関係性から考えるものの見方(社会構成主義)、たぶん第13弾。 賢すぎる人(自分の賢さを隠そうとしない人)のもとではなぜか人が育たない。そのリーダーの能力以下の人間ばかりになる。そして「うちには人材がいない」と嘆くことになる。なぜそうなるだろうのか? 「上司の下手ゴルフ」をイメージするとわかりやすいかもしれない。上司がゴルフに自信満々だった場合、部下はそれより上手いところを見せるわけにいかないと考える。「どうだ!」と自慢する上司に「とてもかないません」とお上手を言い、上司に勝たないように気をつけてプレーする。 孔明は不世出の天才として評価されることが多い。しかし天才だったからこそ、蜀から人材を消してしまったように思う。 蜀を攻めた時、劉備は「こんなにも人材がいるとは」と驚いている。しかし劉備が死に、孔明が国を仕切るようになると、孔明は「人材がいない」と嘆くようになった。 孔明が蜀から人材を消