? MARIN リリース時期

    名曲「ラブホじゃいや」から8年、MARIN始動!友人の物語+メンヘラ要素の新作
  • アニメーション映画監督・富野由悠季、クリエイションの源泉に迫るロング・インタビュー/第2回・『ブレンパワード』に至るまでの挫折と葛藤 | アニメ ダ・ヴィンチ

    トップアニメ ダ・ヴィンチインタビュー・対談アニメーション映画監督・富野由悠季、クリエイションの源泉に迫るロング・インタビュー/第2回・『ブレンパワード』に至るまでの挫折と葛藤 日を代表するアニメーション作品『機動戦士ガンダム』。そのシリーズは放送後42年を数えても続いており、アニメのみならず、様々な分野に大きな影響を与えている。その生みの親である富野由悠季監督は御年80歳。今もなお意気軒昂に、新作である劇場版『Gのレコンギスタ』を制作中(現在第3部となる劇場版『Gのレコンギスタ III』「宇宙からの遺産」までを公開)。新たな表現と次世代に伝える作品を作るべく、現場で奮闘している。 その富野監督が、令和3年度の文化功労者に選出された。その授賞理由は「物事の質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化

    アニメーション映画監督・富野由悠季、クリエイションの源泉に迫るロング・インタビュー/第2回・『ブレンパワード』に至るまでの挫折と葛藤 | アニメ ダ・ヴィンチ
  • 「痛感したのは、映画への敗北感」“体験型エンタメ”『劇場版スタァライト』古川知宏監督が明かす、シネスコ画面の裏側|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

    映画TOP 映画ニュース・読みもの 劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 「痛感したのは、映画への敗北感」“体験型エンタメ”『劇場版スタァライト』古川知宏監督が明かす、シネスコ画面の裏側 インタビュー 2022/1/15 19:00 「痛感したのは、映画への敗北感」“体験型エンタメ”『劇場版スタァライト』古川知宏監督が明かす、シネスコ画面の裏側 ミュージカルからアプリゲームまで様々なかたちでメディアミックス展開がされてきた「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」。2018年に放送されたテレビアニメシリーズと劇場版総集編を経て製作された、完全新作『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』は2021年6月に公開されて以来、アニメファンはもちろんコアな映画ファンにも大きな反響を集め、年末に発売されたBlu-rayは好調なセールスを記録している。 発売中のBlu-rayは、メインキャスト9人が勢

    「痛感したのは、映画への敗北感」“体験型エンタメ”『劇場版スタァライト』古川知宏監督が明かす、シネスコ画面の裏側|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
  • 「知らんけど」の絶大効果。大阪ひと筋50年ベストセラーライター堂々語る【書籍オンライン編集部セレクション】

    1969年大阪生まれ。早稲田大学第二文学部卒。学生時代に6000冊のを乱読。1993年株式会社電通入社。24年間コピーライター・CMプランナーとして活動。 2016年に退職、「青年失業家」と自称しフリーランスとしてインターネット上で執筆活動を開始。webサイト『街角のクリエイティブ』に連載する映画評「田中泰延のエンタメ新党」「ひろのぶ雑記」が累計330万PVの人気コラムになる。 その他、奈良県・滋賀県・福島県など地方自治体と提携したPRコラム、写真メディア『SEIN』連載記事を執筆。映画・文学・音楽・美術・写真・就職など硬軟幅広いテーマの文章で読者の熱狂的な支持を得る。 「明日のライターゼミ」講師。書が初の著書。 会って、話すこと。 自分のことは話さなくていい。 相手のことも聞き出さなくていい。 ただ、お互いの「外」にあるものに目線を合わせ、同じ方を向くことができれば、誰とだって会話は

    「知らんけど」の絶大効果。大阪ひと筋50年ベストセラーライター堂々語る【書籍オンライン編集部セレクション】
  • 津田美波&佐倉綾音:「シンカリオンZ」 ハヤトからシンへ熱いエール 男の子役の難しさ - MANTANWEB(まんたんウェブ)

    新幹線がロボットに変形するテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の第2期「新幹線変形ロボ シンカリオンZ(ゼット)」第33話が1月14日に放送され、第30話に続き、前作の主人公・速杉ハヤトが登場した。第33話では、「シンカリオンZ」の主人公・新多シンとハヤトが対面。共に敵に立ち向かう熱い展開、ハヤト役の佐倉綾音さん、シン役の津田美波さんの熱演が話題になっている。佐倉さん、津田さんは、「シンカリオン」シリーズの収録現場は「大変です」と口をそろえる。小学生の男の子を演じる難しさ、第33話の収録の裏側を聞いた。

    津田美波&佐倉綾音:「シンカリオンZ」 ハヤトからシンへ熱いエール 男の子役の難しさ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
  • 大宮発の“地元カプセルトイ”が、なぜ3万個も売れているのか

    大宮発の“地元カプセルトイ”が、なぜ3万個も売れているのか:週末に「へえ」な話(1/4 ページ) 住みたい街はどこですか――? 住宅情報誌などから「住みたい街ランキング」が発表されていて、首都圏でいえば「吉祥寺」「恵比寿」「横浜」は人気エリアとして上位に並んでいることが多い。このほかにも「目黒」「渋谷」「鎌倉」あたりも上位に入っていることが多いが、実は埼玉県の“2つの街”も健闘しているのだ。 不動産サイト「SUUMO」が発表したランキング(2021年関東版)をみると、4位に「大宮」、8位に「浦和」がランクインしているではないか。「たまたまでしょ。近くにマンションが建つので、人気が上昇したのでは?」と思われたかもしれないが、実は大宮と浦和は4年連続でトップ10入りしているのだ。

    大宮発の“地元カプセルトイ”が、なぜ3万個も売れているのか
  • セール本 | Kindleのセール情報サイト

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  • 「師匠の考え方は古いと思います」反発心を隠そうとしなかった増田康宏六段が目頭を拭った“師匠の言葉” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

    将棋界における師匠と弟子の関係性が注目を集めている。スポットライトが当たったのは、のちに将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)を受賞した『師弟~棋士たち 魂の伝承~』(野澤亘伸著/光文社)の存在が大きかっただろうか。 現在、ABEMA将棋チャンネルでは「第1回ABEMA師弟トーナメント」が放送されている。そこで、同トーナメントにも出場している森下卓九段と増田康宏六段について、『師弟』から一部を抜粋して紹介する。 6歳の天才との衝撃の出会い 2007年、10月も中旬だというのに、季節外れの台風が朝から激しい雨を降らせていた。その日、棋士・森下卓は、東京・八王子市の将棋クラブを訪れる約束があった。昼前に道場の席主・八木下征男からは、「天候が悪いので日を改めましょうか」と連絡があったが、森下は予定通り夕刻に訪ねることを伝えた。 この数日前に森下の許に、八木下から手紙が送られてきていた。封の中には、八木下

    「師匠の考え方は古いと思います」反発心を隠そうとしなかった増田康宏六段が目頭を拭った“師匠の言葉” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
  • 「そんなところに、佐藤天彦をやれるかよ…」“昭和最後の棋士”中田功が弟子に見ていた夢 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

    将棋界における師匠と弟子の関係性が注目を集めている。スポットライトが当たったのは、のちに将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)を受賞した『師弟』(野澤亘伸著/光文社)の存在が大きかっただろうか。現在、ABEMA将棋チャンネルでは「第1回ABEMA師弟トーナメント」が放送されている。 そこで、「第1回ABEMA師弟トーナメント」にも出場している中田功八段と佐藤天彦九段について、『絆―棋士たち 師弟の物語』(マイナビ出版)から一部を抜粋して紹介する。 東京での生活は荒れていた 東京で棋士として生活を送っていた中田功は、地元の福岡に帰省した際に、世話になった将棋道場の席主から一人の少年を紹介される。ひどい二日酔いの状態ながら、駒落ちで指導対局をすると予想以上に強い。「この子とは自分がちゃんとしたときに対局したい」。そう思った中田は帰省するたびに指導対局をするようになる。少年の名前は佐藤天彦といった。1年

    「そんなところに、佐藤天彦をやれるかよ…」“昭和最後の棋士”中田功が弟子に見ていた夢 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
  • 1.4東京ドーム大会の副音声を終えて感じた「副音声は“新日本イズム”」【連載『神田伯山の“真”日本プロレス』延長戦!2022年1月号】 - 【TV Bros. WEB】

    記念すべき50周年イヤーを迎えた新日プロレスの1・4東京ドーム大会にあの男たちが帰ってきた! CSテレ朝チャンネル2『神田伯山の“真”日プロレス』ですっかりおなじみの講談師・神田伯山&実況アナウンサー・清野茂樹の名コンビが、同局の東京ドーム大会の生中継で3度目となる副音声を担当した。そこで、大会終了直後の東京ドームの控え室で、今年初めてとなるインタビューを決行! 4時間以上しゃべり続けた後にもかかわらず、放送と同じテンションで繰り広げられた、まさに“延長戦”と言うべき新春大放談をお届けします。副音声の可能性を追求し、未知の領域を開拓する2人は、50年にもわたって“プロレス”というジャンルを更新し続けてきた新日プロレスの魂の体現者なのだ! 取材・文/K.Shimbo(2022年のプロレス界の気になるトピックは、飯伏幸太選手がいつ、どのように復帰するか) 撮影/ツダヒロキ(同じく、団体対

    1.4東京ドーム大会の副音声を終えて感じた「副音声は“新日本イズム”」【連載『神田伯山の“真”日本プロレス』延長戦!2022年1月号】 - 【TV Bros. WEB】
  • 「90年代の風俗店を書くなら店内のBGMは絶対MAX」――燃え殻さん、小説を語る | 文春オンライン

    ウェブ連載時から、切なく甘酸っぱい「大人の青春小説」として異例の反響を巻き起こしていた話題作が、ついに単行として刊行された。 1995年の夏、20代前半で初めて「自分よりも好きな人」に出会ってしまった菓子工場でアルバイトする童貞の“ボク”は、ある日、アルバイト雑誌の文通欄で「犬キャラ」なる筆名を持つ女の子に心惹かれ、きっと小沢健二のアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』からの命名に違いない――そう確信して手紙を送る。そうして始まった2人の恋の顛末が、バブル時代の狂騒の名残りを背景にリアルな心象風景として描かれていく。 実は、この青春物語の不器用な主人公“ボク”こそが著者の分身であるという。 「この小説に書いたのは、多少のアレンジはあるにせよほぼ僕の体験で、その意味では極私的な物語です。なによりも、別れて10数年たってもいまだに僕の中で『思い出』として消化できない自他ともに『ブス』と認め

    「90年代の風俗店を書くなら店内のBGMは絶対MAX」――燃え殻さん、小説を語る | 文春オンライン
  • “考える人”ヨシタケシンスケの「大人が読んでも面白い」絵本の世界 | 文春オンライン

    ヨシタケ そうなんです。イラストレーターとして長く仕事をしてきたのですが、絵作家としては、最初のが5年前なので、絵作家という意味では、まだ全然新人なんです。 ――書店の絵売り場に行くと、ヨシタケさんの絵コーナーがすぐ目につきます。いろとりどりで、とてもにぎやかですよね。 ヨシタケ 幸いたくさんの方に読んでいただくことができて。よくご感想をいただくんですけれども、僕自身が言われて一番うれしいことが「これ、大人が読んでも面白いですね」なんです。 絵作家の方の中には、当に色々なタイプの方がいらっしゃって、自分自身が子どもとして描く作家さんもいらっしゃれば、大人の立場から子どもを描かれる方もいらっしゃる。それぞれの立ち位置で、作品を作られているみたいなんです。僕の場合は、どうしても、絵というものを捉える時に、親目線が入ってしまいます。絵って面白いのが、読むのはお子さんなんですけど

    “考える人”ヨシタケシンスケの「大人が読んでも面白い」絵本の世界 | 文春オンライン
  • 『大家さんと僕』矢部太郎の育て方──絵本作家の父・やべみつのりが語る | 文春オンライン

    やべ こんにちは、そうですよ。 ――矢部太郎さんが「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞されて、手塚るみ子さんとの受賞記念対談を収録した記事を新潮社のPR誌「波」で拝読して。 やべ ああ、それね。この前太郎にもらいました。この日は招待されて行ったんですよ。太郎が1列目に座って、僕と家内が2列目で聞きましたよ。 ――やべさんのアトリエがとても身近だったことを、太郎さんが話していましたね。 やべ そうそう。太郎が子どもだった頃はね、 場所は同じ東村山市なんですけど、平屋が4軒か5軒連なった木造長屋に家族4人で暮らしていました。庭に、プレハブ小屋を作りましてね(笑)。 イチジクの木なんかも植えていたんです。 仕事部屋の奥には、たくさんの蔵書や資料が ――庭に、プレハブですか? やべ その中で、仕事をしていたんです。太郎がアトリエと言っているのはその仕事部屋のことですね。絵を描いたり、紙芝居を作ったり

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  • 「大事なのは過程だと父は口にしていました」『大家さんと僕』矢部太郎さんの見つめた『ぼくのお父さん』 | 文春オンライン

    住んでいた借家の大家さんとの交流を描いた初めての漫画『大家さんと僕』で、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、芸人の矢部太郎さん。このたび、父で絵・紙芝居作家のやべみつのりさんと過ごした子供時代を描いた新作『ぼくのお父さん』を上梓した。矢部さんは東京都東村山市出身。実家の周囲には自然が残り、森や川原で遊んだ。一方で、手先が器用な父と共にカルタやドミノなども手作りし、家の外も中も様々な遊びにあふれていた。当時としては珍しく、外に働きに出ていた母、家にずっといた父、6歳上の姉、そして矢部さんという4人家族の日々が、幼少期のエピソードを中心に描かれている。 矢部太郎さん 「『大家さんと僕』が完結し、次に何を描こうかな、と思っていた時に、父が、僕が子供時代によく読んでいたドイツの絵『おとうさんとぼく』を持ってきたんです。『太郎、これ好きだったよな。次はお父さんとの話を描けば?』という感じで。

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  • 痴漢に遭っても「今、それどころじゃないから!」と一喝した萩尾望都…竹宮惠子らと過ごした女性版トキワ荘“大泉サロン”の“伝説”とは | 文春オンライン

    伝説的な漫画「11月のギムナジウム」 僕が漫画家としてデビューしたのは、13歳のときです。「番長くんはごきげんななめ」という作品が『別冊マーガレット』に掲載され、少女漫画家としてのキャリアをスタートさせたのですが、それまでの僕はそれほど熱心な少女漫画の愛読者ではありませんでした。そこで「この先、少女漫画家を続けるのなら、やはり『名作』と言われる漫画を読まなければ」と考えて手にしたのが、萩尾先生の初期作品だったのです。 その第一印象は「やっぱり、すごい」としか言いようがありませんが、このあとさらに萩尾先生の「伝説的な漫画」と出会いました。それが名作『トーマの心臓』の原型となった作品、「11月のギムナジウム」という短編漫画です。 「11月のギムナジウム」は、エーリクとトーマという双子の兄弟をめぐる物語で、『別冊少女コミック』1971年11月号に掲載されました。ちなみに「ギムナジウム」とは、エリ

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  • “少女マンガ革命”とは何だったのか? 萩尾望都と竹宮惠子…打ち破られた「花の24年組」の幻想 | 文春オンライン

    2021年4月に発売された『一度きりの大泉の話』は、多くの少女マンガファンを震撼させた。『ポーの一族』などの作品で知られる漫画家・萩尾望都が、同じく「花の24年組」として語られてきた竹宮惠子(代表作『風と木の詩』『地球へ…』など)との関係について、心情を暴露したのだ。 その後、インターネットの掲示板では、それぞれのファン同士が論争。竹宮の妹であり、マネージャーの大内田英子がブログでショックを受けた心情を吐露する(現在は削除)など、マンガ界を揺るがす事態となったのである。 ◆ ◆ ◆ 少女マンガの世界には「花の24年組」と呼ばれた作家群が存在する。昭和24年前後に生まれた作家たちは、萩尾望都と竹宮惠子が同居生活する東京都練馬区南大泉の「大泉サロン」に集結し、さながら「少女マンガ版トキワ荘」のように切磋琢磨し、その作風はのちに「新感覚派」とも呼ばれ、次々と新機軸の作品を世に送り出し「少女マンガ

    “少女マンガ革命”とは何だったのか? 萩尾望都と竹宮惠子…打ち破られた「花の24年組」の幻想 | 文春オンライン
  • 魂オーディション、ぶっちゃけ参加してどうだった? 元参加者4人が語る、VTuberになりたい人にこそおすすめしたい“公開オーディション”の魅力 | V-meguri

    魂オーディション、ぶっちゃけ参加してどうだった? 元参加者4人が語る、VTuberになりたい人にこそおすすめしたい“公開オーディション”の魅力 2022 1/15 VTuberの世界には、「魂オーディション」と呼ばれる形式のオーディションがある。 募集要項はさまざまだが、文字通りVTuberの「魂」を決定するためのオーディション。事務所やグループがあらかじめキャラクタービジュアルを用意し、いわゆる「中の人」を決めるための選考だ。 なかでも話題に挙がるのが、SHOWROOMでたびたび開催される公開型の魂オーディション。 限られた「魂」の枠を勝ち取るべく数十〜数百人の候補者が参加し、数週間〜数ヶ月にわたって実際にライブ配信を行う。同じ顔をしたVTuber候補のサムネイルがずらっと並ぶ光景はなかなかにインパクトがあり、過去には「バーチャル蠱毒」と称され話題になった企画もあった。 選考過程となるラ

  • 佐藤満春、藤井青銅と初対談!お互いが語るそれぞれの凄さ「クセのなさ」「春日への接し方」【連載:佐藤満春って何者?】 | WEBザテレビジョン

    佐藤満春(左)と藤井青銅※ザテレビジョン撮影 サトミツこと、どきどきキャンプ・佐藤満春。自身が構成兼DJを務めるラジオ番組では膨大な音楽の知識を生かした生放送を展開し、放送作家として「スッキリ」や「ヒルナンデス」、「キョコロヒー」「オードリーのオールナイトニッポン」など多数の番組に携わる。そして、あるときは掃除やトイレの専門家として「有吉ゼミ」などといった番組に出演し、さらにはロケ企画の進行として参加したオードリーMCの番組「日向坂で会いましょう」で号泣。 この連載では、芸人・放送作家以外にも掃除やトイレの専門家などとしても活動し、人形劇の脚なども手掛けるなどさまざまな顔を持つ謎の男・佐藤について、インタビューなどを通して紐解いていく。 第5回となる今回は、ラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(毎週土曜深夜1:00-3:00、ニッポン放送)で構成作家を務める佐藤と藤井青銅による

    佐藤満春、藤井青銅と初対談!お互いが語るそれぞれの凄さ「クセのなさ」「春日への接し方」【連載:佐藤満春って何者?】 | WEBザテレビジョン
  • 第一次世界大戦中にインターネットや携帯電話が発展し、高度な監視システムが構築されたIFのドイツを描き出す改変歴史SF──『NSA』 - 基本読書

    NSA 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アンドレアス エシュバッハ早川書房Amazonこの『NSA』は、ドイツを代表するSF作家アンドレアス・エシュバッハが18年に発表した、ドイツが舞台の歴史改変SF小説である。歴史改変ものとは、「もし歴史のあの時点で結果がこうなっていたら?」といった実際の歴史と異なる仮定をおき、別の歴史を空想するジャンルのことだが、その舞台とされる歴史の分岐点にも人気の多寡がある。もっとも書かれてきたのは、おそらく第二次世界大戦時の話だろう。 たとえば、第二次世界大戦でもし大日帝国、ドイツ、イタリアの枢軸国側が勝利したら……? は『高い城の男』や『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』など多くのSF作品で描き出されてきた。で、『NSA』も改変歴史SFで、大人気の第二次世界大戦期のドイツが舞台なのだが、題材的には先行作と比べても変わり種だ*1。 『NSA』が描き出して

    第一次世界大戦中にインターネットや携帯電話が発展し、高度な監視システムが構築されたIFのドイツを描き出す改変歴史SF──『NSA』 - 基本読書
  • 山形の初恋 - 大鳥雄介 | 少年ジャンプ+

    JASRAC許諾第9009285055Y45038号 JASRAC許諾第9009285050Y45038号 JASRAC許諾第9009285049Y43128号 許諾番号 ID000002929 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。

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