『僕は妹に恋をする』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』など、数々の大ブレイク少女マンガを支えてきた畑中雅美さん。ヒット作連発の裏側にある、畑中さんの仕事スタンスとは?コルク 佐渡島庸平さんとの対談形式でお届けします。 ※本記事は、自分の企画で世の中を動かしたいプロの編集者を育成する『コルクラボ編集専科』(全6回)の講義内容をキャリアハックで再編集したものです。『コルクラボ編集専科』とは、コルク 佐渡島庸平さんが主宰する編集スクール。佐渡島さんだけでなく、出版業界・WEB業界の一流編集者たちが講師をつとめます。 *「コルクラボ編集専科」の記事一覧はこちら 「売れるもの」は、人が求めているもの 佐渡島:これまで担当した作品の売上累計が7000万部って、すごくないですか?正直、奇跡みたいな数字だと思う。なんでそんなに、全部当たるのかなって。 畑中:なんでって、なんでだろう……基本的に、「売れるもの」