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5月にRaspberry Pi 4のUSBマスストレージデバイス(以下USB MSD)ブートのベータ版が出た話を書きました。 akkiesoft.hatenablog.jp 6月にはeepromがstable扱いに変わり、Raspberry Pi OS(Raspbian)のファームウェア待ちになっていたのですが、いつの間にかファームウェアもaptで降ってくるようになっていました。よって、rpi-updateをしなくてもUSB MSDブートができるようになりました。 ただし、Raspberry Pi OSのディスクイメージが更新されていないため、USB MSDに書き込んだRaspberry Pi OSを最新にするには、Raspberry Pi 3B+か、MicroSDカードにbootcode.binだけ書いてRaspberry Piに差し込んだ環境を使ってUSB MSDブートして、apt u
USBポートに差し込むだけ!! VPNで保護されたWi-Fi APの作り方 (RaspberryPi Zero Wを使って)VPNRaspberryPiRDBOX はじめに RaspberryPi Zero WをVPNネットワークを利用した手軽で安全なWi-Fiアクセスポイントにする方法を紹介します。完成するとクラウドもしくはオンプレミスのプライベートなネットワークに対して安全に接続することができます。ルーティングテーブルをいじれば、全ての通信をVPN経由にすることももちろん可能です。 またキットを使えば、冒頭の写真のようにUSBポートに差し込むだけで簡単に使うことが出来ます。非常にかっこいいですね。 セキュリティ警察の方々を初め、USBを接続することにセキュリティ上の不安がある方も多いと思いますが、本システムはPCからは電源供給を受けているだけです。また、Raspberry Pi Zer
「お金持ち」というのは、フィクションやバラエティ番組の特集に出てくるような、豪邸に住み、ブランド物を身に着け、湯水のように金を使う人達の事だと思っていた。 きっとそういう人たちは、”何億”だとかそういう、学校で習ったけれど想像もつかないような莫大な単位の額のお金を稼いでいる。自分とは違う、遠い世界に住む人たちだ。 人口一万人足らずの町に生まれ、公立の学校に通い、田んぼに囲まれた片道4キロの通学路の途中で今日の夕飯はなんだろうとお腹を空かせながら考える。休日の友達との娯楽と言えば、街の方のショッピングセンターでプリクラを撮ること。そんなあまりにも在り来たりな日常を送っていた私にとって「お金持ち」というのは遠い存在だった。 私は田舎町の寺で一人目の子として生まれた。父親は大学教授で、母親は実家が呉服屋の専業主婦。祖父母は元々教師をやっていたようだ。 私の両親は母親の方がしっかりしていて気が強か
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