「君のドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ」という耳に残る強烈なフレーズと温かみのある歌声。シンガー・ソングライターの瑛人(24)は「香水」の大ヒットにより、一躍時の人となった。しかし、人々の瑛人を見る目が変わり、落ち込むこともあったという。瑛人にとって、「香水」大ヒット後の日々はどんなものだったのだろうか。(取材・文:田口俊輔/撮影:木村哲夫/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「もう、ぶっとびですよ!!」 瑛人は自分の置かれている今の状況について、「ニコッ!」と音が聞こえてきそうな笑顔で答えた。 高校卒業後、横浜の大桟橋のアメリカンダイナーで多いときは週5日のアルバイト生活を送っていた瑛人は、19歳で音楽活動を開始、わずか2年後の2019年に初の作品「香水」を配信。友人との気楽なセッションで生まれた一曲は、さまざまなSNSを通じて特大のヒットを飛ばす。気づけばYouT