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bookとgenderに関するakihiko810のブックマーク (9)

  • 弱者男性とフェミニズム(『弱者男性1500万人時代』を読んで)|シバエリ

    「弱者男性」と呼ばれる人々の実態と彼らが抱えている問題について、独自の定量/定性調査と豊富な資料から網羅的にまとめられたで、「弱者男性」という言葉を取り巻く状況に興味がある人の入門書としてとてもわかりやすい良書でした。 近年ネットを中心に可視化されつつある「弱者男性」にまつわる問題ですが、現状支援やケアはほぼなく、社会構造的に弱い立場におかれているにもかかわらず、「有害」扱いされたり、嘲笑の対象になっているのが特徴です。 「社会構造的に弱い立場におかれている」人々の支援・地位向上・エンパワーなどを行ってきたフェミニズムとの相性も悪く、フェミニズムから派生した男性学でも同様の傾向です。 例えば、おおよそ1.5億の詐欺と詐欺幇助の罪で実刑判決を受けた「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告の求刑に対して、フェミニスト弁護士の伊藤和子さんは「男性優位社会の秩序を乱した女子の朝憲紊乱の振るまいを一

    弱者男性とフェミニズム(『弱者男性1500万人時代』を読んで)|シバエリ
    akihiko810
    akihiko810 2024/05/31
    こんな本出てたのか。読むかも>トイアンナ『弱者男性1500万人時代』
  • 男性問題を語りつくそう - 集英社新書プラス

    #MeToo運動をはじめ世界的にジェンダー平等への意識が高まる中、社会の中に表れる男性性がもたらす諸問題への異議には同意しつつも、一方で自らが抱く男性性の在り方に戸惑う男性も、少なくないのではないでしょうか。 マジョリティ男性にとってのジェンダーやフェミニズムとの向き合い方を示した、杉田俊介さんの新刊『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か-#Metooに加われない男たち』。また、「非モテ」を切り口にして、男性性をめぐる加害・被害の問題を深く掘り下げた、西井開さんの新刊『「非モテ」からはじめる男性学』。 昨夏、刊行された問題作の著者二人が、現在の社会の中に現れる男性問題について、とことん語り合いました。 (2021年12月5日にReadin’Writin‘BOOKSTOREさんで開催された配信イベントの一部を記事化したものです) 『「非モテ」からはじめる男性学』3つの論点 杉田 最初に

    男性問題を語りつくそう - 集英社新書プラス
    akihiko810
    akihiko810 2022/02/14
    西井開さんの新刊『「非モテ」からはじめる男性学』。
  • 忘れ去られた女性たちの活躍を蘇らせる一冊──『アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語』 - 基本読書

    アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語 作者:ナサリア・ホルト発売日: 2021/02/26メディア: 単行(ソフトカバー) この『アニメーションの女王たち』は、ディズニー・アニメーションの中で、アートに脚にと活躍してきたにも関わらず、エンドクレジットにも表記されず、伝記などにも存在がほとんど残されていない、女性アーティストを焦点に当てた一冊である。 その立ち上げの時期、最初の女性の参画からはじまって、『白雪姫』から『アナと雪の女王』までを通して、ディズニーと女性アーティストの関係性は一直線に成長してきたわけではない。差別や平等の観点からいうと、今はディズニーが立ち上げの20世紀初頭からするとよくなったといえるが、その歴史の中には多くの差別があり、一度女性の活躍が増えたと思っても、第二次世界大戦やウォルトの死による女性参画の後退など、大きな波があった

    忘れ去られた女性たちの活躍を蘇らせる一冊──『アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語』 - 基本読書
  • 『日本の包茎』作られた「恥ずかしさ」をめぐって - HONZ

    にブックカバーはつけない。これを長年の流儀としてきた。 通勤電車でを開くと、目の前に座る人の視線がきまって表紙に注がれる。との出会いは何がきっかけになるかわからない。中には電車でたまたま見かけて興味を持ち、を買う人だっているかもしれない。出版文化への貢献のためなら、喜んで歩く広告塔になろう。そう考えて、どんなであろうと(たとえ『性豪』や『鍵開けマニュアル』といっただろうと)顔色ひとつ変えず公衆の面前でを開いてきた。それがハードボイルドな俺の流儀だった。 だが、書を手にした時、初めてその覚悟が揺らいだ。 いや、覚悟が揺らぐなんてちょっとカッコつけ過ぎである。正直に言おう。気後れしてしまったのだ。臆病な犬のように尻尾を股の間に挟んで後ずさりしてしまったのだ。カバンに手を突っ込んだまま固まっている俺を、目の前の女が不安そうに見上げた。銃を持っているとでも思われたのかもしれない。怯

    『日本の包茎』作られた「恥ずかしさ」をめぐって - HONZ
  • 山崎ナオコーラが、「ブス」に対する社会の歪みを問う | CINRA

    『人のセックスを笑うな』でデビューして以来、小説やエッセイを通じて山崎ナオコーラは社会と人のかかわりをさまざまに描いてきた。そこでは恋愛結婚、その後に続く生活などが主題になってきたが、そこに登場する人々の多くは、社会のなかで「当たり前」とされる社会的役割や性的役割から曖昧に距離をとりつつ、浮遊するような人間のあり方を示している。そこには、山崎が考える「社会」に関する思考の断片を感じることができる気がする。 だが、最新エッセイ『ブスの自信の持ち方』は、これまでの山崎作品とは少し異なる質感を持つ内容になっている。褒められた表現とは言いがたい「ブス」という言葉をめぐって綴られた全30回のウェブ連載をまとめた書は、これまでになく直球な作家の声が記録されている。なぜ山崎はブスに悩み、ブスについてのテキストを書こうと思ったのだろうか? 「私はブスです」というセリフが、「死にたいです」「ダメ人間です

    山崎ナオコーラが、「ブス」に対する社会の歪みを問う | CINRA
  • 「私、ブスだから」と気軽に言えない日本社会の「容姿差別」について(小野 美由紀)

    「ブス」とは何か? なぜ容姿を気にする側が気を遣ったり変わらなければいけないのか? そんな社会はどう歪んでいるのか? 新刊『ブスの自信の持ち方』を上梓した作家の山崎ナオコーラさんにインタビュー。なぜ今、「ブス」なのか――。 (取材・文:小野美由紀、写真:林直幸) 「ブス」は気の持ちよう? 被害者側が変わらなきゃいけない事への違和感 ――山崎さんはこれまでエッセイなどで、容姿が誹謗中傷に使われることへの抵抗感や「ブス」という言葉の使われ方に対する違和感を発信してこられました。 山崎:私は15年前にデビューしたのですが、その際に新聞に掲載された写真がネット上に無断転載されて広まっていきました。 その頃はまだネットリテラシーが浸透しておらず、個人ブログや匿名掲示板などで、容姿に関する悪口をたくさん書かれたんです。 かなりすごかったんですよ。作者名で検索すると1ページ目の結果には、Wikipedi

    「私、ブスだから」と気軽に言えない日本社会の「容姿差別」について(小野 美由紀)
  • 東大生強制わいせつ事件で議論紛糾――小説『彼女は頭が悪いから』が果たした役割とは? | 文春オンライン

    今も気持ちがざわついている。重苦しさがなかなか消えてくれない。12月12日、東大駒場キャンパスで開かれた姫野カオルコさんの『彼女は頭が悪いから』についてのブックトーク。2016年に起きた東大生・東大大学院生5人による集団強制わいせつ事件に想を得て書かれたこの小説について、著者を招いて当の東大で議論するというのだから、スリリングな展開になるのは必至だ。そう思って取材に行くと、展開は予想を超えていた。 参加者は東大内外の約250人、立ち見まで出る盛況ぶりだった。始まってまもなく、司会のエッセイスト、小島慶子さんに執筆動機を聞かれた姫野さんが「ちょっといいですか」とパネリスト席から立ち上がって前に出てきた。客席にいた男子学生1人を「来て」と呼び、客席側を向かせて「見て! 緊張しません?」と問う。「すごい緊張しております」。彼が応じると「そうでしょう? 私、だまされて来たんです。東大の教室でおしゃ

    東大生強制わいせつ事件で議論紛糾――小説『彼女は頭が悪いから』が果たした役割とは? | 文春オンライン
  • 『男をこじらせる前に』湯山玲子さんインタビュー 「文化にハマって”競争”を飼い慣らそう!」|ガジェット通信 GetNews

    映画音楽ファッションなどを題材に雑誌・書籍のコラム執筆やテレビでのコメンテーターとして活躍している湯山玲子さん。『女装する女』(新潮新書)や『四十路越え!』(角川文庫)など、一貫して女性の生き方に関しての考察を続けているほか、大音量でクラシック音楽を聴く『爆クラ』や、自ら寿司を握る『美人寿司』といったイベントも主宰しています。 そんな湯山さんが、最新刊『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(角川書店)では、これまで遡上に乗せてきた女子と対となる男性について正面から取り上げ、その生態や問題点を喝破する内容が話題に。「マツコ・デラックスはなぜ何を言っても許されるのか」といったことから「日男性がなぜマザコンなのか」といったことまで、さまざまな事象を巡っています。 ここでは、そんな湯山さんに『男をこじらせる前に』についてのインタビューを敢行。特に、高度成長期からバブル期以

    『男をこじらせる前に』湯山玲子さんインタビュー 「文化にハマって”競争”を飼い慣らそう!」|ガジェット通信 GetNews
  • 鈴木涼美『「AV女優」の社会学──なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』書評 – sociologbook

    私たちはジェンダーやセクシュアリティに関する話が好きだ。とくにセックスワーカーや風俗嬢などに関する噂話が大好きだ。なかでも、そういう仕事をなぜ好んでしているのか、どういうきっかけでその仕事に入ってきたのか、あるいは、そういう仕事に就くような女の子は、どういう家族構成で、どういう暮らしをしていたのか、という、動機や原因を探るような話が大好きである。 しかし、おそらく、セックスワーカーに関するこういう話し方は、彼女たちをなにか逸脱したもの、規範から外れたもの、おおげさにいえば「異常」なものとして扱ってしまうことになる。 書の筆者にとって、序文にも書かれているとおり、風俗やキャバクラ、そしてAVの世界は身近な世界だった。だから、筆者はそういう場所にいる女性たちを、なにか私たちと異なるものとして描きたくなかったのだろう。 性を売る女性たちのなかでもAV女優はとくに、動機や原因を語る圧力につねにさ

    akihiko810
    akihiko810 2014/03/26
    キカタン女優が、「風俗嬢より(男たちが)優しくしてくれる仕事だから」と本に書いてたが
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