タグ

ブックマーク / www.cyzowoman.com (21)

  • 「調教されて風俗入り」は意外と多い? “家畜部屋”で暮らした女性の“リアル”な過去とは

    そのスマホ広告は、誰でも1度は見たことがあるはずだ。可愛らしくポップでライトなテイストの、風俗嬢が主人公の漫画広告を。引き込まれるように思わずクリックした人も少なくはないだろう。 どこにでもいる地味女子の、風俗嬢としての日常を描いたコミックエッセイ『リアル風俗嬢日記〜彼氏の命令でヘルス始めました』(竹書房)。 リリースされるや、電子コミックサイト「めちゃコミック」の総合週間ランキングでナンバー1にランクインし、現在も高順位をキープ。5月17日には単行第2弾も発売される同作は、作者であるΩ子さんの実体験がベースとなっている。 「彼氏の命令」という、聞けば聞くほど理解しがたい“風俗入りしたきっかけ”や、世間一般のイメージにある“やさぐれて闇を抱えた風俗嬢像”を塗り替える、仕事に対する思いなど、リアルな音をΩ子さんにうかがった。――同作が漫画化された経緯を教えてください。 Ω子さん(以下、Ω

    「調教されて風俗入り」は意外と多い? “家畜部屋”で暮らした女性の“リアル”な過去とは
  • TBSラジオ、20年連続「聴取率」トップから転落! 伊集院光ほか番組終了でリスナー不信感?

    写真ACより 開局70周年を迎えたラジオ業界の“絶対的王者”に異変が生じている。 2001年から約20年もの間、首都圏の聴取率首位を守り続けてきたTBSラジオが、今年6月の聴取率調査で転落したのだ。代わりにトップに立ったのは、FM局のJ WAVE。その後に行われた「8月度首都圏ラジオ個人聴取率調査」(ビデオリサーチ調べ)で、TBSラジオはTOKYO FMと同率1位となり、かろうじて返り咲いたものの、10月の調査ではそのTOKYO FMに単独首位を明け渡している。 潮目が変わったのは、2018年6月、TBSラジオの社長に三村孝成氏が就任してからだ。同氏は広告代理店「読売広告社」を出発地点として、J-WAVE入社後は編成局長などを歴任。05年に現在のTBSラジオに飛び込んでいる。 「同氏の理念と方策は明確です。これまで“聴取率”だけを経営指標のメインにしたことに疑問を感じ、聴取率にこだわらなく

    TBSラジオ、20年連続「聴取率」トップから転落! 伊集院光ほか番組終了でリスナー不信感?
  • 『イカゲーム』のイ・ジョンジェ主演! エセ宗教問題を扱ったオカルト・ミステリー『サバハ』に見る韓国人の宗教的心性

    『イカゲーム』のイ・ジョンジェ主演! エセ宗教問題を扱ったオカルト・ミステリー『サバハ』に見る韓国人の宗教的心性 近年、K-POP映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし、作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 『サバハ』 『サバハ』(Netflix) 今から30年以上も前、入隊を控えた冬のことだ。ソウルの繁華街・鍾路(チョンノ)を歩いていると、若い女性から突然「あなたは“ド”を知っていますか?」と声をかけられた。そして「天の“ド”」やら「人の“ド”」やら長々と並べ立てられた挙げ句、運命を占ってあげるからと半ば強引にカフェに連れて行かれた。店内をのぞいた瞬間、当時、鍾路一帯で布教活動を行っている新興宗教団体

    『イカゲーム』のイ・ジョンジェ主演! エセ宗教問題を扱ったオカルト・ミステリー『サバハ』に見る韓国人の宗教的心性
  • ベトナム戦争の虐殺被害者の証言と市民同士の連帯を映した、韓国ドキュメンタリー映画『記憶の戦争』

    近年、K-POP映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし、作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 『記憶の戦争』 (C)2018 Whale Film 韓国ではかつて、高校・大学のカリキュラムに「教練」と呼ばれる軍事訓練の授業が存在した。授業では、男子生徒は銃剣術や行軍のような基的な戦闘訓練、女子生徒は負傷者治療を想定した包帯法や担架搬送といった看護訓練を受けた。男子はさらに大学に入ると、軍隊で1週間の兵営生活体験も義務付けられていた。 こうした教育は、北朝鮮の侵攻に備え、必要になれば高校生までをも戦争に動員するために朴正煕(パク・チョンヒ)軍事独裁政権が1969年から始めたものだ。反共の方針のもと国全体

    ベトナム戦争の虐殺被害者の証言と市民同士の連帯を映した、韓国ドキュメンタリー映画『記憶の戦争』
  • 韓国映画『アシュラ』、公開から5年で突如話題に!? 物語とそっくりの疑惑が浮上した、韓国政治のいま

    近年、K-POP映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし、作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 『アシュラ』 『アシュラ』/ポニーキャニオン 現在韓国では、2022年3月に控えた大統領選挙をめぐって、与野党が擁立する候補者選びの真っ最中だ。軍事政権時代、権力の長期化がもたらした政治腐敗への反省から、任期5年、再選不可というシステムになっている韓国大統領制だが、それでも在任中は大統領に強大な権力が集中することから、時には欲に負けて人や家族が罪を犯し、時には疑惑をかけられて、その後不幸な末路を迎えた大統領経験者も少なくない。 野党・保守政党は、親友で占い師でもあった女性に政権の舵取りを頼っていたパク・クネ前

    韓国映画『アシュラ』、公開から5年で突如話題に!? 物語とそっくりの疑惑が浮上した、韓国政治のいま
  • イ・ビョンホン主演『KCIA 南山の部長たち』の背景にある、2つの大きな事件――「暴露本」と「寵愛」をめぐる物語

    イ・ビョンホン主演『KCIA 南山の部長たち』の背景にある、2つの大きな事件――「暴露」と「寵愛」をめぐる物語 近年、K-POP映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 『KCIA 南山の部長たち』 (C)2020 SHOWBOX, HIVE MEDIA CORP AND GEMSTONE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED. 軍事クーデター後、18年という長きにわたって韓国の大統領に君臨した朴正煕(パク・チョンヒ)は、1979年10月26日、実質“政権ナンバー2”であったKCIA(「大韓民国中央情報部」の略)の部長・金載圭(キム・ジェギュ)によ

    イ・ビョンホン主演『KCIA 南山の部長たち』の背景にある、2つの大きな事件――「暴露本」と「寵愛」をめぐる物語
  • ASKA、人気バーチャルYouTuberに憤慨!? 「おい!なんとか言え!」Twitter投稿にファン困惑

    ASKA、人気バーチャルYouTuberに憤慨!? 「おい!なんとか言え!」Twitter投稿にファン困惑 2019年8月にCHAGE and ASKAを脱退したASKAが、現在、バーチャルYouTuber(以下、VTuber)のファンを困惑させているという。事の発端は、今月8日にASKATwitterに投稿した「おい!なんとか言え!【夕陽リリ/にじさんじ】」から始まる、怒りのコメントだ。 「夕陽リリとは、VTuberが所属する『にじさんじ』というグループのメンバーで、Twitterのフォロワーは約16万人、YouTubeも約15万人のチャンネル登録者数を誇る人気VTuberの一人。ゲーム実況の生配信をよく行っているのですが、ASKAも夕陽の配信を見たのか、視聴者が『ビーコンがあれば大丈夫』といったコメントを残していたことに疑問を持ったよう。Twitterに『やたら「ビーコン」「ビーコン

    ASKA、人気バーチャルYouTuberに憤慨!? 「おい!なんとか言え!」Twitter投稿にファン困惑
  • 『ザ・ノンフィクション』人が集まることの意味と力「映画館に暮らす一家の物語 ~廃墟に移住した切替家の6年~」

    日曜昼のドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。3月8日放送のテーマは「映画館に暮らす一家の物語 ~廃墟に移住した切替家の6年~」。 『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)公式サイトより あらすじ 電気通信工事の会社を営む切替義典は、東日大震災を機に東北での仕事が増えたために、千葉から家族で秋田県の北部、青森に接した大館市に移住する。築65年、敷金・礼金ゼロ、フロなし、家賃わずか5万円の物件。そこは映画館の廃墟だった。映画好きで、安く住めればという義典の思い付きによるものだ。雨漏りもひどく廃墟同然の建物を修復していくうちに、周辺住民から「映画館が復活するのか」という声が多く上がり、義典は一念発起。クラウドファンディングで資金を集め、取り壊し寸前のこの物件を買い取り、映画館として復活させる。 しかし観客ゼロの日も少なくなく、苦しい経営を強いられる。義典は、道の駅の駐車場で積

    『ザ・ノンフィクション』人が集まることの意味と力「映画館に暮らす一家の物語 ~廃墟に移住した切替家の6年~」
  • 『少女まんがは吸血鬼でできている』レビュー:中世への憧れとBL的世界が詰まった“吸血鬼ジャンル”を徹底分析

    ――屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン読者の棚に入れたい書籍・コミックを紹介します。 ■『少女まんがは吸血鬼でできている 古典バンパイア・コミックガイド』(中野純・大井夏代、方丈社) ■概要 私設図書館「少女まんが館」共同館主である中野純・大井夏代夫による、「吸血鬼ジャンル」に特化した少女まんがガイドブック。名作吸血鬼まんが『ポーの一族』(萩尾望都、小学館)をはじめとした1950~70年代の古典少女まんがを中心に、終戦直後の少女雑誌の「よみもの」から現代の人気作まで総ざらいし、吸血鬼ジャンルの特有の魅力を徹底的に紹介してくれる1冊。ほぼすべての作品がカラー画像で収録されている。 ********* 女子高校生と神秘的な雰囲気をまとった美形ヴァンパイアの恋を描いた映画『トワイライト』シリーズが、アメリカを中心に爆発的ヒット作となったのは約10年前。この作品を見た人々の中で、日

    『少女まんがは吸血鬼でできている』レビュー:中世への憧れとBL的世界が詰まった“吸血鬼ジャンル”を徹底分析
  • 『氷室冴子とその時代』レビュー:誰より少女の自立を願っていたのに、少女小説家の“レッテル”に悩んだ作家の苦悩

    『氷室冴子とその時代』レビュー:誰より少女の自立を願っていたのに、少女小説家の“レッテル”に悩んだ作家の苦悩 ――屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン読者の棚に入れたい書籍・コミックを紹介します。 ■『氷室冴子とその時代』(嵯峨景子、小鳥遊書房) ■概要 少女小説の文脈で語られることが多かった故・氷室冴子を、コバルト文庫以外の小説やエッセイを含めた作家活動、プライベートにもスポットを当て再構築した評論。当時の社会情勢や少女小説の盛衰とともに、知られざる氷室の仕事や功績を改めて見直す一冊。 ************* 氷室冴子は、1980年代~90年代前半に少女時代を過ごした女性にとって、なじみ深い作家の1人だ。代表作である『なんて素敵にジャパネスク』(集英社、以下『ジャパネスク』)はシリーズ累計発行部数800万部を超え、「学校中高生読書調査」では84~95年までランクインし続け

    『氷室冴子とその時代』レビュー:誰より少女の自立を願っていたのに、少女小説家の“レッテル”に悩んだ作家の苦悩
  • 韓国映画『金子文子と朴烈』、“反日作品”が日本でロングランヒットとなった魅力とは?

    近年、K-POP映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。このコラムでは、『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)の共著者であり映画研究者の崔盛旭の解説のもと、映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 映画『金子文子と朴烈』(イ・ジュンイク監督、2017) 『金子文子と朴烈』(C)2017, CINEWORLD & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED 2019年は、1919年に日統治下の朝鮮で起こった「三・一独立運動」から100年目にあたる。今年はまた、韓国への輸出規制に端を発する反日的雰囲気の高まりがあり、さらにここ数年、歴史問題をめぐる日韓の対立が浮き彫りになる中で、韓国では植民地時代の抗日闘争や慰安婦、徴用工をテーマにした映画が次々と作ら

    韓国映画『金子文子と朴烈』、“反日作品”が日本でロングランヒットとなった魅力とは?
  • 教祖は「母以上に母だった」――父親を殺害した教団と女性信者の“罪”【板橋・占い師グループによる射殺事件:後編】

    2001年6月9日、東京・板橋の住宅街で工務店を経営する丸山寿治さん(70=当時、以下同)が射殺された。殺害に関与したとして逮捕されたのは、元暴力団員4人と占い教団「グループ向日葵」のナンバー2・渡邊義介(47)、そして丸山さんの娘・笠原友子(44)。この教団の信者だった“箱入り娘”の友子が、父親の遺産を報酬に殺害を依頼したことで起こった事件だった。 (前編はこちら:殺人の手付金は水晶1000万円――裕福な“箱入り娘”が心酔した教祖) 殺害の司令塔となった占い教祖 「グループ向日葵」の代表、吉川タカ子(64)はかつて印鑑のセールスをしていた。1990年ごろ、ある占い師の元へ、知人の印鑑業者からの紹介で「家賃を一部負担するから印鑑販売のために間借りさせてほしい」と訪ねてきたのが吉川だったという。その占い師が事務所の一部を貸すと、吉川は占いや印鑑鑑定の知識がないにもかかわらず「これは相のいい印

    教祖は「母以上に母だった」――父親を殺害した教団と女性信者の“罪”【板橋・占い師グループによる射殺事件:後編】
  • 映画『ヤクザと憲法』出演の「若頭」逮捕! 元極妻が抱いた“ヤクザ事件報道”への疑問|サイゾーウーマン

    映画『ヤクザと憲法』公式サイトより 今は亡き某指定組織の三次団体幹部のだった、待田芳子姐さんが語る極の暮らし、ヤクザの実態――。 ■『ヤクザと憲法』出演の若頭が逮捕 10月2日、大ヒットドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』(2016年、東海テレビ製作)に出演していた暴力団の若頭が建設会社関係者を脅したとして逮捕されました。建設資金の支払いを逃れようと関係者を10人ほどで取り囲み、「カネカネ言いやがって」と怒鳴ったそうで、録音された音声もニュースで公開されていました。 『ヤクザと憲法』は、「1万人動員で大ヒット」といわれるドキュメンタリー映画にあって、4万人以上を動員したそうで、今でも人気がありますね。若頭は特に「コワモテ感満載」だったので、ご覧になった方は印象に残ったと思います。話題の映画だっただけに、逮捕のニュースもネットでもけっこう取り上げられてました。ネットに「やっぱり……」的な

    映画『ヤクザと憲法』出演の「若頭」逮捕! 元極妻が抱いた“ヤクザ事件報道”への疑問|サイゾーウーマン
  • 「障害者はテレビで利用されている」ろう者の両親を持つ韓国映画監督が語る、障害者問題

    イギル・ボラ監督 耳の不自由な両親が「かわいそう」という目で世間から見られることに、ずっと違和感を覚えていたというイギル・ボラ監督。娘である監督は、両親を、そうしたイメージとはかけ離れた、家族を愛し、人生を楽しんで生きている夫婦として、ドキュメンタリー映画『きらめく拍手の音』でイキイキと映し出した。ボラ監督から見た両親の歴史、自身のルーツ、映画を通して伝えたいことから、韓国の障害者問題までを伺った。 ■私の両親は「かわいそうな人」ではないことを伝えたい ――映画『きらめく拍手の音』で、ご両親の歴史をインタビューして、どんな気持ちになりましたか? 知らないことも多かったのでしょうか? イギル・ボラ監督(以下、ボラ監督) 両親の出会いのことは、この映画を撮るまで知らなかったです。父が母に恋煩いをしていたこと、蜂の群れが花に集まるように、母のもとに男性たちが集まってきたことなどのエピソードを聞く

    「障害者はテレビで利用されている」ろう者の両親を持つ韓国映画監督が語る、障害者問題
    akihiko810
    akihiko810 2017/06/09
    聾のドキュメンタリ >『きらめく拍手の音』イギル・ボラ監督インタビュー
  • 「敵が見えづらい」、「花とゆめ」「LaLa」を創刊した編集者が語る、少女マンガの現況

    『わたしの少女マンガ史―別マから 花ゆめ、LaLaへ―』(西田書店) 美内すずえ、市川ジュン、木原敏江、くらもちふさこ、成田美名子……あまたの少女マンガ家と伴走し、名作を世に送り出してきた、元白泉社代表取締役・小長井信昌氏。集英社の少年雑誌「おもしろブック」編集部からキャリアをスタートさせ、「りぼん」「別冊マーガレット」へと移動。白泉社設立に参加し、「花とゆめ」「LaLa」を創刊した、いわば少女マンガの円熟期の立役者ともいえる。著書『わたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへ―』(西田書店)はイチ編集者の回想記にとどまらず、少女マンガがビジネスとして文化として興隆していく舞台裏を記した史料としての側面もある。一方で現在の少女マンガは雑誌が低迷し、人気作のコミックの売り上げに依存している。今回は著者の小長井氏に、現在の少女マンガを取り巻く状況と問題点を聞いた。 ――『わたしの少女マンガ

    「敵が見えづらい」、「花とゆめ」「LaLa」を創刊した編集者が語る、少女マンガの現況
  • 出産前の息子から「地球を守れ」と指令……山田まりやに宿る自然派志向を超えた“なにか”

    事を変えたら、未来が変わった!』(山田まりや、キラジェンヌ) 【第1回】 山田まりや『事を変えたら、未来が変わった!』(キラジェンヌ) <総合評価(10点満点)> 母性賛美度★★★★★★★★★ お花畑度★★★★★★★ オシャレ度/自然派志向度★★★★★★★★ 実用度★★★★ 【寸評】 初回から申し訳ないのですが、書は実は子育てではなく、「健やかエンジョイ中庸ライフ」をオススメするであることをお断りしたい。ただその中核にあるのは、無視することさえできない、山田の独特の子育て観なのだ。この「健やかエンジョイ中庸ライフ」のすごいところは、何度読んでもその定義がいまいちわからないところである。マクロビオティックや、漢方や薬膳のいう「陰陽」といったナチュラルな生活を全体として呼んでいるのだろうが、マクロビや漢方のオシャレなイメージを破壊する「健やかエンジョイ中庸ライフ」と名付けるセンスが

    出産前の息子から「地球を守れ」と指令……山田まりやに宿る自然派志向を超えた“なにか”
    akihiko810
    akihiko810 2014/12/24
    現代のキリストか聖徳太子かスーパー戦隊のレッドを産みそう
  • 人気ギャグマンガ『東京都北区赤羽』が実写映画化!? 主演は山田孝之のうわさ

    『ウヒョッ!東京都北区赤羽(1)』(双葉社) 東京・赤羽を舞台にしたマンガ『東京都北区赤羽』(Bbmfマガジン)が、実写映画化されるという。作者である清野とおる氏が、実際に在住しているという同地の“奇妙な住人”をテーマにしたノンフィクション作品だが、主人公・清野氏役を主演で務めるのは、山田孝之だという。 『東京都北区赤羽』は、2008年にBbmfマガジン社の「ケータイまんが王国」で連載スタート。12年には同社の事業撤退により連載を終了したが、昨年4月から「漫画アクション」(双葉社)で、『ウヒョッ!東京都北区赤羽』として連載再開。近頃では同作のヒットを受け、清野氏自身がテレビ出演する機会も増えているが、実写化は昨年からずっとささやかれていたという。 「国内有数の大手映画社による配給で、近々クランクイン予定です。主演は当初から山田で企画されており、実際にオファーを受けた山田も『面白い』と、すぐ

    人気ギャグマンガ『東京都北区赤羽』が実写映画化!? 主演は山田孝之のうわさ
  • 「女は自分の人生を否定できない」白河桃子と宇野常寛が語る「女子カースト」

    『格付けしあう女たち』/ポプラ社 彼氏がいる子といない子なら、いない子は「下」? 正社員で独身のおしゃれな女性社員より、夫と子どもがいるパートの方が「上」? 学校や職場など、同じ環境にいる女性同士で暗黙のうちに行われるこのような「格付け」や「上下関係」に悩んだ経験はないだろうか。いわゆる「女子カースト」といわれるものである。女子大生だろうと、独身OL、ママになろうと逃れられない「女子カースト」。そこに潜むのは「結局、社会的地位の高い男性に選ばれた方が勝ち」という昭和的価値観である。白河桃子氏の新著『格付けしあう女たち 「女子カースト」の実態』(ポプラ新書)は、その発生のメカニズムと、巻き込まれてしまった時の対処法についてつづられている。 去る12月4日、ポプラ社コンベンションホールで開催された、新刊刊行記念トークイベントに参加してきた。白河氏と対談するのは、『ゼロ年代の想像力』(ハヤカワ文

    「女は自分の人生を否定できない」白河桃子と宇野常寛が語る「女子カースト」
    akihiko810
    akihiko810 2013/12/20
    ママ友は煉獄 / 男は自分の人生否定するの? 坊さんの南直哉は「昔の男性は痛いところを突くと、怒りました。いまは泣きます。自分の人生をこれでよかったのか疑っている」と言ってたが
  • 「東京は希望」「東京には何もない」山内マリコ×中條寿子の女子と地方

    『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎) 山内マリコ氏の処女小説『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)が、地方生まれの女子の大きな共感を呼んでいる。全8章の主人公たちは、いずれも地方出身か在住者。生まれ育った田舎を肯定することができず、「ここではないどこか」を求めて悶え苦しむなか、エスケープの最大手段として、大都会へ出て行くことに憧れと希望を抱いている。 ドン・キホーテやジャスコ、ファミレスが国道沿いに立ち並ぶ、どこの田舎にもある“ファスト風土”。その中で生活が完結し、地元の仲間と結婚し出産する。主人公たちが嫌悪するこの生活は、果たして、当に絶望の地なのか――? 2005年から、地方都市のキャバ嬢たちにスポットを当て続けてきた、雑誌「小悪魔ageha」(インフォレスト)の元編集長・中條寿子氏と、山内マリコ氏が対談する。 ――中條さん、山内さんのを読んで、いかがでしたか? 中條寿子氏(以下、中條)

    「東京は希望」「東京には何もない」山内マリコ×中條寿子の女子と地方
  • 早稲女(ワセジョ)に見る「優れている人の方が自虐的で迷走してる」という病

    『早稲女、女、男』/祥伝社 早稲田大学に在学中の女子大学生、またそのOGを意味する「早稲女(ワセジョ)」。「男勝り」「自意識過剰」「負けん気が強く、プライドが高い」「自虐ネタに走る」「酒豪」といった、ある意味「女離れ」した存在として知られる早稲田の女たちは、「早稲女」というレッテルを貼られ、「男」「女」につぐ“第3の性”とまで言われている。 作家の柚木麻子さんが上梓した『早稲女、女、男』(祥伝社)は、早稲女・香夏子が、脚家志望(しかし書き上げた作品は未だなし)の先輩・長津田との恋愛で悩む姿を、立教大学、日女子大学、学習院大学、慶應義塾大学、青山学院大学の女子大学生たちの目にどう映るかを描いた連作短編集。「私は早稲女に憧れているんです」と語る立教大学出身の著者・柚木麻子さんに、「早稲女とは何者なのか」「早稲女の魅力とは」そして、早稲女を通して見えてくる、レッテルを貼られた女の葛藤について

    早稲女(ワセジョ)に見る「優れている人の方が自虐的で迷走してる」という病