「低アル」宣言の一方、ストロングも継続 酒類大手 飲みやすくて強い酒をたくさん売ってきた流れは、変わるのか。 「飲み過ぎ防止」メーカー宣言 ただしストロングも継続 アサヒビールが「スマートドリンキング宣言」を出すなど、酒類大手が低アルコール飲料に力を入れ始めている。飲み過ぎてしまう環境をメーカーも改めるべきだ、という世界的な要請が背景にある。飲みやすくて強い酒をたくさん売ってきた流れは、変わるのか。 アサヒが昨年12月に出した宣言は、体格や体質にあった飲み方を勧め、一気飲みなどの不適切な飲み方を防ぐことを狙う。 具体的には、ビール類や缶チューハイなどの販売数量に占めるアルコール度数3・5%以下の飲料(ノンアルコールを含む)の割合を2025年までに2割に引き上げることをめざす。足元の2倍強だ。「低アル、ノンアルの楽しみ方を提案していく」と広報担当者は話す。 キリンビールも低アル・ノンアルの販