タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (217)

  • 最前線と2列目のオールマイティー、北川航也が森保Jで得た発見とは。(安藤隆人)

    大分銀行ドームで行われたキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦のアタッカー陣のスタメンは、1トップ3シャドーの全員が海外組だった。 試合が展開するにつれて、Jリーグでプレーするアタッカーが続々と投入されていく。 最初に投入されたのが、清水エスパルスのFW北川航也だった。 68分、FW大迫勇也に代わって1トップに入ると、大迫のようなポストプレーを見せつつ積極的にDFラインの裏に潜り込んで、細かなタッチからゴールを狙った。 77分にMF堂安律に代わってFW杉健勇が投入されると、北川はトップ下のポジションに移った。すると74分、MF伊東純也が右サイドを深くえぐり込むと、北川はゴール前のスペースにいち早く走り込んだ。伊東からマイナスの折り返しは相手DFにカットされてしまったが、彼らしいゴール前のスペースへの潜り込みだった。 DF3人を振り切った決定機。 このプレーでリズムに乗った北川は、後半アディ

    最前線と2列目のオールマイティー、北川航也が森保Jで得た発見とは。(安藤隆人)
  • レアルの日本人社員だった男。酒井浩之「実は言うほどお金がない」(北條聡)

    えっ、お金がない? 第1のギャップは、そこにあったという。レアル・マドリー(スペイン)の正社員として働いていた酒井浩之氏の言葉だ。 「もちろん、売り上げは大きいですが、出て行く額も大きい。だから、キャッシュフロー(収入から支出を差し引いて手元に残る資金の流れ)はごくわずかなんです」 要するに、世間一般でイメージされているような金満クラブではない、と。確かに、マドリーには莫大な損失を出した場合、それを補填しうる大企業や大富豪が存在しない。そもそもクラブのオーナーはソシオと呼ばれる約9万人のクラブ会員だ。 下手を打てば、大変な負債を抱え込んでしまう。サッカー界随一のブランド力を持つとはいえ、その上にあぐらをかいては経営破綻へ一直線。そんなシビアな環境にある、というのが、酒井氏の実感らしい。 酒井氏は2015年3月、日人としては初めて、レアル・マドリー大学院のスポーツマネジメントMBAコースに

    レアルの日本人社員だった男。酒井浩之「実は言うほどお金がない」(北條聡)
  • 絶対王者・東福岡に揃った才能たち。1校から4選手がJ入りの可能性も!?(安藤隆人)

    前列左から青木駿(MF)、鍬先祐弥(MF)、福田湧矢(MF)、藤川虎太朗(MF)、高江麗央(MF)、後列左から児玉慎太郎(DF)、藤井一輝(FW)、中村駿(DF)、小田逸稀(DF)、三郎丸瑞基(DF)、前島正弥(GK)。 「ストップ・ザ・東福岡」包囲網が敷かれる中、インターハイ2日目の7月28日から、前人未到の3連覇に向けて、いよいよ王者が動き出す。 一昨年、昨年とインターハイを連覇した東福岡は、DF小田逸稀、児玉慎太郎、MF鍬先祐弥、藤川虎太朗といった昨年からのレギュラーに加え、MF高江麗央、福田湧矢ら出場経験がある選手が多数おり、チーム力は昨年以上と言われている。ユース年代最高峰のリーグである高円宮杯プレミアリーグWESTでも、9試合終了時点で2位・広島ユースと勝ち点差なしの3位に付けるなど、偉業達成も十分に視野に入っている。 今年の東福岡でプレーする小田、鍬先、藤川、高江の4人は、い

    絶対王者・東福岡に揃った才能たち。1校から4選手がJ入りの可能性も!?(安藤隆人)
  • 最近の白鵬の相撲を丁寧に批判する。能町みね子が「最強」に望むこと。(能町みね子)

    横綱・白鵬の相撲に対し、批判の声が増しています。私自身にもその思いは強くなっています。 今年の春場所千秋楽。優勝のかかった結びの一番で、日馬富士を相手に立ち合いで左に大きく身体を躱し、「変化」で勝ったのは記憶に新しい。館内には前代未聞の大ブーイングが起こり、それに気圧されるように白鵬は土俵下でのインタビューの最中に相撲内容について謝罪し、ついには泣いてしまうという異常事態が起こりました。 白鵬の相撲内容が批判されること自体は、以前から珍しくない。しかし、問題の春場所を終え、夏場所になって批判はさらに大きくなったように感じます。 まず一点は「カチ上げ」。カチ上げは来肩から腕全体で相手の身体にぶち当たって身体を起こす技です。しかし白鵬は肘の鋭角の部分で殴りつけるようにすることが多く、ほぼ肘打ちです。 原稿執筆時点(夏場所10日目)で、立ち合いで顔を目がけた「カチ上げ」を試みた取組が3番(宝富

    最近の白鵬の相撲を丁寧に批判する。能町みね子が「最強」に望むこと。(能町みね子)
    akillertwit
    akillertwit 2016/05/23
    最近の白鵬の相撲を丁寧に批判する。能町みね子が「最強」に望むこと。 - 新着コラム - Number Web
  • 「理想の中小クラブ」の経営手法。ビジャレアルの悲願、またも潰える。(工藤拓)

    チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグの準決勝に勝ち残ったスペイン勢4チームの中で、個人的に最も決勝進出を望んでいたチームが唯一、涙をのんだ。アンフィールドでリバプールに0-3と完敗したビジャレアルだ。 借金ゼロの健全経営を貫きながら、良質なフットボールの一貫教育を施す下部組織出身の選手を多数登用し、資金力で上回るビッグクラブと同等、時にそれ以上の成績を出し続ける。 フェルナンド・ロイグ現会長が大株主となった1997年以降、右肩上がりの成長を遂げてきたビジャレアルの成功は、中小クラブの理想的な経営モデルとして国内外で高く評価されてきた。 しかし、そんな優良クラブには1923年の創設以来、いまだ果たせぬ夢がある。初のファイナル進出、そして初タイトルの獲得である。 上位の常連でも、実はまだタイトルがない。 リーガ・エスパニョーラでは上位争いの常連ではあるものの、最高順位は'07-'08シーズン

    「理想の中小クラブ」の経営手法。ビジャレアルの悲願、またも潰える。(工藤拓)
    akillertwit
    akillertwit 2016/05/16
    「理想の中小クラブ」の経営手法。ビジャレアルの悲願、またも潰える。(3/3) - 海外サッカー - Number Web - ナンバー
  • NumberWeb版、2016年J1順位予想!戦力的には3強状態、残留争いは?(Number編集部)

    2016年のJ1開幕が間近に迫ってきました。 昨年も最後の最後まで順位が入れ替わる激しい展開で、 「世界で最も予想が難しい」という称号を再認識したJリーグ。 Numberが誇る3人のJリーグウォッチャーがその予想に挑みました! ●佐藤俊 スポーツライター 1位:ガンバ大阪 2位:サンフレッチェ広島 3位:浦和レッズ 4位:鹿島アントラーズ 5位:川崎フロンターレ 6位:FC東京 7位:サガン鳥栖 8位:横浜F・マリノス 9位:ヴィッセル神戸 10位:ジュビロ磐田 11位:ベガルタ仙台 12位:湘南ベルマーレ 13位:アルビレックス新潟 14位:名古屋グランパス 15位:大宮アルディージャ 16位:柏レイソル 17位:アビスパ福岡 18位:ヴァンフォーレ甲府 J1優勝を予想する上でポイントになるのが(1)分厚い戦力、(2)強いメンタル(モチベーション)、(3)経験値(優勝経験)、(4)継続性

    NumberWeb版、2016年J1順位予想!戦力的には3強状態、残留争いは?(Number編集部)
    akillertwit
    akillertwit 2016/02/27
    NumberWeb版、2016年J1順位予想!戦力的には3強状態、残留争いは? - 新着コラム - Number Web
  • 川口能活、相模原で「もうひと花」。サッカーの全てを楽しむために。(二宮寿朗)

    「今の場面は、ファウルしてまで止めなくていいぞ! 後ろに人がいるから」 「今のはファウルでも仕方ない。いいファウルだ!」 2月に入ったばかり。緑に囲まれた神奈川県相模原市の相模原ギオンフィールドで、川口能活の大きな声が響き渡っていた。 日本代表の“レジェンド”である彼は今季、J2のFC岐阜を退団し、J3のSC相模原に移籍した。若い選手が中心になるチームの主将を任され、ゲーム形式の練習では積極的にアドバイスを送っていた。 現在40歳。昨季はケガでほとんど出場できなかったが、まだまだやれる自信はあった。新天地を求めた際、真っ先にオファーしてくれたのが相模原だった。 相模原はホームスタジアムの座席数などがJ2の基準を満たしていないため、優勝を果たしても来季のJ2昇格はない。それでも彼は他のオファーを待たず、このクラブを選んだ。 練習を終えて自分で氷を取り出してひざにアイシングをしながら、クラブの

    川口能活、相模原で「もうひと花」。サッカーの全てを楽しむために。(二宮寿朗)
    akillertwit
    akillertwit 2016/02/09
    川口能活、相模原で「もうひと花」。サッカーの全てを楽しむために。 - 新着コラム - Number Web
  • U-23の、エースというよりキーマン。中島翔哉という無尽蔵の10番。(佐藤俊)

    6大会連続となる五輪の出場権を獲得したU-23日本代表。リオ五輪最終予選では日替わりでヒーローが生まれ、絶対的なエース不在のチームが勝つ術を見せてくれたが、チームの中には何人か、他の選手が一目置くキーマン的な存在がいる。 その一人が、中島翔哉だ。 グループリーグでは、北朝鮮戦、サウジアラビア戦に出場した。つづく準々決勝のイラン戦は、豊川雄太がスタメンで中島は当初ベンチスタートの予定だったが、手倉森誠監督の閃きか、それともチーム結成当時から信頼して起用してきた10番を出場させるべきと感じたのか。いずれにせよ、中島はスタメン出場を果たした。 しかしイラン戦で、中島は目立つどころかミスが多く、ほとんどの時間消えていた。ところが延長戦に入ると突如ギアを上げ、2ゴールを上げてベスト4進出に大きく貢献したのである。 パスをもらう前から「打つ」と決めていた。 試合後、中島は少しホッとしたような表情を見せ

    U-23の、エースというよりキーマン。中島翔哉という無尽蔵の10番。(佐藤俊)
    akillertwit
    akillertwit 2016/01/31
    U-23の、エースというよりキーマン。中島翔哉という無尽蔵の10番。 - 新着コラム - Number Web
  • 東京Vから青森山田、そして湘南へ。神谷優太が全国選手権で流した涙。(安藤隆人)

    2015年1月。 神谷優太が青森の地を踏みしめた時、そこは一面の銀世界だった。 山形県出身で、雪景色は見慣れている。しかし、「山形とは雪の量が全然違うし、小学校途中から東京に住んでいるので、正直驚き以外なかった」。それは、これまで見たことがない景色だった。 「辺り一面真っ白で、その日は猛吹雪で、数メートル先も見づらい状況だった。厳しい環境がありそうだというワクワク感と、不安感の両方があった。もう戻れない、やるしかないという決意がついた」 ここから自分の新たなサッカー人生が始まる。高揚感と不安、そしてその後から来る不断の決意。17歳の彼はいろいろな感情に支配されながら、その一歩を力強く踏み出した。 その一歩を踏み出すまでは、当に苦悩の日々だった。今いる環境で頑張り続けようと思っても、テレビで観た「あの衝撃」がずっと頭を離れなかった。 青森山田の10番、柴崎岳を見た衝撃。 それは小学6年生の

    東京Vから青森山田、そして湘南へ。神谷優太が全国選手権で流した涙。(安藤隆人)
    akillertwit
    akillertwit 2016/01/17
    東京Vから青森山田、そして湘南へ。神谷優太が全国選手権で流した涙。 - 新着コラム - Number Web
  • <独占インタビュー> イビチャ・オシムから日本へのメッセージ。~Rewrite the Rule~(Number編集部)

    74歳になった今も全く変わらない、日そしてサッカーへの愛情。 日を離れて早7年──。今、オシムの目に日はどのように映るのか? 彼が待つサラエボに飛び、“我々が進むべき道”について聞いた。 ――今回のテーマは「Rewrite the Rule」。つまり、組織や社会を変革するための哲学についてお聞きしたいと思います。あなたは2006年にサッカー日本代表の監督に就任した際、まず最初に「日サッカーの日化」を掲げました。そこにはどんな意図があったのでしょうか。 「日化は実は簡単なことではなかった。言うは易しだが、実現は難しい。日人の特長を見極め、それを引き出す。さらに他者と比較する。ブラジルやイングランドと比べたとき、いくつかの領域で違いが明らかになった」 ――日人の特長とは何なのでしょう? 「勤勉さの面で日人は能力に恵まれている。それは能力であり特長だ。日では誰もが勤勉に働いて

    <独占インタビュー> イビチャ・オシムから日本へのメッセージ。~Rewrite the Rule~(Number編集部)
    akillertwit
    akillertwit 2016/01/15
    <独占インタビュー> イビチャ・オシムから日本へのメッセージ。~Rewrite the Rule~ - 新着コラム - Number Web
  • 4-1-4-1は東福岡の“信念”である。17年ぶり選手権制覇への道のり。(安藤隆人)

    【4-1-4-1】 伝統の真紅のユニフォームを身に纏う、“赤い彗星”東福岡において、このフォーメーションは「信念」そのものだ。 この信念を紡ぎ出し、受け継いできた東福岡において、欠かすことの出来ない人物が2人いる。 現在、総監督を務める志波芳則と、現監督の森重潤也。 この2人のメインキャストが導き出した、選手権優勝までの日々とは一体どういうものだったのか。 歴史の始まりは、今から41年前に遡る――。 1974年、志波は東福岡高校サッカー部監督に就任。当時も東福岡は男子校で、決して選手の態度や能力も良い状態とは言えなかった。だが、「このチームを絶対に日一にする」という志波の尋常ならざる情熱と手腕が、徐々にチームを強くしていく。その過程の中でベースとなっていったのが【4-1-4-1】の東福岡のサッカーである。 「68mの幅を最大限に使う。サイドを幅広く使うことで、相手が揺さぶられて隙が出来る

    4-1-4-1は東福岡の“信念”である。17年ぶり選手権制覇への道のり。(安藤隆人)
    akillertwit
    akillertwit 2016/01/14
    4-1-4-1は東福岡の“信念”である。17年ぶり選手権制覇への道のり。 - 新着コラム - Number Web
  • 清水恭孝監督と立川談志の共通点。國學院久我山が貫く「超現実主義」。(茂野聡士)

    「もし日本代表クラスの実力があっても成績が“オール1”の選手では、うちのサッカー部には絶対に入れません」(清水恭孝監督) 高いレベルでの文武両道、“最高学府(つまり、東大卒)のJリーガー”輩出を目標とする國學院久我山(東京A)。都大会を3年連続で制すると同時に、受験を経て大学で活躍する選手も多く存在し、高校サッカー界で異彩を放っている。 高い志は、ピッチ内でも貫かれる。複数選手が連動する攻撃的なスタイルは、高校サッカーファンにとってお馴染みとなった。そして今年の選手権では、過去最高成績だった準々決勝の壁を突破し、ベスト4へと名を連ねた。 明晰な頭脳と、精密に磨き上げた技術を生かしたパスサッカー。そのイメージが浸透しつつあるなかで、清水監督はこう語る。 「今年の選手たちは、特に辛抱強いんです」 確かに準々決勝までのスコアを見ると、1-0、2-2(PK3-1)、2-1、1-0。もちろん久我山ら

    清水恭孝監督と立川談志の共通点。國學院久我山が貫く「超現実主義」。(茂野聡士)
    akillertwit
    akillertwit 2016/01/09
    清水恭孝監督と立川談志の共通点。國學院久我山が貫く「超現実主義」。 - 新着コラム - Number Web
  • 伝説のプレーが生まれる大会――。全国高校サッカー、この選手を見よ!(安藤隆人)

    12月30日から開幕する第94回全国高校サッカー選手権大会。全国48代表校が一発勝負のトーナメントで覇権を争う選手権は、毎年のように様々なドラマを生み出し、同時に日の将来を担うタレント達を世に輩出している。 今大会はどのような大会になるのだろうか。強烈なタレントあり、個性的なチームあり、熱戦を約束する好カードあり。見所満載の今回の選手権を個人的な注目ポイントを挙げながら展望していこうと思う。 ここ数年、「優勝はどこですか?」と聞かれることが多いが、年々予想が難しくなっている。 それはJユースの台頭や、地方のチームのグラウンドや寮などの環境の良化、新幹線や高速道路などの交通手段の発達もあり、全国各地への戦力分散が加速しているからだ。かつての市立船橋や国見のように、レギュラーの半分以上がプロに進むような「マンモスチーム」が生まれ難くなっていることも背景にある。 加えてプリンスリーグやプレミア

    伝説のプレーが生まれる大会――。全国高校サッカー、この選手を見よ!(安藤隆人)
    akillertwit
    akillertwit 2015/12/29
    伝説のプレーが生まれる大会――。全国高校サッカー、この選手を見よ! - 新着コラム - Number Web
  • 公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。(木崎伸也)

    「デバイスには『加速度計』、『ジャイロスコープ』、『磁力計』が内蔵されている。それによってトラッキングカメラでは不可能なデータを得られるようになりました」 斎藤兼(カタパルト社のビジネス開発マネージャー) 今年7月、サッカーの常識を覆すルール変更が、またひとつFIFAからアナウンスされた。 これまでサッカーの公式戦では、選手にGPSなどの「計測デバイス」をつけることは禁止されていたが、IFAB(国際サッカー評議会)の要請により、ついに解禁されることが決まったのだ。 IFABとは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各協会からの代表者1人とFIFAからの代表者4人で構成される、サッカーのルールを決める組織だ。これまでには「ゴールライン・テクノロジー」の導入などがここで認可されてきた。 今年5月のIFABの会合においてGPSデバイスが正式に認められ、それを受けてFIFAは

    公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。(木崎伸也)
    akillertwit
    akillertwit 2015/11/17
    公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。 - 新着コラム - Number Web
  • ハリルは日本人FWを活かせるのか?クラブでの役割と違う「真ん中勝負」。(ミムラユウスケ)

    彼は一体、何を見ているのだろうか。 ヴァイッド・ハリルホジッチが、所属チームでのプレーぶりを見て選手を評価しているとしたらフォワードたちにあのようなプレーを要求することなどありえないはずだ。 しかし――。 逆に言えば、これは貴重な機会なのかもしれない。変わるためのチャンスなのだ、彼らが、そして私たちが。 ロシアW杯にむけたアジア2次予選の初戦で、日はシンガポールで引き分けた。相手陣内に攻め込みながらいつまでもゴールを割れなかった試合展開は、昨年のブラジルW杯のギリシャ戦を想起させた。力の差がある相手との試合でリードを奪えないというのは、今年1月のアジアカップのUAE戦とも共通する。 ギリシャ、UAE、シンガポールと相手のレベルは段々と落ちてきたが、いずれも90分を終えた時点では同点。ロシアW杯の出場を悲観するわけではないが、どうしてもむなしい気持ちにはなる。しかも前の2試合は中立地での開

    ハリルは日本人FWを活かせるのか?クラブでの役割と違う「真ん中勝負」。(ミムラユウスケ)
    akillertwit
    akillertwit 2015/07/04
    ハリルは日本人FWを活かせるのか?クラブでの役割と違う「真ん中勝負」。 - 新着コラム - Number Web
  • 「3位でも、優勝のようなものだ」シメオネが語る哲学とクラブへの愛。(Number編集部)

    2011年12月からアトレティコの指揮を執るシメオネ。来季はどのようなサッカーを見せてくれるのだろうか。 ルイス・エンリケ率いる新体制でバルセロナがリーガ、国王杯、そしてチャンピオンズリーグの3冠を制して終えた今季のヨーロッパサッカーは、バルサのMSN、レアル・マドリーのBBCなどストライカーたちの活躍が目についた1年でもあった。 その一方で、監督としては未知数だったバルサのルイス・エンリケ、知将らしいしぶとさでCL決勝の舞台まで駒を進めたユベントスのアッレグリ、個性的な選手たちと強い絆を育んだレアル・マドリーのアンチェロッティ、今季も新たな形に挑戦し続けたバイエルンのグアルディオラなど、監督たちの個性も際立っていた1年ともいえる。 真価を問われるシーズンとなったシメオネだが……。 なかでも今季も目を離せなかったひとりが、リーガ・エスパニョーラのディフェンディングチャンピオンであり、昨季C

    「3位でも、優勝のようなものだ」シメオネが語る哲学とクラブへの愛。(Number編集部)
    akillertwit
    akillertwit 2015/06/14
    「3位でも、優勝のようなものだ」シメオネが語る哲学とクラブへの愛。 - 新着コラム - Number Web
  • FCソウルに危なげない勝利のG大阪。遠藤保仁が語る'08年以来の手応え。(佐藤俊)

    「2008年と比べようとは思わないけどね」 実際、試合をこなし、チームが生気を取り戻した4月からはリーグ戦で負けたのは浦和戦のみと、安定した力を発揮している。 ACLを制覇した2008年と同じような勢いにも乗りつつあるように見える。あの時は、グループリーグから1回も負けずに頂点に達した。今回はグループリーグでこそ2敗したが、それ以降は無敗で首位通過を果たした。この決勝トーナメント1回戦も2連勝で突破した。 「2008年と比べようとは思わないけどね。あの時はアウェイでいい結果を出せていたんで、ホームでは余裕を持って戦えた。今回も最初にソウルで勝てたのが大きかった。今後もそういう展開になればいいけど、そう簡単に勝てるとは思わないし、もっと激しく難しい試合になっていくと思う。でも、これからさらにチーム力をアップしていけばいいんで焦りはないよ。課題もハッキリしている。それを1個ずつ潰していけば、A

    FCソウルに危なげない勝利のG大阪。遠藤保仁が語る'08年以来の手応え。(佐藤俊)
  • 韓国メディアも呆れる柏の勝負強さ。水原の肉弾戦を封じた“二段構え”。(吉崎エイジーニョ)

    韓国側の「気度」は相当なものだった。ホームチームの熱が伝わってくるゲームは最後まで行方の分からない、緊迫感あふれる好勝負になった。 19日、AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)のラウンド16初戦に挑んだ柏レイソル。アウェーで激闘の末、水原三星に3-2と先勝した。これにより5月26日のホーム第2戦では敗れてもスコア次第では勝ち上がりが決まるという有利な状況をつくった。 試合当日の韓国現地のメディアには、こんな見出しが躍っていた。 “水原、Kリーグキラー柏もこじ開ける”(『スポーツ朝鮮』) 鄭大世とベテランのレフティー、ヨム・ギフン(2010年南アワールドカップ韓国代表)のコンビネーションで柏に勝つのだと。すでに「キラー」との呼び名が定着しているあたりに、柏への警戒ぶりがうかがえた。 「韓国最大のビッグクラブ」vs.「韓国キラー」。 当事者たる水原も「大マジ」。クラブ側がオンライン上でこ

    韓国メディアも呆れる柏の勝負強さ。水原の肉弾戦を封じた“二段構え”。(吉崎エイジーニョ)
    akillertwit
    akillertwit 2015/05/22
    韓国メディアも呆れる柏の勝負強さ。水原の肉弾戦を封じた“二段構え”。 - 新着コラム - Number Web
  • 「脂汗と喘ぐ息の勝者」ユベントス。レアルを退け、CL決勝に至る95分間。(弓削高志)

    「試合時間は95分になると予想している。とても長い時間だ」 ユベントスの指揮官アッレグリの予言は正確だった。 先週5日、レアル・マドリーとのCL準決勝1stレグに2-1で勝った後、週末のセリエAを挟んで、銀河系軍団の総山ベルナベウに乗り込んできた。 土曜のカリアリ戦では、レアルに先勝した11人のうち大量10人をスタメンから入れ替え、主力選手たちの体力回復を促した。 一方で、レアルは週末のバレンシア戦に引き分け、残り2節となったリーガで逆転優勝の目はほぼ消えた。名将アンチェロッティにとって、可能性として残る今季唯一のタイトルがCLだった。 ベルナベウは、妥協なき常勝を求めるマドリディスタたちの陣だ。ファイナル進出のかかる2ndレグにはもちろん、アンチェロッティ自身の進退もかかっていた。 「“連覇できない”というCLのタブーに挑戦するために、我々はここにいる。レアルの信条を知る者なら、この

    「脂汗と喘ぐ息の勝者」ユベントス。レアルを退け、CL決勝に至る95分間。(弓削高志)
    akillertwit
    akillertwit 2015/05/16
    「脂汗と喘ぐ息の勝者」ユベントス。レアルを退け、CL決勝に至る95分間。 - 新着コラム - Number Web
  • レアルが困惑した「予想外の展開」。ユーベは王者に何を仕掛けたのか。(弓削高志)

    「勇気を持った者が勝利をつかみ、恐れをなした者は敗れる。それが、チャンピオンズリーグだ」 ユベントスとの準決勝1stレグの前夜、レアル・マドリーの指揮官アンチェロッティは、昨年の大会を含め、欧州を3度制した自身の経験則を口にした。 連覇を目指す銀河系軍団の優位は大きく、迎え撃ったユベントスも、12年ぶりに挑む準決勝の舞台に委縮してもおかしくはなかった。 だが、ユーベは大一番の初戦に王者レアルを上回る気迫と万全の策で臨んだ。臆するどころか、銀河系軍団を呑みこんだのだ。 セミファイナル特有のヒリヒリした緊張感の中で、ユベントスFWモラタが開始8分に先制点を奪う。 FWテベスの強烈なシュートをGKカシージャスが前に弾き、モラタが左足で押し込んだ瞬間、超満員のユベントス・スタジアムは歓喜で爆発した。 満足なプレー機会を与えられず、昨夏レアルから放出された若武者モラタにとって、この準決勝は古巣を見返

    レアルが困惑した「予想外の展開」。ユーベは王者に何を仕掛けたのか。(弓削高志)
    akillertwit
    akillertwit 2015/05/12
    レアルが困惑した「予想外の展開」。ユーベは王者に何を仕掛けたのか。 - 新着コラム - Number Web