””””内蔵GPUもったいなくないですか?”””” Raspberry Pi4には計算資源としてCPUの他にVideoCoreⅥ(VC6)と呼ばれるGPUが搭載されています。 GPUを汎用計算に活用するGPGPUは一般的にNvidia社の外付けGPUを用いて行われていますが、組み込みボードやノートPCでもGPUは搭載されているものがあり、GPGPUが可能です。(技術的には) 組み込みボードでは計算資源の拡張が難しいのでGPGPU活用は色々と嬉しいことがあると思います。 今回は組み込みボードの代表格であるRaspberry Piの最新機、Pi4でGPGPUに挑戦します。 VC6-GPGPU プログラミング方法 Python上でVideoCore6のアセンブリを記述&実行できる神ライブラリpy-videocore6がIdein社から公開されています。 github.com アセンブラなのでプロ
小型・ファンレス・低消費電力・メンテナンスフリーなサーバーは人類の見果てぬ夢です。今回はRaspberry PiとUbuntu Coreを使ってその夢を追い求めてみます。 サーバー版ではなくUbuntu Coreをサーバーとして使う 第646回の「Raspberry PiをIoTデバイスとして活用できるUbuntu Core」ではIoTデバイス向けのUbuntu Coreを紹介しました。実はこのUbuntu Core、使いようによってはサーバーやクラウドインスタンスの用途にもマッチしているのです[1]。 Raspberry Piを「Ubuntuサーバーとして使う」だけなら、第624回の「Raspberry Pi 4にデスクトップ版Ubuntuをインストール」でも紹介したように、公式のサーバーイメージが用意されているのでそれを使う方法もあります。こちらは普通のUbuntuなので、aptコマ
今回はRaspberry Pi 4の8GBモデルでUbuntu 20.10から提供されるようになったデスクトップイメージを使用する方法を紹介します。 第624回の再読を 本記事を読み始める前に、まずは『第624回 Raspberry Pi 4にデスクトップ版Ubuntuをインストール』を再読してください。重要なことはだいたいそちらに記述しています。 Raspberry Pi 4用のUbuntu(デスクトップ)イメージ 第624回の予言どおり、あるいは第640回で少し紹介したように、Ubuntu 20.10からRaspberry Pi向けのUbuntu(デスクトップ)イメージがリリースされました。 このイメージはRaspberry Pi向けとはいいながら、メモリーが4GB以上のモデルに対応ということで、現状実質Raspberry Pi 4専用です。またメモリーが少ないモデルを所有している場合
こんにちは、IoT スペシャリストソリューションアーキテクトの三平です。 最近は安価なネットワークカメラ製品が色々販売されていて、セキュリティカメラや見守りカメラとして簡単に利用できるのでとても便利ですね。でも、そういった製品をわざわざ買わなくても、皆様のご自宅に余っている Raspberry Pi と USB カメラを組み合わせるだけで、簡単にクラウド録画対応のおうちセキュリティカメラを作れてしまうんです! この記事では、Raspberry Pi と USB カメラ、Amazon Kinesis Video Streams を用いた簡易的なホームセキュリティカメラシステムを構築します。カメラの映像を常にクラウドにアップロードするかわりに、Raspberry Pi の中で顔検出のアルゴリズムを動かし、検出時のみに動画をアップロードすることで、コストパフォーマンスの良いクラウド録画の仕組みを
小中学生のとき、「工作」や「技術家庭」の授業がありましたよね。自分のアイデアを形にすることを楽しんだ人も多いのではないでしょうか? 大人の趣味としてあの楽しみをもう一度味わってみませんか? どうせなら「動く作品」づくりはどうでしょう? 今なら工作に使える安くて小型のコンピューター=マイコンボードが簡単に手に入ります。 初めてチャレンジする人にとって、マイコンボード選びは大変です。 「自分のやりたいことに合ってるのはどれ?」 「なんとなくマイコンボードって聞いたことがあるけど、何ができるの?」 このように、初心者にとっては悩みが多いのが電子工作。 「適当にマイコンボードを買ったけど、思っていたのと違った……」 ということがないように、人気のマイコンボード、「Arduino(アルドゥイーノ)」「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」「micro:bit(マイクロビット)」「M5Stack
本格的な撮影が楽しめる公式カメラモジュール「Raspberry Pi High Quality Camera」を試す:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第22回)(1/2 ページ) 4月末に登場した「Raspberry Pi High Quality Camera」(以下、HQカメラ)は、カメラモジュール本体に16ミリ望遠レンズや6ミリ広角レンズを取り付けられるユニークな製品です。これまで存在していたピンホールカメラのような「Camera Module V2」とは異なり、まるでレンズ交換式のミラーレス一眼のような気分で本格的な撮影が楽しめます。 今回は「Raspberry Pi」シリーズの正規販売店としてラズパイ関連商品に特化したECサイト「Raspberry Pi Shop by KSY」を運営するケイエスワイにHQカメラをお借りしたので、導入方法や使い心地を紹介します。
🍓 Raspberry Pi 4 が買えるようになりました2019年11月、待望の Raspberry Pi 4 技適取得版が発売されました。H.264 ハードウェアエンコーダを搭載した、リッチなシングルボードコンピュータです。2020年5月28日には 8GB メモリ搭載の上位モデルも登場しています。 はたしてこれは何をするためのデバイスなのでしょうか? そうです、録画ですね。もうテレビの録画をするために高価なパソコンを購入する必要はありません。5000円台から入手できるマシンを利用して、安価に録画サーバーを構築することができるようになったのです。 この記事では Raspbery Pi 4 を利用した Mirakurun + EPGStation での録画サーバー構築方法と、ハードウェアエンコーダを利用した録画ファイルのエンコードについて解説を行います。 筆者の⾃宅で運⽤している録画サー
はじめに ラズベリーパイで監視カメラを作成しました。監視カメラといっても、入り口付近に設置し入場した人の確認を行うといったもので、カメラ設置場所に近づいた人(または物)に対し記録するものとしています。また24時間を想定しているので、夜でもある程度は動作してほしいと考えています(実際にはなかなか難しいようです)。 コストはかけないものとしているので、ラズパイZERO HWとカメラのみで動作するようにしました(ネットワークにつながるラズベリーパイなら大丈夫と思います)。 監視カメラとしては、カメラ画像より動体検知し、その後に動画を一定時間記録しこれをGoggleDriveに保存します。 また、できるだけ通信量が増えないように設定を変更できるようにしました(可能な範囲ですが)。 その代わりに、リアルタイム性は全く無視しています。 (ハードウエアへの電源供給やWifiなどによるネット接続は前提です
「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第21回)(1/2 ページ) これまでは「NOOBS」というツールを使って、ラズパイにさまざまなOSをインストールしてきましたが、2020年3月に「Raspberry Pi Imager」という新しいツールが公開され、今後はこれを使ってOSをインストールすることが推奨されるようになりました。今回はこのRaspberry Pi Imagerについて解説します。 インストール時にOSを指定する これまで使っていたNOOBSでは、ラズパイにmicroSDメモリカードを差して起動した後に、OSを指定してインストールしてきました。新しいRaspberry Pi Imagerでは、microSDメモリカードへの書き込み時にOSを指定してインストールすることに
ラズパイで設備稼働情報を「見える化」するための5ステップ:ラズパイで製造業のお手軽IoT活用(1)(1/2 ページ) 生産現場が特に効率化したいテーマを中心に、小型ボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズパイ)」を使った、低コストかつ現場レベルで導入できる手法について解説する本連載。第1回は、設備稼働情報を収集、蓄積、可視化して現場の改善につなげる、いわゆる「見える化」の方法を紹介します。 IoT(モノのインターネット)について、ここ数年の間で大手製造業を中心に実証実験が多数行われており、先進的な事例も幾つか出てきました。その波は、中堅中小の製造業にも広がっています。しかしながら次のような問題も発生しています。 先進的な事例には多額のコストがかかるため、他の拠点に横展開するためにもっとコストを抑えられないか あれもこれも盛りだくさんのとテーマでシステムを構築したが、生産現場で利用
ブログ管理者のP.Hです! Raspberry Piは販売台数が3000万台を突破しています。多機能かつ低価格なのが売れている理由だと思いますが、Raspberry Piを組み込んで販売する時には品質上の考慮しないといけない部分が多々あります。今回は産業用途等で組み込んで販売する場合に、どんなことに注意する必要があるか、またどうすれば産業用途で使用することができるか、について考えてみたいと思います。 Raspberry Piの種類(ハードウェア) 産業用途のCompute Module 教育用途のRaspberry Pi *B、zero 電源が不安定 GPIOピンのノイズ耐性が低い そもそも教育用途 Raspberry Piを組み込んで産業用途で使用する Compute Moduleを使用し、周辺回路を設計する Compute Moduleを使用した、評価済みの製品を購入する 顧客と相談し
ラズパイで自宅ファイルサーバを作る ~オンラインストレージの使い心地に近い「NextCloudPi」編~:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第13回)(1/3 ページ) NextCloudPiでファイルサーバを構築する NextCloudPiは前回のSambaとは異なり、GoogleドライブやDropboxといったオンラインストレージサービスに似たインタフェースを持っているファイルサーバです。共有フォルダにネットワーク越しでアクセスするような使い方はできませんが、Webベースでのやりとりとなるのでアクセスにマシンを選ばないのが特徴です。 NextCloudPiはイメージファイルの形で提供されていますので、NextCloudPiのWebサイトからダウンロードしてmicroSDメモリカードに書き込めばOKです。 まず「NextCloudPi_RPi_12-20-19」と書かれているディ
「Raspberry Piのはじめ方」が本日(2/4)発売です ラズパイマガジン等の書籍を出版している日経BPさんから、本日「Raspberry Piのはじめ方」というラズパイ初心者向けのムック本が発売になります。 Raspberry Piのはじめ方 (日経BPパソコンベストムック) 作者:出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2020/02/04メディア: ムック Raspberry Piのはじめ方 作者:出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2020/02/04メディア: Kindle版 発売したばかりのラズパイ4に完全対応し、ラズパイ入門者に向けた最適な内容になっています。名前は出ていませんが、私も3ページほど記事を書いています。内容としては、オシロ、テスターなどの測定器。3Dプリンタ、ラズパイでのディープラーニングといった内容にもなります。 実は表紙に使われている、AIでの認識画像
概要 外出時でも荷物を受け取れるように、ラズベリーパイを使って受取までのプロセスをほぼ自動化した話。 我が家がオートロックマンションのため、共同玄関をどうセキュアに開けるかがキモ。 背景 私は宅配便の受取が苦手である。 時間指定できるならまだマシだが、指定したその2~3時間どのタイミングで来るかもわからず、待っていなければならないのは苦痛である。 以前はコンビニ受け取りもしていたが、やはり段ボールを抱えて家まで帰るのは面倒である。(我が家は3件隣がコンビニだがそれでも面倒は面倒) 時間指定ができない宅配便などは、もう諦めて一度不在票入れてもらってその上で時間指定で受け取っていた。配達員の方々には申し訳ないがそうせざるを得ない。 日本の宅配便の約6件に1件が再配達 一人暮らし、共働きが多い現在、再配達率は相当多いのでは?と思い調べてみたところ、国土交通省の発表では平成31年度4月の段階で16
はじめに(2019.12.7構成図追加) 自宅のセキュリティを強化したいと思ってRaspberryPiで簡易防犯カメラを自作。セキュリティサービスや高価なカメラを買う前にちょっと試してみたいという方向け。 玄関前やリビング窓の不審者を検知しLINE通知させたり、LINEBot経由で好きなときに撮影させようと思う。 今回は左から右の赤線のように、カメラからストリーミングした動画をmotionというパッケージで動体検知させてLINENotifyで通知する。 将来的にはオレンジ点線のようにLINEBot経由で撮影させたい。 準備するもの ・RaspberryPi Zero WH ・カメラモジュール ・zero用カメラケーブル ※これらは事前に接続しておいてください ・RaspberryPiへRaspbianOSのインストール ・SSH接続ユーザの作成 ・LINE Notifyアクセストークン 今
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