レジェンド支えた愛妻弁当 藤子不二雄（Ａ）氏評伝（産経新聞） - Yahoo!ニュース

元相方の藤本弘や憧れだった手塚治虫、トキワ荘の仲間の石ノ森章太郎らが相次いで６０代で亡くなったなかで、７日に川崎市内の自宅で亡くなっているのが見つかった漫画家の藤子不二雄（Ａ） さんは、晩年まで漫画界のレジェンドとして活躍し続けた。 【写真】手塚治虫さんとの思い出を語る藤子不二雄Ａさん 「若いころは徹夜仕事の連続。酒にマージャン、ゴルフと遊びの方も目いっぱいで家にも帰らない。何の健康法もやっていないのに僕だけくぐり抜けてきた。医者も、いったいどうなっているんだろうね、と苦笑していましたよ」 本紙の取材でこう振り返っていた藤子さん。その活動を陰で支えたのが「カズヨ氏」と呼んでいた愛妻、和代さんの存在だった。 富山の禅寺に生まれた藤子さんは、子供のころから精進料理に親しんできたため、大人になっても肉や魚が食べられない。偏食の夫のために、和代さんは愛妻弁当を作り続ける。病気に倒れ、不自由な体にな

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まんが道はA先生がつけていた日記（記録）があってこそ。「たのむよ和代氏、もう一度しゃべって」とか、その後に出た「Aの人生」など、A先生はエッセイも良かった。「明日できることを今日やるな」を胸に生きています

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素晴らしき先達に

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“藤本君と出会わなければ僕は漫画家になっていなかったし、（性格が）違うから４０年もやれたんですよ” いい言葉だ。

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「藤本君は人付き合いが苦手で編集者にも会わない。だから（藤本の）『ドラえもん』のことまで僕が話すしかないんです。あまりに藤本君が出てこないので、『ホントは１人なんじゃないか？』って噂が出たくらい」