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ブックマーク / yutoma233.hatenablog.com (3)

  • 川瀬七緒『女學生奇譚』-思わぬ所に着地する物語 - おのにち

    川瀬七緒さんの『女學生奇譚』を読み終えた。 いやぁ、面白い!終盤はイッキ読みだった。 オチは多少マンガチックではあるものの、この物語をこう終わらせたか、というアイデアだけでもゴハンがべられる。 とにかく出だしからは想像もつかないラスト、着地点だった。 『女學生奇譚』あらすじ 物語は意味深な警告文から始まる。 このを読んではいけない。 過去に読んだ者のうち五人が発狂し、二人が家から出られなくなり、三人が失踪している。 もう一度警告する。ただちにを閉じよ。 主人公はフリーライターの八坂。 彼は、こんな警告文の挟まった『読んではいけない』を読んでくれ、という奇妙な依頼を受ける。 ネタを持ち込んできた女性は、兄がこんなおどろおどろしいメモの挟まった古書を一冊残して数ヶ月前に失踪してしまったと言う。そしてを調べることで兄の行方を見つけてくれ、と。 その古書のタイトルが『女學生奇譚』。 八坂

    川瀬七緒『女學生奇譚』-思わぬ所に着地する物語 - おのにち
  • 子どもと大人に生活習慣を身につけさせる方法 - おのにち

    昔、とある会社の新人指導みたいな仕事をしていたことがある。 教えるのは仕事でもビジネスマナーでもなく、基の生活習慣。 書類の整理整頓、洗顔歯磨き身だしなみ。 そんなの教える必要があるのか!?と思われるかもしれないが、例えば寝癖がついている会社員、結構見かけたりしないですか? そんな訳で、今日は私が新人を教える中で学んだお話です。 指導のきっかけ 私の勤めていた会社の地方支店には、新入社員が最初に配属されてくることが多かった。ほとんどが国立大卒、東京出身でずっと実家暮らし…というスペックの若い男性。 最初に遊ぶところのない田舎で一人暮らしさせ、修行感覚で仕事に専念させよう、という会社の思惑だったんだろうと思うけど、初めての一人暮らし、トラブルは多かった。 そのうち一人がオンラインゲームにハマり、仕事に来なくなり、結局退職することになった。それは仕方のない事なのだが、問題だったのは彼の机の中

    子どもと大人に生活習慣を身につけさせる方法 - おのにち
  • 他人に上手く助けを求められる人~ノックができる大人になるために - おのにち

    fujiponさんが人に助けを求められる人間である方が人生は生きやすい、という話を書いていました。そしてそうした練習を子どものうちにしておいた方が良いのではないか、とも。 上の子ども(もうじき中学生になります)が小学校に入学したばかりの頃、ちょうどそんなことを考えて色々わが家なりに取り組んでいたことを思い出しました。 今日は子どもたちを他人に上手く助けが求められる、自分の状況を周りに伝えられる大人に育てるためにした小さな練習について、書いていきたいと思います。 fujipon.hatenablog.com 我が家は両親2人、子ども2人の核家族。 5歳差の次男が生まれるまで長男は一人っ子で、結果大人と接する時間の長い子供でした。また初めての子育てと言うこともあり、私も夫も丁寧に接していたと思います。 後から気がついたのですが、彼は実に育てやすい「いい子」でした。 1歳を過ぎた頃から「お菓子は

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