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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (73)

  • 数百万の制御システムに影響も、組み込みTCP/IPスタック「NicheStack」に脆弱性

    数百万の制御システムに影響も、組み込みTCP/IPスタック「NicheStack」に脆弱性:IoTセキュリティ JFrogのセキュリティリサーチチームとForescout Research Labsは、制御システムに広く利用されているTCP/IPネットワークスタック「NicheStack」に14件の脆弱性を発見したと発表。リモートでのコード実行、サービス拒否、情報漏えい、TCPスプーフィング、DNSキャッシュポイズニングなどのサイバー攻撃につながる可能性がある。 JFrogのセキュリティリサーチチーム(旧Vdoo)とForescout Research Labsは2021年8月3日(現地時間)、工場や発電所、水処理プラントなどの制御システムに広く利用されているTCP/IPネットワークスタック「NicheStack」に14件の脆弱性を発見したと発表した。これらの脆弱性により、NicheSta

    数百万の制御システムに影響も、組み込みTCP/IPスタック「NicheStack」に脆弱性
  • LinuxとAndroid向けの高速起動ツールが106種のSoCに対応

    サイバートラストグループのリネオソリューションズが提供する、組み込みLinuxおよびAndroid機器向けの高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」が、2008年の発売以来累計で106種のSoCに対応し、128種の製品に採用された。 サイバートラストは2021年6月30日、組み込みLinuxおよびAndroid機器向けの高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」が、2008年の発売以来累計で106種のSoCに対応し、128種の製品に採用されたと発表した。 同ソリューションは、サイバートラストグループのリネオソリューションズが提供。数十秒から数分かかっていた起動を数秒から十数秒に短縮することが可能で、利用時以外は省電力のため電源を切っている機器や、瞬断から素早い復帰が必要となる機器、緊急時に電源を入れて用いる医療機器などでの起動を高速化する。 TVやBlu-rayディスクレコー

    LinuxとAndroid向けの高速起動ツールが106種のSoCに対応
  • ラズパイでAGVを制御する(その2)【サンプルコード付き】

    近年、工場などで用いられるAGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)について、より高度な走行制御を行うための取り組みが進んでいます。そこで、AGVの制御に小型ボードコンピュータの「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略してラズパイ)」を活用する目的や方法について2回に分けて解説しています。 ⇒連載「ラズパイで製造業のお手軽IoT活用」バックナンバー 今回は前回の続きとして、具体的なサンプルを使って、ラズパイで制御するAGVの構造や制御プログラムについて解説していきます。 システム構成 まず、車輪にモーターを付けた2階建てのAGV模型に、モータードライバ経由で4つの車輪からの正転/逆転の信号を8箇所、ラズパイのGPIOピンに接続しています。図1に、カメラやモータードライバ基板、車輪駆動用の9V電池を搭載する1階部分と、ラズパイと超音波センサー、ラズパイの電源

    ラズパイでAGVを制御する(その2)【サンプルコード付き】
  • 属人的な日本企業のSCM、人海戦術の負のループをいかに抜け出すか

    MONOistは2020年12月16~17日、オンラインでセミナー「サプライチェーンの革新~Withコロナ時代に必要不可欠なサプライチェーンのデジタル化~」を開催した。後編では特別講演として登壇したクニエ シニアマネージャーの宍戸徹哉氏と同マネージングディレクターの笹川亮平氏による「日企業が陥りがちなサプライチェーンマネジメントのデジタル化阻害要因」を含むDay2の内容をダイジェストでお伝えする。 MONOistは2020年12月16~17日、オンラインでセミナー「サプライチェーンの革新~Withコロナ時代に必要不可欠なサプライチェーンのデジタル化~」を開催した。前編ではコニカミノルタ SCM部 部長の神田烈氏が登壇した基調講演を含むDay1の様子をお伝えしたが、後編では特別講演として登壇したクニエ シニアマネージャーの宍戸徹哉氏と同マネージングディレクターの笹川亮平氏による「日企業が

    属人的な日本企業のSCM、人海戦術の負のループをいかに抜け出すか
  • タダでソフト開発の生産性と品質を上げる方法(8):メモリリークを一瞬で見つける「Valgrind」(その1)

    タダでソフト開発の生産性と品質を上げる方法(8):メモリリークを一瞬で見つける「Valgrind」(その1):山浦恒央の“くみこみ”な話(98)(1/3 ページ) 「タダでソフト開発の生産性と品質を上げる方法」の第8回。今回は、ソフトウェアエンジニアを悩ませる常習的なバグ「メモリリーク」を簡単に検出できる「Valgrind」を紹介します。 1.はじめに ソフトウェアの開発業務には、単純作業の繰り返しが少なくありません。大量の単純作業はプログラマーが最も嫌がる仕事で、世界中のトップエンジニアも、「あぁ、面倒だ……」と1時間に10回溜息をつきながら作業をしています。「面倒」と感じる単純作業は、自動化すべき作業で、既に自動化してある可能性が大です。面倒と感じたら、インターネットでツールを探しましょう。 ネットの世界は非常に広大で、単純作業ほどツールが出回っています※1)。これを使わないのは、最新

    タダでソフト開発の生産性と品質を上げる方法(8):メモリリークを一瞬で見つける「Valgrind」(その1)
  • 曲がるだけじゃない、PCの新ジャンルを切り開く「ThinkPad X1 Fold」の価値

    曲がるだけじゃない、PCの新ジャンルを切り開く「ThinkPad X1 Fold」の価値:小寺信良が見た革新製品の舞台裏(17)(1/4 ページ) いわゆる「曲がるディスプレイ」を搭載した製品が2019年から市場投入され始めている。レノボが2020年10月に発売した折りたたみ可能なPC「ThinkPad X1 Fold」は、単に折りたたみ可能なだけではない、コロナ禍の中でPCの新ジャンルを切り開く可能性を持つ製品に仕上がっている。 いわゆる「曲がるディスプレイ」は、電子ペーパーやOLED(有機EL)といった液晶パネル以外のディスプレイにおいて、メリットの1つとして早くから訴求されてきた。展示会などの技術展示で見かける機会は多かったが、具体的な製品イメージとして注目されたのは、2019年の「CES」でLG電子が発表した、「ロール状に画面が巻けるテレビ」あたりからではないだろうか。こちらは20

    曲がるだけじゃない、PCの新ジャンルを切り開く「ThinkPad X1 Fold」の価値
  • IntelとAMDを超えたArmのサーバ向けプロセッサ、実はソフトバンクのおかげ?

    IntelとAMDを超えたArmのサーバ向けプロセッサ、実はソフトバンクのおかげ?:Arm最新動向報告(11)(1/3 ページ) Armが開催した年次イベント「Arm DevSummit 2020」の発表内容をピックアップする形で同社の最新動向について報告する連載。今回は、「Neoverseシリーズ」をはじめとするサーバ向けプロセッサの新展開や、「Cortex-Aシリーズ」関連の新IPなどについて紹介する。 2018年、2019年とArmの年次イベント「Arm TechCon」のレポートなどを通してArmの最新動向を伝えてきた連載だが、2020年については、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響ももちろんあるが、それよりも例年開催してきたユーザーイベントが「Arm TechCon」から「Arm DevSummit(以下、DevSummit)」に変わったことで、いろいろと方向

    IntelとAMDを超えたArmのサーバ向けプロセッサ、実はソフトバンクのおかげ?
  • インテルのIoT戦略から生まれたRTOS「Zephyr」は徒花で終わらない

    インテルのIoT戦略から生まれたRTOS「Zephyr」は徒花で終わらない:リアルタイムOS列伝(7)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第7回は、IntelのIoT戦略から生まれたRTOS「Zephyr」を取り上げる。 「Zephyr」なんてリアルタイムOS(RTOS)聞いたことない、という方も多いと思う。かくいう筆者も、「この前まで忘れていた」(なぜ思い出したかはまた後で)。実は、連載の前にやっていた連載「IoT観測所」の第44回でちょっとだけ触れている。 ⇒連載記事「IoT観測所」バックナンバー ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 「Zephyr」の源流はWind Riverにあり Zephyrの源流をたどると、2015年にW

    インテルのIoT戦略から生まれたRTOS「Zephyr」は徒花で終わらない
  • Vlog業界を驚愕させた「LUMIX G100」の立役者、ノキアの「OZO Audio」とは

    ネット上で参照される情報はいまだテキストが中心ではあるが、若年層はテキストではなく、動画から多くの情報を得るようになっている。そして自分自身の意見もテキストではなく、動画のブログ、すなわち「Vlog」で発信するようになってきている。 2020年に入って、各カメラメーカーはVlogにフォーカスした製品をリリースするようになった。その一つが、パナソニックの「LUMIX G100(以下、G100)」である。マイクロフォーサーズのミラーレスカメラだが、これに搭載されたマイク機能が素晴らしかった。 3つの無指向性マイクを組み合わせることで、集音の指向性を自由に変えることができるのだ。自撮りの際は前方に、撮影しながらのレポートでは後方に、また話しながら移動すれば、顔がある方に指向性を動的に移動させる。顔認識技術とマイクの指向性を連動させているのだ。 この機能の実現に大きな役割を果たしているのが、ノキア

    Vlog業界を驚愕させた「LUMIX G100」の立役者、ノキアの「OZO Audio」とは
  • 村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化

    村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化:組み込み開発ニュース 村田製作所はオンライン展示会「CEATEC 2020 ONLINE」に出展する電池関連製品について説明。全固体電池は開発が順調に進んでおり、2020年度中(2021年3月まで)の量産開始という当初計画に変更はない。また、円筒型リチウムイオン電池については、50~60Aの大電流出力が可能な製品を開発しており2022年4月に投入する計画である。 村田製作所は2020年10月15日、オンラインで会見を開き、オンライン展示会「CEATEC 2020 ONLINE」(2020年10月20~23日)に出展する電池関連製品について説明した。注目を集めている全固体電池は開発が順調に進んでおり、2020年度中(2021年3月まで)の量産開始という当初計画に変更はない。また、円筒型リチウムイオン電池については、

    村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化
  • 予知保全や要因分析に活用、インバーター駆動対応の小形ギヤモーターIoT仕様

    関連記事 トヨタ生産方式と設備保全、IoT活用をどう考えるか 日型モノづくりの象徴ともいうべき「トヨタ生産方式」。連載では多くの製造業が取り入れるトヨタ生産方式の利点を生かしつつ、IoTを活用してモノづくりを強化するポイントについて解説していきます。第2回となる今回は、設備保全へのIoT活用のポイントについて紹介します。 故障予知は前提、“真の予兆保全”を実現するために必要になるもの 2017年はIoTやAI技術の進展により、大型機械や設備の故障予知や予兆保全への取り組みが加速した1年となった。2018年は故障予知などを前提とした、センシングやデータ管理などが進み、予兆保全に関する各種製品開発やソリューションが数多く登場する見込みだ。 製造業のサービス化、予兆保全は単なる「はじめの一歩」 製造業の産業構造を大きく変えるといわれている「第4次産業革命」。しかし、そこで語られることは抽象的

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    alcus
    alcus 2020/10/16
  • 買収の果てにオープンソース化した「Micrium μC/OS」、実は使い勝手がいい!?

    買収の果てにオープンソース化した「Micrium μC/OS」、実は使い勝手がいい!?:リアルタイムOS列伝(6)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第6回は、ミッションクリティカルな用途でも広く用いられている「Micrium μC/OS」を取り上げる。 「Micrium μC/OS」の話は、直近で言うとこちらの記事でご紹介させていただいた。簡単に振り返ると、もともとはJean J. Labrosse(ジーン・ラブロス)氏が1991年に独自に作り上げたリアルタイムOS(RTOS)である。当初の名前は「μC/OS」だったが、このμC/OSのソースコードを自身の著作である“μC/OS the Real-Time Kernel”の中で公開するという形で広

    買収の果てにオープンソース化した「Micrium μC/OS」、実は使い勝手がいい!?
  • 産業用アプリストアの脆弱性を悪用したワークステーションからの侵入

    産業用アプリストアの脆弱性を悪用したワークステーションからの侵入:スマート工場に潜むサイバーセキュリティリスク(2)(1/2 ページ) スマート工場化が加速する一方で高まっているのがサイバー攻撃のリスクである。連載ではトレンドマイクロがまとめた工場のスマート化に伴う新たなセキュリティリスクについての実証実験研究の結果を基に注意すべきセキュリティリスクを考察する。第2回目となる今回は、開発に不可欠なEWS(エンジニアリングワークステーション)の役割と、EWSの接続先である産業用のアプリケーションストアに着目する。 工場でIoT(モノのインターネット)など先進のデジタル技術を活用するスマート工場化への動きが活発化している。しかし、一方で高まっているのが、サイバー攻撃のリスクである。トレンドマイクロは2020年5月11日、工場のスマート化に伴う新たなセキュリティリスクについての実証実験研究の結

    産業用アプリストアの脆弱性を悪用したワークステーションからの侵入
  • AIによるレポーティング機能を搭載、Java対応テスト自動化ツールを販売開始

    AIによるレポーティング機能を搭載、Java対応テスト自動化ツールを販売開始:組み込み開発ニュース テクマトリックスは、Parasoft開発のJava対応テスト自動化ツール「Jtest 2020.1」を発売した。新たにAIを利用したレポーティング機能を搭載。同時に、「Jtest プロジェクトパッケージ」も販売している。 テクマトリックスは2020年8月6日、Parasoftが開発したJava対応テスト自動化ツールの新版「Jtest 2020.1」を発売した。AI人工知能)を利用したレポーティング機能を新たに搭載している。 「Jtest」は、Javaソースコードの品質可視化と単体テストの効率化を支援する自動化ツール。静的解析機能と単体テスト支援機能などを搭載する。1000個以上のコーディング規約を基にソースコードを静的に解析し、プログラムの問題点や処理フローに潜むエラーを検出してソースコー

    AIによるレポーティング機能を搭載、Java対応テスト自動化ツールを販売開始
  • 発売40周年のウォシュレット、「洗浄ノズルをくわえられるのか」にみる進化の魂

    発売40周年のウォシュレット、「洗浄ノズルをくわえられるのか」にみる進化の魂:小寺信良が見た革新製品の舞台裏(15)(1/4 ページ) TOTOのヒット商品「ウォシュレット」が1980年の発売から40周年を迎えた。温水洗浄便座の代名詞として日のトイレ文化に革命を起こしたウォシュレットだが、どのように開発され、これまで進化を続けてきたのだろうか。 TOTOという名前は、米国西海岸のロックバンドと間違えない限り、誰もが間違いなく「トイレで見たことがある」というブランドだ。そもそも日でアルファベット4文字を見ただけで製品から業態までパッとイメージできる企業は、SONYかTOTOぐらいだろう。雑学好きの方であれば、TOTOのもともとの社名が「東洋陶器」であることもご存じかと思う。 そんなTOTOのヒット商品と言えば「ウォシュレット」である。製品としては「温水洗浄便座」というカテゴリーになるが、

    発売40周年のウォシュレット、「洗浄ノズルをくわえられるのか」にみる進化の魂
  • マイクロソフトが買収した「ThreadX」あらため「Azure RTOS」はまだ実体がない

    マイクロソフトが買収した「ThreadX」あらため「Azure RTOS」はまだ実体がない:リアルタイムOS列伝(4)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第3回は、マイクロソフトが2019年4月に買収し、名称を「Azure RTOS」に変更した「ThreadX」を取り上げる。 広く利用されているリアルタイムOS(RTOS)の1つである「ThreadX」については、以前にTechFactoryの記事で解説したことがある。現在、メンター・グラフィックス(Mentor Graphics)から販売されている「Nucleus RTOS」の原型となった「Nucleus RTX/Nucleus Plus」の作者であるビル・ラミー(Bill (William) L

    マイクロソフトが買収した「ThreadX」あらため「Azure RTOS」はまだ実体がない
  • ArmはなぜIoT事業を切り離すのか、表と裏から読み解く

    既報の通り、英国のArmはISG(IoT Service Group)として展開してきた「Pelion IoT Services」とトレジャーデータ(Treasure Data)のCDPなどのサービスについて、これをソフトバンクグループ(以下、ソフトバンク)に移管するという提案を行ったことを明らかにした。稿では、このニュースを深堀りしてみたいと思う。 ⇒連載「Arm最新動向報告」バックナンバー 「ArmのIoT事業」とは何か そもそも、現在のISGが提供する製品はこちらのWebサイトにまとまっているが、大まかに分けて以下の4つになる。 Pelion IoT Platform(図1) IoT向けクラウドサービスの総称。図1の中のDeviceに対して、Connectivity Management Service、Device Management Service、Data Manageme

    ArmはなぜIoT事業を切り離すのか、表と裏から読み解く
    alcus
    alcus 2020/07/20
  • ポスト「京」のプロセッサ「A64FX」はArmベースながら異彩放つ重厚系

    ポスト「京」のプロセッサ「A64FX」はArmベースながら異彩放つ重厚系:Arm最新動向報告(5)(3/3 ページ) インターコネクト「Tofu」も進化 さて、ここまでのスライドはHotChips 30と共通だったが、ここからアップデートを。2018年10月の時点で既にA0サンプルのA64FXが稼働しており、それを利用しての実測値がこちら(図11)である。動作周波数は明らかにされていないが、DPで2.764T/3.072TFLOPSという数字からすると1.8G/2GHz駆動と考えられる。もとになったSPARC XIfxは20nmプロセスで2.2GHz駆動だったから、これに比べるとやや低めではあるが、そもそもA0サンプルということを考えれば、これでも十分な速度といえる。また、そもそも高密度に実装されることを考えると、あまり消費電力は増やしたくないわけで、それもあって低めに抑えられている可能性

    ポスト「京」のプロセッサ「A64FX」はArmベースながら異彩放つ重厚系
  • 豪華絢爛な採用実績を持つRTOSの老舗「VxWorks」の行く先

    今回はリアルタイムOS(RTOS)の老舗というか元祖というか、現在流通しているRTOSの中では最も古くから使われている「VxWorks」をご紹介したい。VxWorksは以前に執筆した記事でも簡単に取り上げているが、まずはその起源から見ていこう。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 「VxWorks」のベースになった「VRTX」とは VxWorksの元になったのは、「VRTX(Versatile Real-Time Executive)」というRTOSである。これを開発したのはジェームス・レディ(James Ready)氏(2017年末に逝去)で、彼とコリン・ウォールズ(Colin Walls)氏が立ち上げたHunter & Readyという会社の最初の製品であった(というか、むしろVRTXを売るためにHunter & Readyを立ち上げたというべきか)。 最初は8ビットMC

    豪華絢爛な採用実績を持つRTOSの老舗「VxWorks」の行く先
  • ポスト「京」のプロセッサ「A64FX」はArmベースながら異彩放つ重厚系

    ポスト「京」のプロセッサ「A64FX」はArmベースながら異彩放つ重厚系:Arm最新動向報告(5)(1/3 ページ) 「Arm TechCon 2018」では、Armのアーキテクチャライセンスを基に開発が進められている、次世代スーパーコンピュータのポスト「京」(Post-K)向けのプロセッサ「A64FX」に関する講演が行われた。 ⇒連載「Arm最新動向」バックナンバー これまで4回に渡り「Arm最新動向」として、2018年10月に米国で開催されたArmの年次イベント「Arm TechCon 2018」であったさまざまな話題をご紹介してきた。今回の5回目では、締めくくりとして、富士通というか、東京工業大学 教授 兼 理化学研究所 計算科学研究センター長である松岡聡氏による、次世代スーパーコンピュータのポスト「京」(Post-K)に向けたプロセッサ「A64FX」の話を取り上げようと思う。 「C

    ポスト「京」のプロセッサ「A64FX」はArmベースながら異彩放つ重厚系
    alcus
    alcus 2020/06/23