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ブックマーク / comemo.nikkei.com (18)

  • 「小さな出版社」や「独立系書店」から学ぶマーケティング|黒澤 友貴

    出版市場が縮小する中、「ひとり出版社」など零細版元が台頭している。従来の「売れる」の常識に縛られない個性的な作りで10万部単位のヒットを生み出す。紙の書籍・雑誌の販売額は10年で3割減ったが、零細版元のを扱う小型の「独立系書店」と共に、出版大手や取次による全国一律の大量流通システムに風穴を開けている。 日経済新聞:売れるよりとがった 「ひとり出版社」が常識覆す Inside Out 離れが進んでいる、出版不況といった言葉を聞くことが増えてきました。 しかし、データをみると、 ・出店数や出版販売額は10年で3割縮小している しかし… ・新しい出版社は増えている とのこと。 ほぉ、と思い軽くリサーチしながら取り組みを整理してみたところ、ひとり出版社や独立系書店の取り組みが、これからのマーケティングを考えるヒントが詰まっていました。 学びをまとめておきたいと思います。 1. 小さな

    「小さな出版社」や「独立系書店」から学ぶマーケティング|黒澤 友貴
  • 「書籍が買われる構造」を約10000文字かけて定量/定性で分析したので出版社・書店関係者に届いて欲しい|松本健太郎

    出版社にとっても屋大賞は、芥川賞や直木賞よりも欲しい賞だといわれる。「店頭で開くお祭りにみんなで参加してもらう感覚。書店がフェアを大きく展開するので、ノミネートだけでの売り上げが大きく伸びる」。屋大賞実行委員会理事長で「の雑誌」編集発行人の浜茂氏はそう話す。 なぜこの賞がこれほどの存在感を持つようになったのか。スタートは2004年。選考委員が協議して決める従来の文学賞と異なり、書店員による投票方式を取り入れた。書店員が「いちばん売りたい」を選ぶという同賞のコンセプトは、偉い選考委員のお墨付きより、等身大のお薦めを求める今の読者のニーズにぴたりとはまったのだ。 「の賞」なぜ活況 「お墨付き」より「お薦め」の時代 筆者はこれまでビジネス書16冊を執筆する機会に恵まれ、フアンからの応援もあって、紙・電子合わせて約10万部の実績を残すことが出来ました。厚く御礼申し上げます。 ただ、お

    「書籍が買われる構造」を約10000文字かけて定量/定性で分析したので出版社・書店関係者に届いて欲しい|松本健太郎
  • Z世代は“ググらない”。Z世代のSNS事情をZ目線で解説してみた|今瀧健登 / Z世代の企画屋

    Z世代は、SNSネイティブ世代。生まれたころからインターネットがあり、学生でもスマホを持っているのが普通です。 また、Z世代は複数のSNSを目的に合わせて使い分けるのが当たり前。 トレンドのお店が知りたいならTikTok、旅先のカフェを調べるならInstagram、営業時間を調べるならGoogle Mapなど、さまざまな媒体を横断して使うことで、日々情報を得ています。 今回はZ世代の目線から見たSNS事情と、今後流行ると予想する「新SNS」についてお話しします。 Z世代はSNSをこう使う!SNSの使い方の特徴世界中で利用されている、Twitter・Instagram・TikTokですが、この3大SNSにはZ世代ならではの使い方があります。 ・Twitter TwitterはテキストベースのSNS。多くのユーザーといいねやRT、リプによって繋がることができます。良くも悪くもリプを通じて知らな

    Z世代は“ググらない”。Z世代のSNS事情をZ目線で解説してみた|今瀧健登 / Z世代の企画屋
  • ドイツにおける『東京リベンジャーズ』問題|Kataho@フランクフルト

    アニメや漫画とその表現規制を考える一助になるかもしれない。そんな思いから、今年ドイツのアニメファン界隈を騒がしている『東京リベンジャーズ』と「マンジ」の問題を取り上げてみます。 きっかけは、今年6月に開催された「ドイツコミケ」を目指すドイツ最大のアニメ漫画イベント「ドコミ」での出来事です。7万人を超えるファンが来場したイベントですが、ツイッターやフェイスブックなどのSNSで話題になったのが『東京リベンジャーズ』の「マンジ」をめぐる問題です。 どれくらい話題になったのかというと、ドコミの運営団体が後日、公式に立場表明を行わざるを得なかったほどです。 まずはその立場表明を見てみましょう。 #servicetweet [🇩🇪] & [🇬🇧] Wir bedanken uns bei allen Besuchern, die ein offenes Gespräch mit uns su

    ドイツにおける『東京リベンジャーズ』問題|Kataho@フランクフルト
  • 2021年M1、オズワルド前後問題、上沼恵美子さん採点暴走問題、塙どうした問題をデータで確認する|松本健太郎

    錦鯉優勝の瞬間、抱き合っているおっさん2人の姿を見て、こちら側も貰い泣きしてしまいました。錦鯉さん、優勝おめでとうございます。 前評判では、昨年のマヂカルラブリーみたく「漫才か漫才じゃないか論争」が巻き起こるのではないかと言われていましたが、蓋を明ければ錦鯉・インディアンスによるバカボケ大戦、オズワルドによる正統派漫才が決勝に駒を進めました。 特に、錦鯉・長谷川さんの「口を開くだけで面白い」は、私にとってジミー大西さん以来です。一番最後に遅れてやってきたお笑い第5世代の逆襲に胸が熱くなります。当におめでとうございます&お疲れ様でした。 それでは、2021年のM1を各審査員の採点傾向と共に、様々な観点から振り返りましょう。 今年も過去3年間と顔ぶれが変わらず、逆に過去比較がし易くなっています。あと1年は同じ体制で続けて欲しいですね。日ハムの栗山監督だって10年やったんですから、その半分は続

    2021年M1、オズワルド前後問題、上沼恵美子さん採点暴走問題、塙どうした問題をデータで確認する|松本健太郎
  • 「男女差別がなくなると、少子化も改善するよ」というデータを示すと、なぜ反論(クソリプ含む)が押し寄せるのか?|前田晃平

    先日「ジェンダーギャップが縮まるほど出生率が上がるよ」と、ツイートをしたところ、たくさん「いいね」をもらいました。でも、「いいね」だけじゃなくて、反論( クソリプ含む😇 )も押し寄せてきました。 「女性の社会進出が進むから少子化が加速するんだ!」と思っている人! 逆ですよ! 先進国では、ジェンダーギャップが縮まるほど出生率が上がります。そして、女性の社会進出には「男性の家庭進出」が必須です! 少子化克服の鍵を握っているのは、男性です。男たちこそ、今の働き方を見直すべき pic.twitter.com/lqIKZslv2r — 前田晃平 / 著書『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』🔥 (@coheemaeda) July 30, 2021 「せめて、文字を読んでから反論してください😢」というようなレスも多い中、確かに、これは丁寧に説明すべきだなと思うものもありました。 例えば「女

    「男女差別がなくなると、少子化も改善するよ」というデータを示すと、なぜ反論(クソリプ含む)が押し寄せるのか?|前田晃平
  • オンライン時代の小説のゆくえ(1)|まつもとあつし

    電撃文庫の編集長をされていた頃からいろいろとお世話になっている三木一馬さんが、わずか1年ほどでサービス終了となった「LINEノベル」の振り返り記事をアップされました。(ヘッダー画像はLINEノベル公式ブログから引用) 日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」のような例はありますが、終了したサービスについて、当事者から語られることは貴重ですし、とても誠実な、そして今後の野心的な取り組みの一端が垣間見える内容になっています。何よりも出版産業が抱えるジレンマがそこにはよく現れていると感じました。

    オンライン時代の小説のゆくえ(1)|まつもとあつし
  • モヤッとする翌日、東京オリンピック2020開会式が露呈したもの、僕たちはそれらを噛み締めて前を向いていかないといけない|安川新一郎 BRAIN WORKOUT〜人工知能(AI)と共存するための人間知性(HI)の鍛え方〜

    モヤッとする翌日、東京オリンピック2020開会式が露呈したもの、僕たちはそれらを噛み締めて前を向いていかないといけない 「とにかく始まったんだから、純粋にアスリートのパフォーマンスを楽しんで勇気をもらおうよ」「現場で汗をかいて頑張って開催にこぎつけた人達を今批判してどうするの?」 その気持ちは、僕の中にもあり、書く手が止まる。ネット情報も錯綜する中、オリンピックや政権批判を書く事に、炎上や偉い人を怒らせるリスクこそあれ、何のメリットもない。 でも、今ここで、今回の一連のオリンピック大会準備が露呈したことを総括しておくことは、大切なことだと思う。今日しかかけない、競技が格的に始まる前に、今日日人に読んでもらうべきことを書こうと思う。それは、 今回の開会式が世界に発信した「日」とは一体なんだったのだろうか。 ということだ。 ビジョンがない、世界へのメッセージがない日2016年夏のリオデ

    モヤッとする翌日、東京オリンピック2020開会式が露呈したもの、僕たちはそれらを噛み締めて前を向いていかないといけない|安川新一郎 BRAIN WORKOUT〜人工知能(AI)と共存するための人間知性(HI)の鍛え方〜
  • もしかして我々は日本史上一番愚かな政治と付き合わされてるのではないか?|荒川和久/独身研究家・コラムニスト

    このところの日の政府も都知事も、ふざけているのか、突っ込み待ちの漫才のボケみたいなことばっかりやっている。 そもそもの間違いはここから。

    もしかして我々は日本史上一番愚かな政治と付き合わされてるのではないか?|荒川和久/独身研究家・コラムニスト
  • 日本の古いシティポップはなぜいま海外で大人気なのか?|佐々木俊尚

    「シティポップ」という言葉は一般名詞にも見えますが、狭義では日で1970年代後半から80年代にかけて流行った都会的なポピュラー音楽のことを指しています。この日のシティポップがいま、なぜか海外で大人気になって話題騒然です。その中心にあるのは山下達郎さんや竹内まりやさんの楽曲ですが、最近では故松原みきさんの1979年のデビューシングル「真夜中のドア/Stay With Me」が人気を集め、なんとYouTubeで1500万再生、Spotifyではこの1年で460万回も再生されているそうです。さらにアップルミュージックのJ-Popランキングでは、現在活躍しているミュージシャンを差し置いて12か国で1位を獲得し、47か国でトップ10入りしているとか。驚くべき事態です。 日でもこの海外でのブームは注目され、それに触発されたというわけではないと思いますが、シティポップの源流をつくった著名なレコーデ

    日本の古いシティポップはなぜいま海外で大人気なのか?|佐々木俊尚
  • cakesのホームレス「取材」記事で考えた、「消費」する目線|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

    先日、「cakesクリエイターコンテスト2020」の優秀賞を受賞した作品、「ホームレスを3年間取材し続けたら、意外な一面にびっくりした」に、批判や違和感を訴える多くの声が向けられました。 ホームレスを3年間取材し続けたら、意外な一面にびっくりした | ”作る”ホームレスたち | ばぃちぃ | cakes(ケイクス) 河川敷に暮らすホームレスの人々を3年間、支援し続けている、ばぃちぃさんご夫。彼らと時間をかけてコミュニケーションをとり、 cakes.mu 大西さんの記事で指摘されている通り、ばぃちぃさんのcakesの記事には、ホームレスの方々を会いに行ける「興味の対象」としてとらえ、”自分とは違う生き方”をしている人々として「覗きに行く」ことを楽しんでいる印象を私自身も受けました。 例えば「私たちが日常生活をしているなかでは触れる機会が少ない体験をおじさんたちを通してできるという刺激」とい

    cakesのホームレス「取材」記事で考えた、「消費」する目線|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
  • 子孫は残さない未婚おじさんたちが未来に残してくれるものとは?|荒川和久/独身研究家・コラムニスト

    結婚したいなら強い意思があればできるとか、ホント無責任な事言う人いるんですが、結婚したくない男が一定数いる裏で結婚したいけどできない男がいることも事実。数字上のマッチング不全の問題なんです。したいとかしたくないとか個人の意思の問題じゃないんですよ。 ぜひご一読ください。 「日でそんなに男余りなら、国外で花嫁を探せばいいじゃない」なんて意見もいただくのですが、日だけじゃありません。世界中男余りです。中国は3000万人、インドに至っては5000万人の未婚男が余っています。 世界中どこへ行ってももう「詰み」なんです。 今回の記事、ヤフーニュースに掲載されるや否や、アクセスランキングとコメントランキングで共に1位を獲得しました。 総コメント数は、21時現在で739件に達しています。ありがとうございます。→12/18の12時現在で1353件まで膨れました! 毎度僕の記事でのヤフコメは荒れることで

    子孫は残さない未婚おじさんたちが未来に残してくれるものとは?|荒川和久/独身研究家・コラムニスト
  • 見えないフリしてた「所得カースト」を可視化するジタバタ行動|荒川和久/独身研究家・コラムニスト

    この文章自体に特に異論はないのですが、これを読むと、なんとなく日の「透明だけど必ずそこにある所得カーストの分断」を感じざるを得ない気持ちになる。「透明」といか、「見えないフリ」をしていたというべきか。 「コントロールできないことについてはジタバタしないに限る」はその通りです。言い換えれば、それこそ適応力ということでもある。 でもそれって、所詮「心に余裕がある」という前提の話。余裕のない人間に、たとえば、今眼前に火事の炎や津波が差し迫っている人に「ジタバタするな」と言って意味があるのだろうか? 余裕とは金である。 コロナ禍の中にあっても、給料が保証されている公務員や大企業の人達や、一定数の貯金がある人ならそれでいいだろう。しかし、びっくりすると思うが、30-40代現役世代のうちの半数は貯金なんてゼロもしくは50万円にも満たない人達で占められています。 こちらのSMBCコンシューマーファイナ

    見えないフリしてた「所得カースト」を可視化するジタバタ行動|荒川和久/独身研究家・コラムニスト
  • 「なぜブシロードの広告は多いのか」 木谷高明氏ロングインタビュー第2回|数土 直志(すど・ただし)

    2007年設立、2019年7月に東京証券取引所マザーズ市場に上場と、破竹の勢いで成長するエンタテイメント企業ブシロード。その創業者・木谷高明氏に、昨年12月に日経COMEMOの場で1時間半にわたる公開インタビューを敢行しました。 そのトークの内容を、3回にわたりお届けるインタビュー記事の第2回です。 前回は「ブシロードの誕生と成長」について伺っていますが、今回はビジネスの極意と、木谷氏のプロデューサー論に迫ります。 ■“トレーディングカード”と“プロレス”にあったビジネスチャンス数土直志(以下、数土) 2007年にブシロードを立ち上げた時に、なぜトレーディングカードゲームからビジネスをスタートしたのですか? 木谷高明氏(以下、木谷) 簡単です。2007年当時、トレーディングカードゲームにビジネスの可能性があると信じていたからです。 数土 2006年の日のトレーディングカードゲームの市場は

    「なぜブシロードの広告は多いのか」 木谷高明氏ロングインタビュー第2回|数土 直志(すど・ただし)
  • 「いかにしてブシロードは誕生し、成長したか」木谷高明氏ロングインタビュー第1回|数土 直志(すど・ただし)

    BanG Dream!(バンドリ!)』、『ヴァンガード』など、大ヒットコンテンツを次々に創りだし、さらにあっと驚くビジネスで世を動かすブシロード創業者の木谷高明氏とのインタビューを3回連続でお届けします。 最初にこのインタビューについて、少し説明します。記事のもとになったのは昨年12月に日経COMEMOで公開インタビューとして1時間半にわたり伺ったものです。 なぜイベントだったかと言いますと、僕はインタビューをよくするのですが、「インタビュアーの話は要らない、相手の話をもっと聞かせろ!」と言われることがあるんです。確かにインタビュー記事って1時間の話を聞いたとして、記事では1/3残ればいいほうです。「じゃあ、インタビュー取材の全部を目の前で見てもらったらどうだろう?」がこの企画の始まりです。 今回はその記事版です。分量はやはり文字を起こした全体の1/3ぐらいになりました。それでも1万字大

    「いかにしてブシロードは誕生し、成長したか」木谷高明氏ロングインタビュー第1回|数土 直志(すど・ただし)
  • 秋葉原から池袋へ ポップカルチャー聖地の覇権交代か|数土 直志(すど・ただし)

    ■相次ぐ巨大施設誕生で大変化の「池袋」 世界の若者にはアニメやマンガ・ゲームの大国と見られる日だが、日を代表するポップカルチャーの街をご存知だろうか? きっと多くの人が「秋葉原」と答えるに違いない。 しかし近年、存在感を増しているのが「池袋」だ。この7月、池袋東口エリアに国内最大級のスクリーンを持つシネコン「グランドシネマサンシャイン」がオープン、さらにKADOKAWAが運営するアニメ専門劇場「EJアニメシアター」との連携を発表した。 2020年には同地区に巨大ビルを含む「Hareza(ハレザ)池袋」が竣工する。アニメや声優・アーティスイベントを実施するポニーキャニオン運営の「harevutai」と、ドワンゴ運営のスタジオ「ハレスタ」を擁する。 10月24日には、講談社が2020年に2800㎡のライブエンタテインメント施設を同じエリアに開業すると発表した。マンガや小説、アニメ、ゲーム

    秋葉原から池袋へ ポップカルチャー聖地の覇権交代か|数土 直志(すど・ただし)
  • 日本のアート市場が揺らいだ、歴史的瞬間|池田真優(現代芸術家)

    12月5日〜16日、12日間に及ぶ現代アーティストの小松美羽さんの個展「大和力を、世界へ。」が日橋三越店にて開催された。 シンガポール、香港、台湾中国、タイ、フランスやアメリカから、多くのアートコレクターが日に訪れた。日の美術館の理事長や館長が来店したのみならず、北京の現代アートで有名な美術館の副館長やニューヨークタイムスの記者までも来日した。 個展が始まり、僅か2日でほぼ完売した。来場者数は約3万人。 そして、展覧会の売り上げは3億を大幅に超え、上客からは外商に買えなかったとクレームが出たほどだ。これはバブル期の日画・平山郁夫展に次ぐ、日橋三越の記録となった。 今まで、百貨店では現代アートが取り扱われていることがあまり知られていなかったが、小松美羽さんの展覧会は百貨店らしからぬ異様な空気を感じた。 そこで今回は、小松美羽さんの総合アートプロデューサーを務める高橋紀成さんに日

    日本のアート市場が揺らいだ、歴史的瞬間|池田真優(現代芸術家)
    akihiko810
    akihiko810 2019/02/24
    現代アーティストの小松美羽 展覧会の売り上げは3億を大幅に超え
  • 手描きアニメも4K時代 アニメ業界に押し寄せる技術革新|数土 直志(すど・ただし)

    2月中旬、気になるニュースがありました。プロダクション I.GとNetflixが「4K HDRの手描きアニメーション」を共同制作するというものです。アニメーション制作の有力会社と世界的な映像プラットフォームの試験的な取り組みです。 「ついにそんな時代に!」と感慨深いと同時に、一体どうやって実現するのだろう、という疑問も持ちました。 映画テレビ番組の高画質化は、多くの人には自然な流れです。当然アニメでも、と思うかもしれません。 しかし実写の高画質化が現実にある対象をよりリアルに映すのに対して、アニメは対象物が完全な創作物です。よりリアル感を出すには、対象物自体もより精密にしなければなりません。 問題のひとつは解像度をあげると、来見えなくてよいものが、目につき始めることです。それは旧作アニメのHD化の際にすでに指摘されてました。 解像度があがることで、手塗りのセル画ペイントのムラや、撮影の

    手描きアニメも4K時代 アニメ業界に押し寄せる技術革新|数土 直志(すど・ただし)
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